映画同好会
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屍人荘の殺人
組長 投稿日:2020年10月18日 17:58 No.11
《今村昌弘のベストセラー小説を神木隆之介、浜辺美波、中村倫也共演で映画化したミステリー。
山奥のペンションで起きた殺人事件に、女子大学生探偵とオタクの助手が挑む。
「仮面病棟」の木村ひさし監督とミステリーに定評のある脚本の蒔田光治が、新人作家として国内主要ミステリー賞を総なめにした今村作品の映像化に挑戦。
「センセイ君主」ほかで女優としての才能を開花させてきた浜辺が、探偵の比留子役で磨きをかけたかわいらしいコメディエンヌぶりを見せる。
比留子の助手となる葉村役の神木との息の合った掛け合いも楽しい。
ペンションが舞台の密室劇とあって、個性派俳優陣の好演も見ものだが、タイトルにまつわる驚愕の展開には狐につままれたような気分にさせられるだろう。》

原作は読んでおります。
そのトリックは前代未聞なのですが、私はさほど感心しませんでした。
でも、その年のミステリー賞を総ナメにした作品ではあります。

さて本作ですが、あまり評価は高くありません。
で、かなりハードルを下げてみたこともありますが、そんなにひどい出来ではないと思います。
おススメするほどではないですが。
惨いシーンは、レントゲン撮影で逃げたり、コミカルに描いたり、軽く観るには文句もありません。

そもそも本格ものの映画化は難しいです。
人間関係や本作でいえば、部屋の配置など一度観ただけでは覚えてられません。
小説なら何度も戻ることができます。
一人一人の尋問も退屈ですし。

そこらは本作では、図や字幕を見せ、アリバイの尋問等は省略しています。
その分少し説明不足ではありますが。
つまり本格推理の映画化は、このくらいでちょうどいいかもです。
基本的に不可能ですから。

ということで、マスター大好き、浜辺美波の可愛さがメインというわけです。
私はさほどでもないですが。
山田杏奈も可愛いです。

TVドラマ以上でもないですが、そんなに悪くないですよ。

2019年。119分。WOWOW。3.1。




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