映画同好会
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アデルの恋の物語
組長 投稿日:2023年05月28日 11:48 No.459
《フランスの名匠フランソワ・トリュフォーが、文豪ビクトル・ユーゴーの次女アデルの狂気的な恋を、フランセス・V・ギールの著作「アデル・ユーゴーの日記」をもとに描いた伝記映画。
19世紀半ば。アデルは初恋の男性である英国人将校ピンソンを追い、カナダの港町ハリファックスにやって来る。
下宿先でピンソンへの手紙を書き続けるアデルだったが、返事は一向にない。
やがて下宿先を訪ねてきたピンソンから冷たく突き放されてもアデルは一方的に思いを寄せ続け、次第に狂気の淵へと追い込まれていく。
当時まだ新進女優だったイザベル・アジャーニが恋にとり憑かれた主人公アデルを鬼気迫る演技で熱演し、アカデミー主演女優賞にノミネートされるなど高く評価された。》

私、イザベル・アジャーニのファンです。
同い年です。
そらもう、超美人です。
なぜか、本作は未見でした。
なぜか彼女はその美貌にかかわらず、ちょっと変な作品にばかり出演しております。
狂気の演技は本作(当時19歳)からもう始まっていたのです。

本作は今でいうストーカーの話です。
恋とはこんなに人を追い詰めるのか。
結婚したと嘘を言い、彼の結婚を破談にしようとしたり。
催眠術師に催眠状態で結婚させようとまで思い詰めます。

行くところまで行ってしまった果ては、もう普通の状態ではなくなっています。
彼が誰かもわからず、もはやただ生きているだけ。
皮肉にも彼女は85歳まで生きたのです。
関係ないですが、ビクトル・ユーゴーは国葬やったんですね。

イザベル・アジャーニの演技はもはやベテランの域です。
新進女優とは思えません。

それにしても、彼女に言い寄られて断るなんてもったいなすぎます。
嘘でも喜んで結婚しますよ。

1975年。97分。ムービープラス。3.7。




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