サンバーが来週ドナドナのため、入手して初めて洗車機にかけたり(私は洗車機を滅多に使わない)、鍵をキーホルダーから外して整理したり車内を掃除したりしておりました。平成最後の年にやって来て、走行距離は3万キロ弱。複数台数持ちのこと考えたら、そこそこ走った方でしょう。何より、令和になる時の連休を使って嫁と車中泊で東北旅行をしたのが最大の華。あれだけで元は取って、あとは持ってるだけ丸儲けみたいな車でした。技術的に考えたら衝突安全性はまず落第でしょうし(運転席の前は鉄板一枚だけだ!)横風への抵抗力はどう贔屓目に見ても劣悪、スーパーチャージャーは街乗りではいいけれど高速道路ではいかにもパワーを食われている感が強くて踏んでもトルクが出ないし、ヒーターは超強力だけどクーラーは大して効かないし四駆とはいえMTで街乗りリッター10キロ前後の燃費は「も、もうちょっと何とかならんか・・・?」というのが本音。しかし、リヤにセミトレを奢った足回りは確かに(後ろは)跳ねないし妙にトラクションが良く限界は低いけれどコーナリングは結構面白い。何より最小回転半径3.8メートルの取り回しと鬼のようなパッケージングで抜群の積載力は比類がなく、道具として使い倒せる小型大衆車の面白さというものを味わえたと思います。親父は昔並行輸入のシトローエン2CVを20年くらい乗っていて私が自動車少年の道に踏み込んだきっかけも2CVだったんですが、見た目も乗り心地も直進性も全く違うけれど、サンバーは私にとっての2CVだったのかなと。パーツが揃わなくなり、寄る年波であちこちに不具合も出て来たので譲渡を決めましたが、忘れ得ぬ一台になりました。