映画同好会
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ナイブズ・アウト グラス・オニオン 組長 投稿日: 2023年12月03日 20:20:21 No.532 【返信】

《ダニエル・クレイグが主演し、ライアン・ジョンソン監督がオリジナル脚本で描いた人気ミステリー「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」に続くシリーズ第2弾。
ダニエル・クレイグ扮する風変わりな名探偵ブノワ・ブランが、周囲を海に囲まれた孤島で起こった殺人事件というミステリーに挑む。
IT企業の大富豪マイルズ・ブロンが、地中海にあるプライベートアイランドに親しい友人たちを招待し、ミステリーゲームの開催を持ちかける。
ところが島で実際に殺人事件が発生。
遊びだったはずのゲームは一転して恐ろしい事件となり、参加者は容疑者候補になってしまう。
名探偵ブノワは友人同士のなかで交錯する思惑や、その裏に隠された真相を明らかにすべく、事件の調査に乗り出す。
富豪のマイルズ・ブロン役のエドワード・ノートンのほか、デイブ・バウティスタ、ジャネール・モネイ、キャスリン・ハーン、レスリー・オドム・Jr.、ジェシカ・ヘンウィック、マデリン・クライン、ケイト・ハドソンら豪華キャストが共演。》

孤島に集められた人たち。
そこで起こる殺人事件って、なんかもう古典的過ぎて。

ところが、ちょっと肌合いが違います。
主催者が持ち掛けた推理ゲームは簡単に終わり、事件が起こります。
ここから推理が始まるというより、最初に戻るという構成です。

推理というよりその展開の妙味です。
ちょっと禁じ手を使っていますけど、まあそれがトリックでもないし。
トリックは特になくて、犯人の意外性も特にありません。

じゃあ何が面白いのかというと、シーンの意味合いが実は異なるというところ。
うわべで観ていたのと、真実が違うというところ。
証拠がないというところで、次の展開になります。

エドワード・ノートン、ケイト・ハドソンというベテラン、久しぶりです。

オリジナル脚本としてはよくできている作品ではあります。
ラストは少し無茶でしたけど。

2022年。139分。Netflix。3.8。


恋はデジャ・ブ 組長 投稿日: 2023年12月03日 20:03:37 No.531 【返信】

《今日過ごした一日を何日も繰り返したらどうなる。
空前絶後の悪夢に放り込まれた男性の悪戦苦闘をユーモラスに描いた全米ナンバーワンヒットコメディ。
主演はビル・マーレイ。
TVの人気天気予報キャスター、フィルは地方で開かれる伝統的祭りを女性プロデューサーのリタと取材。
その町では毎年2月2日、冬眠から目覚めたウッドチャックが春の到来を占うという祭りが開かれていた。
その帰路、吹雪に襲われた一行は町に引き返すが翌朝、フィルはなぜか同じ祭りと出くわす。
その日から彼は2月2日を繰り返し過ごす。
毎日これから何が起きるかを知っているフィルは、それを自分のために悪用しようとし……。》

いわゆるタイムリープ物の嚆矢となった作品ですが、未見でした。
同じ日を何度も繰り返す。
それなら、あなたは何をしますか?

これを実にうまく、楽しく、コミカルに描きます。
同じ展開を飽きさせないのがミソ。
象徴として、枕もとのデジタル時計。

ちょっといけ好かない彼が、だんだん変わっていくのもミソ。
王道の展開ではありますが、本作が先鞭をつけたのか。
そんな簡単にピアノを弾いたり、いろいろな技能を身に着けられるのかは疑問ですが。

ヒロインのアンディ・マクダウェルがもうちょっと美人ならね。

邦題は酷いですが、ポジティブに楽しめるいい作品でした。
おススメです。

1993年。101分。Netflix。3.9。


ベネデッタ[R15+指定版] 組長 投稿日: 2023年12月03日 19:47:18 No.530 【返信】

《「ロボコップ(1987)」の鬼才ポール・ヴァーホーヴェン監督が実話を映画化。
民衆から崇められる一方、同性愛の罪で裁判にかけられた修道女ベネデッタの数奇な運命を描写。
17世紀に実在した修道女の裁判記録と実録小説「ルネサンス修道女物語―聖と性のミクロストリア―」を映画化。
ヴァーホーヴェン監督にとっては「ブラックブック」「エル ELLE」に続いて女性が主人公の物語。
修道院が舞台ながら大胆なエロティシズム、過激なバイオレンスの描写が多いのは鬼才ヴァーホーヴェンらしく、80歳を過ぎてもなお健在と思わせられる。
主演は「エル ELLE」にも出演していたヴィルジニー・エフィラ。
修道院長役で「DUNE/デューン 砂の惑星」などのベテラン俳優シャーロット・ランプリングが共演。》

さすが変態監督ポール・ヴァーホーヴェン、修道院の話なのに裸がいっぱい。
レスビアンと聖痕をめぐる物語。
そんな彼女ですが、信仰心は誰よりも強い。

修道院長や教皇大使こそ世俗的。
お金や名誉ばかりで、信仰心などありません。
ベネデッタは果たして詐欺師なのか、キリストの花嫁なのか。

そこにペストの流行が襲いかかります。
彼女は守り神なのか、悪魔の化身なのか。
民衆は彼女を崇めますが。

ヴィルジニー・エフィラ(1977生れ)は美人です。
その年齢にみえないのがすごいです。
20代の役なのに。

確かにカトリック教会では、物議を醸すでしょう。
でも、彼女は処刑もされず、ペストからも守ったのです。
かなりの問題作です。
ボカシが多いので観辛い作品でした。
18禁で公開されました。

2021年。131分。WOWOW。3.9。


炎のデス・ポリス 組長 投稿日: 2023年12月03日 19:28:54 No.529 【返信】

《ジェラルド・バトラー主演のバイオレンスアクション。
砂漠にある小さな警察署で、壮絶なサバイバルバトルが展開。
監督は「THE GREY 凍える太陽」の活劇派ジョー・カーナハン。
小さな警察署に、ある晩、詐欺師とその命を狙う殺し屋など、危険な面々が集まり……。
平和なムードが一変して非常事態にエスカレートしていくのが見もので、後半、さらに予想できない展開もお楽しみ。
「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」などの活劇派カーナハン監督らしく銃撃戦は迫力満点で、アクション好きにはたまらない痛快編だ。
主演は「エンド・オブ・ホワイトハウス」に始まったシリーズや「ハンターキラー 潜航せよ」などの人気男優バトラー。
女性警官役は「バイオレント・ナイト」のアレクシス・ラウダー。》

ジェラルド・バトラー続きです。

でも、本作はジェラルド・バトラーより、アレクシス・ラウダーが主演です。
アクションも途中から始まる唐突な展開まではありません。

わざと警察に逮捕された二人。
彼らは何者で、どういう目的なのか。
ここのやりとりがあまり面白くありません。

で、突然始まる銃撃戦。
これはいいです。
なかなかの迫力で、非情です。

しかし、人死にすぎです。
警察官もっと頑張らな。
彼女だけですよ、頑張るの。

ジェラルド・バトラー、あまり活躍しないで終わっちゃいました。
これでいいのかなあ、ちょっと残念。

2022年。107分。WOWOW。3.5。


ロスト・フライト 轟音上映 組長 投稿日: 2023年12月02日 11:16:16 No.528 【返信】

《ジェラルド・バトラー主演で、ゲリラ組織が支配する島に不時着した飛行機の機長が、犯罪者と手を組みながら窮地を乗り越えていく姿を描いたサバイバルアクション。
悪天候のなか、落雷でコントロールを失った航空機のブレイザー119便は、奇跡的にフィリピンのホロ島に不時着する。
機長のトランスや乗客ら17名はからくも一命をとりとめたが、不時着した場所は凶暴な反政府ゲリラが支配する無法地帯だった。
ゲリラたちが迫りくる中、トランス機長は生き残りをかけ、乗客の1人だった移送中の犯罪者ガスパールと手を組む。
乗客を守るという機長としての責務を全うしようと奮闘するトランス役をバトラーが務め、トランスと手を組むことになる謎めいた犯罪者のガスパール役にドラマ「ルーク・ケイジ」で知られるマイケル・コルター。
元MI6という経歴を持つスパイ小説家チャールズ・カミングが執筆した脚本をもとに、「アサルト13 要塞警察」「ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男」のジャン=フランソワ・リシェ監督がメガホンをとった。》

これは楽しめました。
次から次へと危難また危機。
緊張が途切れません。
これぞB級映画のお手本です。

もちろん、うまくいきすぎな面はありますが、そこは映画の流れで気になるほどではありません。
乗客の人数が少ないとか、悪天候でも飛ぶとか、その理由があるので納得です。
ただし、シンガポール発東京行きなのに、日本人の乗客がいないのはちょっとね。

フィリピンにこんな島があるとは知りませんでした。
問答無用での殺し合い、ここはアメリカ映画です。
バディが殺人犯で元傭兵、そら強いわ。

ジェラルド・バトラーもだんだんジェイソン・ステイサムになってきました。

原題は、「Plane」。
いたってシンプルですが、この老朽機が活躍するので納得です。

たまにこういうあたりがあるので、たまりません。
もう少しユーモアがあれば言うことなしです。

2022年。107分。TOHOシネマズなんば。3.8。


海底軍艦 組長 投稿日: 2023年12月02日 10:59:51 No.527 【返信】

《本多猪四郎監督、円谷英二特技監督のコンビが放つ東宝特撮映画の海洋冒険大作。地上征服をたくらむ海底国家ムウ帝国の野望に、秘密兵器の海底軍艦・轟天号が立ち向かう!
かつて太平洋にはアトランティス同様大陸ごと海に沈んだ帝国があったという伝説に、終戦時姿を隠した旧日本海軍の将兵たちが大日本帝国再興のための秘密兵器を作り上げていたというアイデアを組み合わせた特撮スペクタクル。
潜水艦だが空も飛び、巨大なドリルで地中をも突き進む海底軍艦“轟天号”の勇姿が見どころ。
小松崎茂がデザインした轟天号は、東宝特撮シリーズでも屈指の人気を誇る。
重厚な轟天号の発進場面や海中、海上での戦いなど、ミニチュアを巨大感たっぷりに見せる円谷特撮の真骨頂も見もの。》

確かに海底軍艦はかっこいいです。
陸海空どこでもOK、もはや無敵です。
艦には電流が流れ、冷凍光線が発射されます。

たった一隻でムウ帝国を壊滅させます。
それはいくらなんでもどうなんでしょう。
守り神の怪獣マンダ、弱すぎ。

しかし、少しは外交交渉しましょうよ。
とにかくやっつけるというのはねえ。
ムウ帝国人、特に女王がかわいそうです。

海底軍艦“轟天号”を観るべき作品です。

1963年。94分。WOWOW。3.3。


ゴジラ(1954) 組長 投稿日: 2023年11月19日 19:55:37 No.526 【返信】

《1954年に東宝が製作・公開した特撮怪獣映画の金字塔。
太平洋の沖合いで船舶が次々に沈没する事件が発生。
数少ない生存者が、巨大な怪獣の目撃談をもたらす。
古生物学者の山根博士や助手で娘の恵美子、その恋人でサルベージ機関の所長・尾形らで結成された調査団が事件現場近くに浮かぶ大戸島に派遣され、やがて彼らの前に怪獣が姿を現す。
島の古い言い伝えから「ゴジラ」と命名された怪獣は、密かに生き残っていた太古の生物が、繰り返される水爆実験の放射能の影響で目を覚ましたものであるとされ、対応策が練られる。
しかし、その強大な力に人間たちは成すすべもなく、東京に上陸したゴジラは街を火の海に変えていく。
その頃、山根博士の愛弟子である科学者の芹沢は、ゴジラにも有効な恐るべき発明を実現させていた。
その技術がいつか悪用されることを恐れ、使用をためらっていた芹沢だったが……。
98年にはローランド・エメリッヒ監督によるハリウッド版も製作。》

中一の孫息子と自宅で鑑賞。
何度も観ているのですが、何度観ても引き込まれます。

「ゴジラ-1.0」が本作をかなり踏襲していることは歴然です。
そら今から観れば、チャチでチープな特撮かもしれませんが、そのテーマやドキュメンタリータッチの表現など今観ても十分痺れます。
昭和29年に制作されたというのは奇跡的です。

世界に誇る日本映画の一本であることに疑問の余地はありません。
同年に「七人の侍」も公開されてい、両作に志村喬が出ています。
東宝映画が本気やったんですね。

私と同学年のゴジラ、まだまだ現役、何か通ずるものを感じます。

1954年。97分。DVD。3.9。


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