映画同好会
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鉄道員(ぽっぽや) 組長 投稿日: 2024年03月04日 19:55:18 No.571 【返信】

《2014年11月10日に逝去した名優・高倉健が1999年に主演。
鉄道員ひと筋に生きてきた男性(高倉)が、自身の人生を振り返る……。
原作は浅田次郎の直木賞受賞作。
140万部突破の大ベストセラーとなった、浅田次郎の直木賞受賞作を映画化。
「あ・うん」「ホタル」などヒット作を数多く送り出した高倉と降旗康男監督の名コンビが、引退間際の鉄道員が体験する小さな奇跡を描き出した。
不器用にしか生きられなかった男性の人生を、雪の中にたたずむ姿だけで体現した高倉の存在感は圧倒的。
高倉が大竹しのぶ、小林稔侍、広末涼子、志村けんらの豪華な俳優陣と織り成した共演も見ものだ。》

つい最近、原作を読んで感動しましたので、初鑑賞。
評判は良かったのですが、未見でした。
というのも、降旗康男監督はあまり好みじゃないので。

悪くはないのですが、これはというところがないのです。
本作もそんな感じのままでした。
たとえば、感動的なシーンになると、音楽が盛り上げ、顔もアップになっていかにもなシーンになります。
そして、セリフで感動させるということになります。

セリフによる感動は、いかにもですが不自然さがぬぐえません。
普通こんな言葉を言うことはないでしょう。
まあもういいか。

原作は短編です。
映画化に際して、エピソードを増やして膨らましています。
それが悪いとは言いませんが、印象が少し薄まったのは否めません。

クライマックスはやはりジーンときますが、これは原作の力かな。
本作はそこでもセリフの説明があり、いやそれいらんでしょう。
少女が健さんにキスするシーンは、やはり違和感があります。

終わり方もスパッとしてほしかったです。
木村大作カメラマンの撮影は美しいです。
北海道、雪景色、汽車、いいなあ。

志村けんの映画出演、貴重なのですが、ほんのちょい役なのが残念でした。
豪華出演者なのですが、心にはあまり響きませんでした。

原作を超えるのは至難の業ですけど、仕方ないですね。

1999年。112分。BS松竹東急。3.7。


犯罪都市 NO WAY OUT 組長 投稿日: 2024年03月02日 21:02:53 No.568 【返信】

《「エターナルズ」「新感染 ファイナル・エクスプレス」のマ・ドンソク演じる型破りな刑事が犯罪組織と壮絶な戦いを繰り広げる人気クライムアクションシリーズ第3弾。
7年前のベトナムでの凶悪犯一斉検挙に関わった怪物刑事マ・ソクトは、ソウル広域捜査隊に異動し、ある転落死事件を捜査していた。
そして捜査を進める中で、事件の背後に新種の合成麻薬と、日本のヤクザが関わっているという情報を掴む。
一方、ヤクザの一条親分は、麻薬を盗んだ組織員たちを処理するため、「ヤクザの解決屋」と呼ばれる極悪非道な男リキを、極秘裏にソウルへ送りこむ。
さらに汚職刑事のチュ・ソンチョルが消えた麻薬の奪取をもくろんでおり、マ・ソクトはリキ、チュ・ソンチョルという2人の凶悪な敵を相手に、三つどもえの戦いを繰り広げる。
主人公マ・ソクト役をマ・ドンソクが演じるほか、リキ役を青木崇高、ソンチョル役を「神と共に」シリーズ、ドラマ「秘密の森」のイ・ジュニョクが演じ、ヤクザの親分役として國村隼が顔をそろえる。》

とにかくぶん殴る、ぶん殴る。
考えるより先に殴る、殴れば次に進めるのです。

≪この世には暴力わらしべ長者というジャンルがある。
悪党を殴って情報を集めていくお話だ。
悪党を殴れば殴るほど、出てくる悪党のランクが上がっていき、最終的にラスボスまで辿り着くのである。≫

おハナシはまあどうでもよくて、マ・ドンソクの巨体、パンチを観るべき作品です。
今回の敵は悪徳警官と日本ヤクザ。
やっぱり注目は青木崇高。
日本刀を持って、ひたすら叩き切る。
怖いですよ。
それども、マ・ドンソクの敵にはなりませんが。

暴力シーンはちょっと血は多め。
PG12です。
ところが、コミカルなシーンが結構多め。
声出して笑えます。

韓国では、興収100億円を超える大ヒット。
第4弾が早くも5月公開です。

気分転換、気分爽快にもってこいの作品です。
こういう単純な作品、大好きです。

2023年。105分。大阪ステーションシティシネマ。3.9。
Lao juntasa 投稿日: 2024年03月04日 12:15:28 No.570
"No Way Out"はスリラー好きやメッセージ性のある映画が好きな人には必見です。衝撃があり、エンドロールが終わってからも考えさせられます。李相龍は再び韓国映画で注目すべき映画監督であることを証明しています。


GO なかのかずこ 投稿日: 2024年03月02日 14:04:04 No.567 【返信】

https://checkerslive.jp/#modal

1987年9月4日 中野サンプラザ チェッカーズのライブ映像です。
3/1から2週間限定。
確定申告終わらなくても最優先で見に行きました。

床に足がつく間もないくらいに軽やかに踊り歌い奏でる7人の男の子たちでした。


空気殺人~TOXIC~ 組長 投稿日: 2024年02月26日 20:44:34 No.566 【返信】

《加湿器殺菌剤が原因で多くの人が命を落とした韓国の事件を題材に描く社会派サスペンス。
妻が死亡、息子が重体となった主人公の医師が、責任を認めない大企業に立ち向かう。
有害性が隠蔽され、政府やマスコミも安全だと言い続けてきた特定の加湿器用殺菌剤が実は肺に深刻な被害を与えると発覚、結果死者数2万人以上、被害者数およそ95万人におよんだ“加湿器殺菌剤事件”。
本作は、韓国史上最悪の事件とも言われるこの大スキャンダルを背景に、責任を逃れようとする大企業に立ち向かう主人公の姿を描いた社会派サスペンスだ。
「殺人の追憶」「悪魔は誰だ」のキム・サンギョンが主人公の医師を熱演し、イ・ソンビン、ユン・ギョンホが共演した。
監督は「君に泳げ!」のチョ・ヨンソン。》

解説にもあるように1,000万人が購入したという、政府公認の殺菌剤による公害訴訟の話です。
有名な事件やそうですが、私は知りませんでした。

相手は大企業です。
学者を抱き込み、被害者を示談で減らしていき、もちろん議員も買収して。
被害者たちは、のっぴきならない状況に追い込まれていきます。
まるで救いがないと思いきや……。
ここらあたりの描き方が実にうまい。

社会派のミステリー、見事にエンタメになっています。
ラストの畳みかける展開に痺れました。
ヒロインの弁護士が可愛いので、点数が上がります。

それにしても、物凄い人数の被害者です。
まだ訴訟は続いているそうです。
外出することがない、妊婦や幼児に多いというのも悲しい。
加湿器に投入する殺菌剤ですんで。

まさに空気殺人。
儲けしか考えない大企業、責任逃れしか考えない役人たち。
どこの国でも同じです。

そうそう、日本の「水俣病」が例示されてました。

2022年。108分。アマゾンプライム。3.7。


50回目のファースト・キス(2004) 組長 投稿日: 2024年02月25日 17:29:10 No.565 【返信】

《交通事故の後遺症で前日までのことを忘れてしまう女性。
どうすれば彼女を幸せにできる!?
アダム・サンドラーとドリュー・バリモアが顔合わせした、笑いと感動の傑作ラブコメディ!
一生懸命に愛しても、翌日には愛されていることを忘れてしまう恋人。
そんな彼女を毎日自分に振り向かせようと奮闘する主人公に声援を送りたいロマンティックコメディの佳作。
映画が幕を開けてからその幕を下ろすまでに、実は登場人物は誰ひとり成長していないのかもしれない。
しかし本当の愛がただそこにあることをこの映画は独自のユーモアで包み、優しく語りかけるかのよう。
愛しく秀逸な感動作だ。
監督は「N.Y.式ハッピー・セラピー」やリメイク版「ロンゲスト・ヤード」でもサンドラーと組んだピータ・シーガル。》

出だしがどうも下ネタ、汚いギャグでどうかと思います。
アダム・サンドラーが超プレイボーイだとか。
でも、ドリュー・バリモアが登場してからは、引き込まれて行きました。

彼女をみんなが温かく見守っています。
病気じゃないように見せようとする、父と弟。
文字通り、涙ぐましい努力です。

一日の繰り返しで、果たして恋愛は成立するのか、いろいろな手段で繰り返します。
単純に病気が治るラストではなく、ちょっといいラストです。
これでいいのかなとは思いますが、いいんじゃないですかね。

「シックス・センス」のネタバレがありますので、お気をつけください。

アダム・サンドラーとドリュー・バリモア、意外といいカップルでした。
ハワイが舞台というのもいい感じです。

なぜか、今まで未見でした。
おススメです。

山田孝之&長澤まさみの共演でのリメイクはどうなのかな。
機会があったら、観てみましょうか。

2004年。99分。WOWOW。4.0。


ヴァチカンのエクソシスト 組長 投稿日: 2024年02月25日 17:14:17 No.564 【返信】

《「グラディエーター」の人気俳優ラッセル・クロウが、主人公のエクソシスト役を好演。
実在のエクソシスト(悪魔払い師)による回顧録を原作にした、スリリングなオカルトホラー。
長年にわたってヴァチカンの教皇に仕えながら、無数の悪魔払いを行なったという実在のエクソシスト、G・アモルトの回想録「エクソシストは語る」を映画化。
カトリック教会の総本山であるヴァチカンのチーフエクソシストはある少年の悪魔払いに挑み、想像を絶する体験をするが……。
1973年に作られて大ヒットした名作「エクソシスト」をスケールアップしたような物語で、最新映像技術を駆使し、神秘的な悪魔払いの世界を迫力たっぷりに描いたのが見もの。
予想以上のヒットを受け、続編の製作も予定されている。》

エクソシスト物って、久しぶりです。
「エクソシスト」の続編も公開されて、ちょっとしたブームでしょうか。

98%は精神疾患で、残りの2%が科学で解明できないとか。
本作の主人公は神父ですが、精神疾患の治療もこなします。
それが、若い教皇庁の連中には許せない。
彼らには、悪魔憑きなんか信じられないのです。

本作のユニークさは、悪魔の封印された場所が200カ所あり、その一つで悪魔と闘うというところです。
そしてその悪魔の目的は、司祭にとりついてローマ教皇庁に潜り込むこと。
本作の悪魔は、封印されるまで歴史上残虐な行為を推進してきたというわけです。

闘い自体は特に目新しいものではないですが、とりつかれた子供の演技もうまくて、なかなか見せます。
悪魔の名前を知ればいいとか、助手の司祭とのやり取りも面白い。
そう、悪魔は司祭の弱点、後悔する出来事を衝いてきます。

悪魔退治の秘密組織の話になってきて、続編必至です。
ラッセル・クロウの貫禄、頼りになります。

2023年。103分。アマゾンプライム。3.7。


ブラフマーストラ 組長 投稿日: 2024年02月25日 16:55:49 No.563 【返信】

《インドの古代史や神話をモチーフにしたファンタジーアクション大作。
現代のインドを舞台に、古代から受け継がれる神々の力“アストラ”を巡る光と闇の壮大な戦いを描く。
運命に導かれた青年を主人公に、神々の力=アストラの中でも最強とされる“ブラフマーストラ”を手に入れようとする闇の勢力と、守護せんとする光の勢力の争いを超絶アクションとVFXで描いた超大作。
本作を第1部として、“アストラバース”3部作が予定されている。
主演は「SANJU/サンジュ」のランビール・カプール、ヒロイン役に「RRR」のアーリヤー・バット。
共演はインドの国民的スター、シャー・ルク・カーンなど。
画面を埋め尽くす大人数による群舞など、インド映画らしいダンス場面も見どころだ。》

早い話、本作も闇と光の戦いです。
最強の“ブラフマーストラ”の争奪戦。
欠片が3つあって、そろえば地球が破滅する。

しかし、時代は現代です。
いやそのはずです、途中からどうでもよくなっていきますが。
壮大な割に小さな場所で戦います。

そこにいるのに見つからないとか、死んだと思ったら生きていたとか。
力の加減がよくわかりません。
強いのか弱いのか、この技はどうなんか。

やったー、勝った、ハッピーエンドだ、と思ったら、第1章の終わり。
どういうことですか。
3部作だそうです、知らんがな。

最近の作品、こんなんばっかりです。
題名にその旨わかるようにしてください。
そのつもりで鑑賞しますから。

ヒロインは可愛いので許しますけど。
内容ですか、VFXがすごくて見せ場はいっぱいあります。
しかし、やっぱり冗長なのは否めません。

歌と踊りは意外と少なかったし。
まあ、続きを観ないとね。

2022年。167分。WOWOW。3.6。


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