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オイル漏れの原因は?
W1S仕様 投稿日:2013年09月25日 22:05 No.2254
先日、S用のYカバーをW1SAに取り付けた後、タコメータ取り出し部からオイル漏れを起こした件ですが、数件のご教示ありがとうございました。
まず、タコワイヤー部のオイルシールについて点検しますが、出力低下との因果関係は、?ですね~。
SとSAのYカバー裏面の形状相違(迷路状の有無)については、知っていましたが、鉄板(ブリーザープレート)の相違は実物がSA用しか手元にないため判明しませんでした。
純正品番が末の数字が1文字だけ違いますのでどこかが違うのだと思います。
しかし、もしクランクの内圧が抜けてないのであれば、エンジン始動中はブリーザーパイプからの排圧が感じられないと思いますが…。
そうして考えていると、そもそもピストンが上下してクランクが回転するとクランクケース内の総容積が変化するため、この変化分がブリーザーパイプからの排圧として伝わっているので
しょうが、これはクランクケースのどこを通って抜けて来てるのでしょうか?
コンロッド右側のベアリング部?
あ~あ、また眠れなくなる。どなたかお助けを~!



Re: オイル漏れの原因は? @K641 投稿日:2013年09月25日 22:49 No.2256
山陰片田舎でW1Eをいじめて幾星霜・・変態おっさんです

ブロ-バイガスは爆発工程時にピストンリングの合口やリング裏へ圧力で燃焼ガスが回り(これを逆に利用してリング既存の張力を増幅します)ピストン側面や内部からクランクケ-スへ吹き抜けるガスと、バルブ(主に排気)ステムの隙間を通りロッカ-室へ抜けるガスを言います。


確かに元々このエンジンはブロ-バイが抜けにくい構造では有ります。
元はBSA A7の焼き直しですからね。
そのk1のエンジンはクランクシャフトの支持はタイミング側はブッシュ・出口はボ-ルベアリングでしたので、右側のケ-スに丸穴が2つ開いていてそこから、Yカバ-の通路を通って、カムシャフトに直付された遠心式のフィルタ-(ガスを回して?油分の分離を狙った?)みたいなんを介してW1Eとほぼ同位置に放出さてます・・前期ではこれでも不十分だったのか、後方タペットキャップからも抜いてます。

K2~W1Sはクランクシャフトがタイミング側・8玉ボール、出力側ロ-ラ-支持に大改造された関係でタイミング側にリブをたくさん設け、タイミングギアの潤滑の為に開放部が多数有ります。ここをガスが抜けポイント部分そばから放出してます。
SAからはせとうち兄いの仰せの通りのすね干渉問題からK2~Sまでの迷路(油分分離)が排され、その代りにポイントシャフトベアリングを抜けガバナ室へ侵入するので、配線部分の穴繰りが拡大されおまけにオイルを吐き出すゴム製の樋が追加されてます。

W1S仕様さまの症状は内圧過多の様に思いますね。エンジン停止して一服すれば回復するはずですが・・・
多分、ポイント室も油分たっぷりではないか?と存じます。
内圧上昇の過去の経験では、ブロ-バイパイプの詰まりでした。
一度はウエスをキャブ下に押し込んだ為の折れ曲がり。
もう一度は土蜂の巣でした。
一度点検されては如何でしょうかね。

以前もSA・SのYカバ-移設や内部鉄板のまぜこぜも無知時代に実施しましたが、これが起因の故障は有りませんでした。

蛇足ですが、以前W3のタコギア部からのオイル漏れが治らず、頭にきてタコ室からクランク室へ3mmのキリで穴を通じた事が有ります。いまでも20数年に成りますが漏れは出てません・・この方法はあくまでも私流儀ですので推奨するものでは有りませんがね。同時に1K初期の様に後部タペットキャップにもガス抜きを開けました。




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