映画同好会
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海底軍艦 組長 投稿日: 2023年12月02日 10:59:51 No.527 【返信】

《本多猪四郎監督、円谷英二特技監督のコンビが放つ東宝特撮映画の海洋冒険大作。地上征服をたくらむ海底国家ムウ帝国の野望に、秘密兵器の海底軍艦・轟天号が立ち向かう!
かつて太平洋にはアトランティス同様大陸ごと海に沈んだ帝国があったという伝説に、終戦時姿を隠した旧日本海軍の将兵たちが大日本帝国再興のための秘密兵器を作り上げていたというアイデアを組み合わせた特撮スペクタクル。
潜水艦だが空も飛び、巨大なドリルで地中をも突き進む海底軍艦“轟天号”の勇姿が見どころ。
小松崎茂がデザインした轟天号は、東宝特撮シリーズでも屈指の人気を誇る。
重厚な轟天号の発進場面や海中、海上での戦いなど、ミニチュアを巨大感たっぷりに見せる円谷特撮の真骨頂も見もの。》

確かに海底軍艦はかっこいいです。
陸海空どこでもOK、もはや無敵です。
艦には電流が流れ、冷凍光線が発射されます。

たった一隻でムウ帝国を壊滅させます。
それはいくらなんでもどうなんでしょう。
守り神の怪獣マンダ、弱すぎ。

しかし、少しは外交交渉しましょうよ。
とにかくやっつけるというのはねえ。
ムウ帝国人、特に女王がかわいそうです。

海底軍艦“轟天号”を観るべき作品です。

1963年。94分。WOWOW。3.3。


ゴジラ(1954) 組長 投稿日: 2023年11月19日 19:55:37 No.526 【返信】

《1954年に東宝が製作・公開した特撮怪獣映画の金字塔。
太平洋の沖合いで船舶が次々に沈没する事件が発生。
数少ない生存者が、巨大な怪獣の目撃談をもたらす。
古生物学者の山根博士や助手で娘の恵美子、その恋人でサルベージ機関の所長・尾形らで結成された調査団が事件現場近くに浮かぶ大戸島に派遣され、やがて彼らの前に怪獣が姿を現す。
島の古い言い伝えから「ゴジラ」と命名された怪獣は、密かに生き残っていた太古の生物が、繰り返される水爆実験の放射能の影響で目を覚ましたものであるとされ、対応策が練られる。
しかし、その強大な力に人間たちは成すすべもなく、東京に上陸したゴジラは街を火の海に変えていく。
その頃、山根博士の愛弟子である科学者の芹沢は、ゴジラにも有効な恐るべき発明を実現させていた。
その技術がいつか悪用されることを恐れ、使用をためらっていた芹沢だったが……。
98年にはローランド・エメリッヒ監督によるハリウッド版も製作。》

中一の孫息子と自宅で鑑賞。
何度も観ているのですが、何度観ても引き込まれます。

「ゴジラ-1.0」が本作をかなり踏襲していることは歴然です。
そら今から観れば、チャチでチープな特撮かもしれませんが、そのテーマやドキュメンタリータッチの表現など今観ても十分痺れます。
昭和29年に制作されたというのは奇跡的です。

世界に誇る日本映画の一本であることに疑問の余地はありません。
同年に「七人の侍」も公開されてい、両作に志村喬が出ています。
東宝映画が本気やったんですね。

私と同学年のゴジラ、まだまだ現役、何か通ずるものを感じます。

1954年。97分。DVD。3.9。


宇宙大戦争 組長 投稿日: 2023年11月16日 16:04:27 No.524 【返信】

《謎の宇宙人ナタール人の侵略から地球を守るため、世界中の国家が一丸となって立ち上がる。
本多猪四郎監督、円谷英二特技監督が宇宙を舞台にした大戦争を描く特撮SF大作。
1957年の「地球防衛軍」に続くSFスペクタクル巨編。
宇宙からの侵略者と人類との激しい戦いを描くというプロットを引き継ぎ、本多監督と円谷特技監督、そしてメカデザインは小松崎茂と主要スタッフも続投、いわば姉妹編な作品となった。
アポロ11号の月面着陸以前ながらリアルに描かれた月面の描写や、ミニチュアとは思えない巨大さを感じさせる宇宙船の発射シーンなど、冴え渡る円谷特撮が見どころ。
伊福部昭作曲の通称“宇宙大戦争マーチ”の勇壮な旋律に乗って展開するクライマックスの戦闘シーンは必見だ。》

大上段に振りかぶった題名、どれだけ大きなスケールなん。
主たる戦いは月面です。
この月面の描写がなかなかいいです。
「2001年宇宙の旅」の月面バスを彷彿とさせます。

月の戦い終了後、地球での戦いになります。
ここでかの有名な「宇宙大戦争マーチ」が流れます。
名曲です。
血沸き肉躍る素晴らしい楽曲です。
さすが伊福部昭さんです。

ストーリーや特撮はかなりチープですが、まあそこは良しとしましょう。
この時期にこれだけのSF作品が作られているのですから。
大人の鑑賞に十分耐える作品でした。

1959年。93分。WOWOW。3.1。


ゴジラVSビオランテ 組長 投稿日: 2023年11月13日 10:14:31 No.523 【返信】

《ゴジラシリーズ初監督の大森一樹が映画化したシリーズ第17作。
新宿副都心の大破壊から5年。
核兵器を無力化し、世界の軍事バランスをも左右する抗核バクテリアを作り出せるゴジラ細胞(G細胞)を巡る争奪戦が繰り広げられていた。
遺伝子工学の権威・白神博士は、亡くなった娘の細胞を密かにバラの花に融合していたが、娘の細胞を生かすため、G細胞をバラの種子に組み込んだところ、巨大怪獣化しビオランテが誕生した。
そして三原山で目覚めたゴジラとの闘いが始まる。》

2022年のゴジラ映画人気ランキング、第2位です。
ちなみに1位は「シン・ゴジラ」、3位が「ゴジラ(1954年)」。

「ゴジラ-1.0」の興奮がまだ冷めていません。
放映されていたので、つい観てしまいました。

本作からゴジラ細胞が登場し、ゴジラはゴジラ自身と戦うようなお話が出てきます。
遺伝子操作、抗核バクテリア(核を無力化するバクテリア)等、魅力的なアイテムが登場します。

ゴジラが対するのは、シリーズ初で唯一の巨大植物です。
そら放射線を吐かれたら、勝てるわけないですけど。

そして、本作では高橋政伸を中心とする自衛隊が真正面からゴジラに挑みます。
鈴木京香もメンバーやったんや。

脚本が少し緩く、G細胞の争奪戦や博士の娘への思い、さらに恋愛模様も織り込んでいますので、散漫になっているところがつらいです。
といっても、先ごろ亡くなった大森一樹監督のゴジラ映画は私は結構好きです。

この後、「ゴジラVSキングギドラ」があり、脚本で参加したシリーズ屈指のヒット作「ゴジラVSモスラ」、いったん終焉となった「ゴジラVSデストロイア」があります。

特撮部分はやはりちょっとなあなところもありますが、当時としてはよく頑張っています。
久しぶりに観て懐かしかったなあ。

1989年。105分。ムービープラス。3.5。


コンスタンティン 組長 投稿日: 2023年11月04日 15:50:38 No.521 【返信】

《天使や悪魔を見分ける力を持つ男、コンスタンティン。
エクソシスト探偵となった彼は、天界と魔界を揺るがす陰謀に巻き込まれる。
K・リーヴス主演のオカルトアクション。
天界・人間界・魔界が危ういバランスを保つ世界で、境界を越えてやってくる魔族と戦うエクソシスト探偵コンスタンティン。
アメコミのカルト作を、VFX満載のオカルトファンジーと、フィルムノワールを意識したアクションスリラーを融合させて映画化。
主演は「マトリックス」3部作のリーヴス、共演に「ハムナプトラ」シリーズのR・ワイズと「ナルニア国物語」シリーズのT・スウィントン。
CGで描かれた地獄の光景や天使や悪魔が入り乱れるバトル、そしてちりばめられたオカルト的モチーフにも注目したい。》

本作も未見でした。
続編制作が始動とのことです。

もっと早く観ておけばよかったです。
なかなか面白かったです。

天国と地獄があり、現実世界と行き来できる世界。
天国からは天使、地獄からは悪魔が人間の魂を奪い合うのです。
その合いの子、ハーフブリード。
天使だから人間の味方とは限らず、ハーフブリードはどっちの味方かな。

「サタン」「ルシファー」「デビル」、日本語ではどれも「悪魔」。
本作ではルシファーが大ボスでした。
どう違うのか、勉強不足でよくわかりません。

ラストがイマイチわかりにくいのは、その辺です。
大天使も7人いて、ミカエルやガブリエルは有名ですが、どんな役割かも知りません。
ここを知っているともっと面白いんでしょう。

とにかく、アクションや世界観が面白くて、飽きない作品でした。

2005年。121分。アマゾンプライム。3.6。


バレリーナ 組長 投稿日: 2023年11月04日 15:30:59 No.520 【返信】

《元警護員のオクジュが、親友ミニのために実行する美しくも冷酷な復讐を描いた作品。
チョン・ジョンソ、キム・ジフン、パク・ ユリムという新鮮なキャスト陣と、ミュージシャンのGRAYが音楽監督として参加し魅力的な世界を創り出す。
Netflix 2023年10月6日 独占配信開始。
監督・脚本イ・チュンヒョン。》

女性版ジョン・ウィックなんて評判なので、鑑賞です。
確かにラストの麻薬工場でのアクションは、見応えありです。
殺す、殺す。

しかし、そこに行くまでがあまり面白くない。
特にひねりもないので、さっさと犯人を追い詰めろ、です。
復讐の動機、その怒りが少し弱い。

敵は男のみ。
味方は女のみ。
そこは徹底しています。

たった一人で組織を壊滅させます。
そこはジョン・ウィックです。
ユニークなのは、いきなり大ボスを射殺するところ。
えー、そんな簡単にやっつけていいの。
かえって、気ぃ使います。

直接の敵は、予想通り火炎放射器で丸焼きじゃあ。
警察なんか無視なのもジョン・ウィックです。

長尺ではないのですが、アクションまでが少し間延びしていました。
あの傑作、「ザ・コール」の監督だけに少し残念。

2023年。93分。Netflix。3.4。


SISU シス 不死身の男 組長 投稿日: 2023年11月01日 18:39:39 No.519 【返信】

《第2次世界大戦末期のフィンランドを舞台に、不死身の老兵とナチス戦車隊の死闘を描いた痛快バイオレンスアクション。
1944年、ソ連に侵攻されナチスドイツに国土を焼き尽くされたフィンランド。
老兵アアタミ・コルピは掘り当てた金塊を隠し持ち、愛犬ウッコとともに凍てつく荒野を旅していた。
やがて彼はブルーノ・ヘルドルフ中尉率いるナチスの戦車隊に遭遇し金塊と命を狙われるが、実はアアタミはかつて精鋭部隊の一員として名を馳せた伝説の兵士だった。
アアタミは使い古したツルハシ1本と不屈の精神を武器に、次々と敵を血祭りにあげていく。
タイトルの「SISU(シス)」とはフィンランドの言葉で、日本語への正確な翻訳は難しいが、すべての希望が失われたときに現れるという、不屈の精神のような意味合いを持つ。
「レア・エクスポーツ 囚われのサンタクロース」のヨルマ・トンミラが主人公アアタミ、「オデッセイ」のアクセル・ヘニーがヘルドルフ中尉を演じた。
監督・脚本は「ビッグゲーム 大統領と少年ハンター」のヤルマリ・ヘランダー。》

フィンランド映画は初見です。
本作は、その暴力性、グロさ、これがフィンランド映画かという特徴ではないでしょう。
タランティーノ監督作品、インド映画の熱量を思います。

主人公は喋りません。
最後にやっと一言。
ですから、彼の背景、彼の思い、そんなものは行動から読み取るしかありません。
というか、まあどうでもいいのかもしれません。

見せ場はそのアクションと彼の不死身さです。
「不死身じゃなくて、死のうとしないだけよ」
いやありえないという描写の連続、突っ込んでも仕方ないです。

あくまでリアルな描写は、人体破壊、いろいろ吹っ飛びます。
自身の傷を自身で治療、痛い痛い。
地雷も爆弾も飛行機が墜落してもわしゃ死なないんじゃ。

本国では5カ月連続トップ10入りの大ヒットを記録したそうで、R15指定なのに。

女性も活躍するところは小気味いいです。

目を背けるシーンが多いので、おススメはしませんが、こんな作品があってもいいです。
世界は広いです。
長くないのもいいですね。

2022年。91分。TOHOシネマズなんば。3.8。


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