円秋の掲示板


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ご無沙汰しておりました。
菊池(K1100LT) 投稿日:2023年11月27日 18:00 No.404
円秋さん、お久しぶりです。

しばらく掲示板から遠ざかってました。
その間、アフリカツイン乗ったりしてましたが、3年前に右直事故を喰らい全損廃車になりました。
おまけに大腿骨骨折になり、3ヶ月以上入院する羽目になりました。
あの時に遠路はるばるお見舞いにいらしてくれてありがとうございました。m(_ _)m
K1100LTは休車中ですが、部品が生産終了していたりディーラーが修理受付をしてくれなくなったりで現在処遇を考えております。

最近、セカンドバイクをマジェスティSからXMAXの最新型に切り替えました。
燃費も街乗り中心で33km/l、遠出して40km/l行った事もありましたが早めのペースで大体は37km/lに落ち着いております。
昔のビクスクブームの時のとは全く別物ですね。
15インチのハイホイールタイプでもあるので安定性も高いと思いました。

R1300GS見てきましたが、円秋さんと思いは概ね同じです。
そろそろ大排気量化には限界が見えて来るのではないかと見ています。
アクティブクルーズコントロールや車間距離警報やブレーキが掛かる装置などハイテク化がなされ、やたらとコスト高になり過ぎてるのが果たして良いのか疑問を呈したいですね。
もはや高級というより単なる高額車と見てます。


円秋@管理人 投稿日:2023年11月29日 23:50 No.407
遅くなりましたが、お疲れ様でした。ビッグスクーターブームの時は基本的にクルーザータイプのスクーターが
人気の中心でしたが、今はフォルツァの変遷見てるとわかりやすいですがシート高を上げてポジションを立たせて
運動性能を上げる方向ですね。日本より海外が主戦場になったためにあちらの意向が優先されているのでしょうが
基本的には賛成です。ただゆったりとリラックスして乗るには昔の方が良かったかな・・・とも思いますね。
日本でビッグスクーターにガチで運動性能を要求する人は少数派なわけですし。

名古屋のモビリティショーは誤解を恐れず言えば東京の劣化コピーですが、それでも人混みが圧倒的に少ない分
一台一台をある程度じっくり見れるのは東京にはない大きな強み。
MAZDA ICONIC SPなど、東京では写真撮るだけに車を取り巻く十重二十重の一般人
(十重二十重という表現は比喩ではない)をかき分けるか、数十メートルの行列に並ばないといけませんでしたが、
名古屋なら数秒待てば最前列で見られるというのは実に有難い。
改めて見ていると色々と発見がありました。
しかし、SNSでも時々書いてますがセダンという形式の社会的な退潮は責任の半分くらいはメーカーにある気がします。
日本のミニバン王国化は欧州に先駆けてましたが、欧州が遅れたのはやはり、走行性能の問題が大きいでしょう。
ミニバンがセダンに比べて劣るところは何か、と考えると室内が広いこと以外のほとんど全てですが、
走行性能があまり重視されない環境、つまり道路の混雑と平均速度の低下が増えてくると、スピードを出さないから
横風に弱くても車体剛性が低くても操安が落ちても風切り音がうるさくてもそれほど問題が顕在化せず、
空気抵抗が増えても燃費の差はそれほど広がらなくなる。相対的に、室内が広くて快適というメリットが
クローズアップされてくるわけですな。
ここから先は推論が混じりますが、クロカン車など昔からあったわけで各メーカーも横目で見てたでしょうが
高級SUVの世界的なブームの嚆矢はおそらくBMWのX5やポルシェのカイエンあたり。
どちらも当時新ジャンルへの参入だったので既存の車種とカニバリズムに陥らず、実際売れましたし
車体が大きければ設計をギチギチに詰めなくてもいいので基本設計が楽、
BMWならセダンのプラットフォームに井桁組んで嵩上げすれば基本設計が大体できてしまうというお手軽さに反して
当時は付加価値モデルだったので利幅も取れる、ミニバンほど世帯じみておらずそこそこスポーティに見える、
全高が高ければ室内高も稼げて室内を広くできるといったメリットが出てきました。
後付けですが床下の厚みを持たせやすいのでそこに電池を敷き詰めて車体と剛結すればバッテリーの搭載スペースを
事故に対して強い位置に確保しつつ低重心化を果たし、更にフロア剛性も上げられるというメリットも発生。

んで、セダンはそこで保守本流の流れに乗っていけば良かったと個人的には思いますが(メーカーのリサーチ結果は知らんけど)
メルセデスがはっきり言えば発想はカリーナEDのパクリだったCLSを出してこれが売れたこと、
プジョーのリサーチ結果では「セダンの後席に乗るのはまだ成長しきっていない子供がほとんど」だったことで
リヤシートを意図的に狭くしてでもスタイル優先に振った(結果的にあれほど失敗したFMCも珍しいと思うけど)
407を出した辺りから、室内の広さを求める客はSUVに任せ、セダンは開発費の都合で2ドアクーペと統合させて
4ドアクーペルックにして、室内が狭くなっても見た目の格好と運動性能を優先される方向に振るのが
世界的な潮流になりました。しかし、カリーナEDは結局人気を失って生産終了になった歴史を持ち出すまでもなく
クーペはともかくセダンは元々実用車。日本の軽で一番売れているのが値段が高く重くて運動性能の低い
N-BOXだというのが象徴的ですが、ユーザーの最大のボリュームゾーンは大衆車であり、実用車を買うんです。
そして、室内の広さというのは非常にわかりやすいセールスポイント。
ハンドリングや乗り心地などディーラーでシートに座ってもわかりませんが、室内の広さは一発でわかる。
かくして、いみじくも現行カムリの発表会でトヨタの主査が「ユーザーが買いたいと思うような格好いいセダンを作った」
と発言したことでああ、トヨタも全然わかってねえなと思いましたが(昔ビスタがこけた例は同情の要素として考慮すべきでしょうが)、
その結果外寸の割に室内は狭くなり、視界は悪くなり、でっかい4ドアクーペのようになってしまった。
その考え方こそ、セダンが売れなくなった理由そのものですよ。メーカーが自分で売れる要素を放棄したんです。
明らかにメーカーとして間違った道に進んでいると思いますが、今それを全力でやってるのがドイツ御三家ですね。
新型の5シリーズのパッケージングなど、最悪に近いですよ。アウディもよろしくない。
今のBYDのデザイナーはアウディからヘッドハンティングされた人ですが、
移籍後の方がいい仕事をしているというのはブランドとしてどうよと思いますね。




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