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イコライザー2
アントワーン・フークア 投稿日:2021年09月25日 21:14 No.781



イコライザー2(原題: The Equalizer 2 米国) 2018年 全米年間興行収入ランキング31位

表向きはタクシー運転手として働くマッコールは、DIA時代の上官で親友のスーザンが何者かに殺害されことを知る。独自に捜査を進める彼は、スーザンが死の直前まで手掛けていた任務の真相に近づき危険にさらされる。その手口からDIAの関与が浮かび上がり、敵はマッコールと同じ特殊訓練を受けていることが判明する……

監督 アントワーン・フークア 代表作 『トレーニング デイ』『エンド・オブ・ホワイトハウス』『マグニフィセント・セブン』
脚本 リチャード・ウェンク 代表作 『16ブロック』『メカニック』『マグニフィセント・セブン』
音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ 代表作 『ザ・ロック』『シュレック シリーズ』『スパイ・ゲーム』
主演 デンゼル・ワシントン(マッコール) 代表作 『グローリー』『タイタンズを忘れない』『悪魔を憐れむ歌』


上映時間 121分


登場人物

ロバート・マッコール: 元海兵隊国防情報局(DIA)の特殊工作員でタクシー乗務員。

デイブ・ヨーク: マッコールの元同僚。(ペドロ・パスカル) 代表作 『アジャストメント』『キングスマン: ゴールデン・サークル』

マイルズ・ウィテカー: 同じアパートに住む青年。(アシュトン・サンダース) 代表作 『ムーンライト』『ネイティブ・サン 〜アメリカの息子〜』

ブライアン・プラマー: スーザンの夫。(ビル・プルマン) 代表作 『偶然の旅行者』『キャスパー』『インデペンデンス・デイ シリーズ』
スーザン・プラマー: 旧知のDIAの同僚。(メリッサ・レオ) 代表作 『21グラム』『フローズン・リバー』『ザ・ファイター』


【起】
ロバート・マッコールは元DIAエージェント。以前はホームセンターで働いていたが、今はタクシー運転手をしていた。瞬時に状況を判断し、どんな相手も数秒で倒すほどの格闘スキルを持つマッコールは、その腕を活かし、今日もタクシーを転がしながら、町の悪党どもを懲らしめていた。

行きつけの本屋の娘が、実の父親によって母親の元から連れ去られた。父親が悪党だったことから、マッコールはトルコまで彼を追いかけて仲間もろとも抹殺すると、少女を救い出して母親の元に帰した。

タクシー運転手は悪党を見つけるには、なかなかに好都合だった。ある時は、乱暴された女性を送り届けろと押し付けられたため、彼女を病院に運ぶと、弄んだ男たちの所に戻り、彼らにきつくお灸をすえた。

マッコールにはビビアンという妻がいたが、すでに亡くなっていた。随分と時間が経っていたがマッコールはまだ悲しみから抜け出すことができていなかった。DIA時代の同僚だったスーザンが元気づけに来てくれても、気持ちは晴れない。

【承】
マッコールの客の一人、老人ホームのサムは、若い頃に家族がバラバラになっていた。姉のマグダを探すことを生きがいにしており、ある時、彼女の肖像画がオークションにかけられているのを発見し、取り戻そうとしていた。だが、絵はマグダとは無関係で、サムがそう思い込んでいるだけだった。マッコールはスーザンに、サムの家族について調べてほしいとお願いする。

ある日、マッコールの住むアパートの壁に落書きがされた。マッコールが壁を綺麗にしていると、マイルズという高校生が通り掛かり、金を払ってくれるなら自分がやってもいいと言いだす。マッコールは、授業をサボらずに放課後にやることを条件に彼を雇った。

ベルギーでDIAの協力者であるカルベルという男が自殺した。スーザンは詳細を知るため、同僚のデイブを連れて現場を見に行くことにした。ブリュッセルの自殺現場を見たスーザンは、自殺に見せかけた他殺であることに気がつく。だが、ホテルに戻った時、彼女は強盗に襲われて殺されてしまった。

マイルズによって落書きが綺麗に落とされた。彼は絵描きを目指していたため、そこに新しい絵を描くと息巻いていた。そんな時、マッコールにスーザンが殺されたと連絡が入る。彼はすぐさまワシントンD.C.に飛んでいき、スーザンの夫・ブライアンから彼女の遺品であるスマートフォンを受け取った。

スマートフォンを解析したマッコールは、かつての相棒だったデイブに接触。マッコールは死んだことになっていたので、デイブは驚きを隠せなかったが、再会を喜んだ。スーザンのことを調べたマッコールは、これはプロの犯行だとデイブに告げた。犯人はすでに何者かに殺されており、デイブは“後始末”されたのだと推察した。二人は協力してスーザン殺しの犯人を突き止めることにする。

カルベルの自殺現場の写真を見たマッコールも、スーザンと同じく、現場に第三者がいたことを突き止めた。そのことをデイブに報告する。

マイルズが薬物のバイヤーたちについて行ったのを見たマッコールは、銃を手に単身、彼らのアジトに乗り込み、マイルズを強引に連れ戻した。マイルズは絵描きでは食べていけないと人殺しになる直前だった。そんな彼にマッコールは、お前は人の死を分かっていない。絵描きの才能をもっと活かせと語った。後日、改心したマイルズはマッコールの部屋の壁を直すと言いだした。

【転】
ある時、マッコールのタクシーに屈強な男が乗ってきた。その男は殺し屋でマッコールに襲い掛かってきたが、難なく返り討ちにすると、男の携帯を奪い、車ごと男の死体を焼き払ってしまった。

殺し屋の携帯は暗号化されており、プロが関与していることは明らかだった。マッコールは携帯に残った電話番号から、黒幕がデイブであることを突き止める。彼に直接、話を聞きに行くと、デイブはことの経緯を語りだした。マッコールが死んだ後、チームは解散された。その後、デイブとチームの仲間たちは裏稼業をするようになり、金で人を殺す暗殺集団となったのだそうだ。

カルベルを殺したのはデイブ達で、DIAの協力者だとは知らなかったという。スーザン殺しの真相は、彼女の調べで、自分たちの裏稼業が知られることを恐れたためだった。マッコールは久しぶりにDIA時代のチームメンバー、アリ、コバック、レズニック達と顔を合わせるが、スーザンを殺した報復として、全員を殺すと宣言する。

彼らの元から去ったマッコール。デイブ達はブライアンを“後始末”しようと彼の家にやってきたが、彼はすでに、マッコールによって安全な場所に逃がされていた。デイブ達はマッコールの家にもやってきた。マッコールはいなかったが、代わりに壁を修理していたマイルズがいた。マイルズに危険が迫ったが、防犯のために付けられた監視カメラと携帯を駆使し、マイルズを本棚の裏の隠し部屋に誘導。デイブ達の発見を免れる。

デイブは壁に掛かっていた絵から、昔、マッコールがビビアンと住んでいた海岸の家に向かったのだと気がつき、そこへと向かっていった。彼らが去ったと安心したマイルズは隠し部屋から出てきたが、そこをデイブに発見され、人質になってしまう。

【結】
台風が近づいていた。海岸には避難指示が出されており、人は誰もいなくなっていた。マッコールはそこでデイブ達を迎え撃つことにした。程なくして、デイブ達が到着。デイブは高台に登り、そこからマッコールを狙撃しようと考えた。

だが、マッコールの計算された殺しのテクニックにより、アリ、コバック、レズニックと次々に殺されていく。焦ったデイブはマイルズを囮にマッコールを誘い出そうとするが、それも阻止されてしまう。強風でライフルを落とした隙に、高台に上がってきたマッコール。二人は取っ組み合いとなったが、マッコールは圧倒的な強さでデイブを切り刻むと、海へと突き落とした。

マイルズはマッコールによって助け出された。無事にボストンに戻った彼は、アパートの壁に見事な絵を描き上げる。老人ホームのサムの所には、来訪者があった。それは行き別れた姉のマグダだった。殺される前のスーザンがマッコールの頼みを聞き、彼女の居所を探し出してくれていたのだ。サムはマグダと念願の再会を果たしたのだった。

そして、マッコールはビビアンとの思い出が詰まった海岸の家で、ひとり静かに海を眺めていた。

The End_MIHOシネマ


みんなの評価 3.65/5.0

最高 (^0^)

ギャングを皆殺しがジョンウィックやジェイソンステイサムと違う、殺すのは最低人数の悪い奴らだけ!
アメリカ社会の病みをしっかり指摘する脚本も「アメリカ=正義」じゃないところが良い。

最低 ( ` 3´)

シナリオ酷すぎて「何で?」がいっぱい、消化不良。




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