ひろば
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明智光秀と細川ガラシャ
雪谷旅人 投稿日:2020年05月18日 20:58 No.792
呉座勇一,フレデリック・クレインス,井上章一,郭南燕著(執筆順) 「明智光秀と細川ガラシャ」(筑摩選書,2020年3月刊,278p)

出身や人物像に疑問が多い明智光秀とその娘,細川ガラシャについて4人の専門家が解説する。
第1章では,光秀についての諸説と本能寺の変の動機,その後の経緯について,俗説に捉われず真相を明らかにする。
第2章では,イエズス会の布教活動の盛隆と失速,細川ガラシャの信仰と受洗について。イエズス会は信長,光秀,秀吉をどう評価し,利用したかについて逐一欧州に「年報」として報告していた。ガラシャの死は次第に美化され,殉教者として欧州に広く知られるようになり,音楽劇にもなってハプスブルク家の人々を動かす。
第3章では,ガラシャが美人であったという伝説を検証する。三浦綾子の「細川ガラシャ夫人」はじめ多くの小説はガラシャが絶世の美人だったと記している。しかし,当時の日本の文献やイエズス会のレポートには美人であったという記録は一切ない。にもかかわらず,欧州では美女だったという逸話が拡大し,殉教者としてのガラシャを一層際立たせている。
第4章では,ガラシャの入信の過程と「ガラシャ」という名前の由来について詳しく書いている。

最新の学説を取り入れて分かりやすく解説している。とくに欧州から見た戦国時代やガラシャについての記述が興味深い。

<本の回し読み>
この本を読みたい方は,郵便番号,住所,氏名,電話番号 をお知らせ下さい。(投稿者名をクリックしてフォームメールから。「返信」は使わないで下さい。)読み終わったら,次の方に回して下さい。


本の紹介 kiya 投稿日:2020年05月18日 21:30 No.793
再三、いろいろな本を紹介されていますが、「読み回し」の方々はそれなりに居られますか? 本に興味があって読み回しする方々は、このぐらい居られるという、評価を一度されてはどうでしょうか?

私のように読書をしない者には、本を紹介されることを理解が出来て居りません。
「本の紹介の反応」を紹介いただくことにより、「ひろば」を見る会員の方々も、本を紹介されていることを理解すると考えます。

それにより、愚か者の私も、下記のような愚見を取り下げさせていただきます。


愚見は、本の紹介そのものは他人の話であって、会員自身の事柄や考え方や雑談ではないので、少し違うのではないかと思っていること。


「ひろば」 雪谷旅人 投稿日:2020年05月19日 08:09 No.794
「ひろば」は会員の情報交換の場です。誹謗中傷などは禁じられていますが,内容に制約がある訳ではありません。「会員自身の事柄や考え方や雑談」でなくても構いません。話題はヘチマでも映画でもよいのです。読後感には会員自身の人生観や世界観が色濃く反映されるので,むしろ推奨すべきです。

私が「ひろば」で本の紹介をするのは,旅の計画や生活に役立つと考えるからです。「激流」を読めば北海道やサハリンへの旅を夢見るでしょうし,アラスカの本を読めば無性に行きたくなります。「明智光秀と…..」を読めば長岡京の勝龍寺や「長岡京ガラシャ祭り」に行きたいと思うでしょう。そのきっかけを提供するためです。

私自身,多くの本に励まされ,感動を覚えました。同じ景色を見ても,背後にある歴史や人間を知れば感動はまるで違います。梅里雪山ではここで起った遭難と捜索の話が朝焼けの聖山をさらに感動的なものにしました。インカ,ルーマニア,パタゴニア,その他多くのところで本は旅を多彩にしました。本を読まない方はそのような体験が得られないので,大変お気の毒だと思います。

「本の回し読み」にはこれまで3名の方から要望があり,すでに発送しました。これがあまり広がらないのはプライバシー(住所,氏名など)の問題があると考えています。プライバシーを維持しながら本の交換ができれば,もっと活発になるでしょう。ご自分が読まれた本をどしどし提供して頂きたいと思います。巣籠りには読書が一番。皆さんも読後感をどんどん提供して下さい。いまは図書館が閉館になっているので,ご自分で買った本も多いでしょう。そのような本を回し読みに提供して頂きたいと思います。

本であれ何であれ,意見の交換を活発にすることはこの会の趣旨である「Forum」に適合しています。読後感を交換しあい,議論を活発にすることは会の活性化につながります。私の意見に対しても遠慮なく議論を展開して頂きたいと望んでいます。


人は、それぞれの思いで旅する。 kiya 投稿日:2020年05月19日 09:38 No.795
今日は、雨の朝です。 部屋からぼんやりと、雨に濡れた木々と雑草を見ています。
毎日には、まぶしい朝も有れば、濡れた雑草の葉が横たわり、休んでいる朝も有る。
そんな静かな視線の中で、今日は何をしようかな?と思うステイホームである。 もちろん、下手な考え休むににたり、だから、、やっぱり休んでいるのかも知れないが、それでいい。


雪谷さんの言われることも分からないでは無いが、
読書して旅行されて、
「旅をした中で、この本が参考になって、こんな感動があった。関心のある方に是非お勧めします。」という程度の紹介で十分だと思います。

「読後感には・・・反映されるので,むしろ推奨すべきです。」
「本を読まない方は・・・得られないので,大変お気の毒だと思います。」

これらは、人に押し付けるものでは無くて本好きの方の拠り所であり、それにまつわる知識をもつ方が良い、と考えるのは、本好きの方の単なる主観です。
為になるからこの本を読みましょう!というのは、不遜な考えだと思います。

私などは、旅は自由に飛び回りたいので、人の体験をなぞらえるような旅や考えは、むしろ除外したいのです。 課外授業を受けに行くわけでは無いので、そういう事に拘束されたくはないのです。

私にとっては、旅行の目的地は単なるマルクメールです。自由な旅の中で、色々な体験や出会いや感動こそが、旅行なんです。

人様の考え方や知識には左右されずに、自由に自分の思いで楽しい旅がしたい。
心の中では、芭蕉の「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。」
・・・と感じながらも、旅行は非日常でありこれを楽しみたい。

旅人には、こんな人間もいるということを承知いただけると幸いです。


別にいいのでは? 雪谷旅人 投稿日:2020年05月19日 19:39 No.797
kiyaさん言われるように,人それぞれ考え方があり,旅のスタイルがあります。ご自分のスタイルを維持されればよいと思います。私は「この本を読んで下さい」と押し付けている訳ではありません。ただ,「こんな本があるよ」と紹介しているだけです。新聞の「読書欄」程度に見て頂ければ結構です。飛ばして頂いても結構です。

それでも,「あの本読んだよ」とか「あの本読んで涙が出た」という声を聞くと嬉しくなります。やはり投稿してよかったな,と思います。ただ,よかったなら「よかった」と「ひろば」に投稿して頂きたいと思います。反応がないのでkiyaさんのように「不要ではないか」と思われてしまうのです。もっと気軽に,素直に投稿しましょう。

Yukiさんのご提案は「読書欄」をまとめるということで,確かに「読書欄」としては見やすくなるでしょうが,これをやるとかなり長くなり,他の投稿の邪魔になります。賛否はあると思いますが,これからも単発で投稿する方がよいと思います。


大月 投稿日:2020年05月20日 14:39 No.799
「ひろば」とは、平らな野原、というくらいの意味でしょう。公園というほど整備されていないが、危険でない遊びをしようが、座って談笑しようが自由に使える場所。本の紹介、大いに結構と思います。私は、以前紹介された本を図書館で2冊借りて読みました。
今は、図書館が休みのため、在庫状況を確認していませんが、成田市は在庫冊数が多いと同時に県立図書館等の本を取り寄せて頂けるし、リクエストすれば、ほとんど購入してくれます。是非、本好きな方は紹介してほしい。楽しみにしています。


公立図書館 雪谷旅人 投稿日:2020年05月20日 21:09 No.800
最近の公立図書館はサービスがいいですね。いま住んでいる多摩市でも,前の大田区でも,新刊書をどんどん入れてくれます。なければ注文もできます。ホームページに「新着図書」があり,新しい本が入ればリストに載せてくれます。私は常にここをみて,面白そうな本があれば直ちに予約するのですが,大抵は数名の方がすでに予約ずみです。皆さん抜け目がないですね。今は閉館しているので書店で漁っていますが,早く開館してほしいものです。

ついでながら,多摩市には「丸善多摩センター店」があり,ここは都内でも有数の大型書店です(都内5位)。なかなかよい本を置いています。1時間ウォーキングのついでによく立ち寄っています。