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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら
イーライ・クレイグ 投稿日:2020年11月15日 18:10 No.670



タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(原題: Tucker and Dale vs Evil 加・米合作) 2010年 全世界年間興行収入ランキング100 ランク外
 
とても仲がいい中年男のタッカーとデイルは、手に入れたばかりの別荘で休暇を過ごすため森へやって来る。しかし、同じころに近所にキャンプに来た大学生グループから、森の奥深くに住む殺人鬼と勘違いされてしまう。さらに、二人が川でおぼれかけていた女子大生を救出したことが誤解を招き、思いもよらぬ事態へと発展していく……


監督 イーライ・クレイグ 代表作 『リトルデビル』
脚本 イーライ・クレイグ、モーガン・ユルゲンソン
音楽 マイク・シールズ 代表作 『ジンジャー スナップス 』『エリシャ・カスバートの ラブ・ゲーム』『ボンテージ・ポイント』
主演 タイラー・ラビン(デイル) 代表作 『追撃者(2002)』『猿の惑星:創世記』『エスケープ・ルーム』


上映時間 89分


登場人物

デイル: トイレ工事業者。

タッカー: デイルの親友。(アラン・テュディック) 代表作 『ワンダー・ボーイズ』『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』『3時10分、決断のとき』

チャド: 大学生グループのリーダー格。(ジェシー・モス) 代表作 『沈黙の絆』『ゲスト』『ファイナル・デッドコースター』
アリソン: 大学生グループの一員。心理学専攻。(カトリーナ・ボウデン) 代表作 『ピラニア リターンズ』『アメリカン・パイパイパイ!完結編 俺たちの同騒会』



【起】
ウエストバージニア州・アパラチア山脈。3日前。仲の良い大学生グループが馬鹿騒ぎをしながら車を走らせていた。途中でビールを積み忘れたことに気づき商店を訪れるが、店員や客の不気味な雰囲気に恐怖を抱く。その客の1人であるデイルは可愛い女子大生(アリソン)に目を奪われていたが、大きい体格に見合わず小心者で、声を掛けることに尻込みをしていた。友人のタッカーはそんなデイルを励まし、話しかけるよう嗾けた。デイルは勇気を持ってアリソンに話しかけるが、やはり怖がられ逃げられてしまう。

タッカー達は湖の近くに買った別荘を訪れた。中は埃まみれで、“大虐殺”“生存者1名”と書かれた新聞の切り抜きが張られていた。不気味な雰囲気だったが、タッカー達は気にしていなかった。

チャド(大学生)は友人達に、20年前の森で起こった“大虐殺事件”の話をした。被害者は森に遊びに来た大学生グループだった。生存者は1人だけで、他は全員行方知れずになっており、遺体は森の下に埋まっていると言われていた。

大学生達は湖で遊ぶことにした。その一方で、アリソンはチャドから告白を受けていた。だが、好きではなかったため、話を誤魔化して皆の元に行くことにした。アリソンは崖の上で服を脱ぎ飛び込もうとしたが、タッカー達に見られていることに気づき、驚いて湖に落ちてしまう。タッカー達は湖で夜釣りを楽しんでいたのだ。アリソンが浮かび上がってこないため、タッカー達は急いで救出に向かった。助けた後、アリソンの友人達にそのことを教えようとするが、怖がられて逃げられてしまう。タッカー達はとりあえずアリソンを別荘に運ぶことにした。

【承】
チャド達は恐ろしい風貌から、デイル達が殺人鬼ではないかと疑っていた。仲間の1人が保安官を呼びに行き、他の者達で別荘の様子を伺った。その頃、アリソンは頭を手当され、デイルから食事を提供されていた。アリソンはなぜここにいるのか分からず戸惑うが、デイルから昨夜のことを説明され納得した。初めはデイルに対して恐怖心を抱いていたが、心優しい性格であることを知り徐々に打ち解けていった。

タッカーは蜂の巣が中に入っていた丸太を切ってしまい、大量の蜂に襲われてしまう。チェーンソーを持ったまま森の中を逃げ惑った。それを見た大学生達は殺されると誤解して、散り散りに逃げて行った。しかし、1人の学生がタッカーに気を取られながら走っていたため、飛び出ていた木の枝に飛び込み腹を刺してしまう。

タッカーが蜂に顔を刺された状態で帰って来た。タッカーはアリソンの友人達が逃げたのは蜂アレルギーを持っているせいだと誤解していたが、アリソンはタッカーを恐れて逃げたことが分かっていた。アリソンは友人達を探しに行こうとするが、デイルにそれを止められ、自分とタッカーで探しに行くと言われる。デイルはアリソンの前で良い恰好がしたかったのだ。アリソンは仕方なくそれを受け入れ、友人は他人に批判的だから気をつけろと忠告した。

チャド達は木の枝に刺さった友人の遺体を見て、デイル達の仕業と誤解する。森から逃げようとするが、チャドがそれを止めた。チャドはタッカー達と戦うつもりだった。チャド達が揉めていると、タッカー達がやって来たので慌てて隠れた。タッカー達は大学生を呼びながら森を歩いていた。しかし、なかなか大学生達が現れなかったため、手斧で木を彫り伝言を残すことにした。木には、“おめえの友達預かってる”と彫られていた。

【転】
アリソンは友人達を待っている間、屋上トイレを作っているデイルを手伝うことにした。牧場で育ったため、力仕事には慣れているのだ。仲良く作業をしていると、木の棒を持った男子学生が走って来た。アリソンはデイルを突き飛ばして窮地を救うが、男子学生は躓いてしまい、自分が持っていた棒に突き刺さってしまう。その一方で、男子学生がタッカーを襲おうとして、誤って粉砕機に突っ込んでいた。タッカーは学生の足を持って引っ張ろうとするが、助けることはできなかった。

タッカーとデイルは別荘で落ち合い、大学生が死んだことを話した。大学生が集団自殺を行っていると思い、刃物を全て家の中に隠すことにした。タッカー達は大学生に自殺の道連れにされることを恐れるが、警察に通報することはできなかった。現場の状況から見て、自分達が殺人犯だと疑われると思ったのだ。

生き残った大学生3人は恐怖に震えながら逃げようとするが、チャドは攻撃の手を止めようとはしなかった。チャド達が揉めていると、パトカーのサイレンの音が聞こえていた。3人の大学生達は保安官に助けを求めるが、チャドは保安官なんて当てにはならないと、パトカーに乗り込む友人達を馬鹿にしていた。

タッカー達が遺体の始末をしていると、保安官がやって来た。タッカーは保安官に事情を説明するが、やはり信じてはくれなかった。保安官は気絶したアリソンを見るため、別荘の中へと入った。しかし、別荘の中は柱の修理がまだ終わっておらず危険な状態だった。保安官が柱に持たれてしまい、壊れた柱から飛び出た釘が頭に刺さってしまう。保安官は無線機で助けを呼ぼうとしてパトカーに向かって行き、そのまま息絶えた。

チャドはデイルの犬を犬質に取り、アリソンを連れてくるように脅した。デイルがネイルガンを撃って気を逸らせている隙にタッカーが犬を逃がすが、チャド達に見つかってしまう。タッカーはそのまま捕まり、木に逆さまに宙吊りにされた。チャドは友人の敵としてタッカーの指を切り落とした。

目を覚ましたアリソンはデイルの話を聞いて驚愕した。誤解を解くためチャド達と話し合おうとするが、外に出ると変な包み紙が落ちていた。その包み紙はタッカーのシャツで、中には切られた指が入っていた。そして、一緒に入っていたメモには、友達を助けたければ来いと書かれていた。アリソンはタッカーを助けに行こうとしたデイルを引き留め、友人達は自分を守るために戦っていることを打ち明けた。タッカーはアリソンの話にショックを受けるが、タッカーを助けるために出て行った。

【結】
チャドと生き残った女子学生が別荘の中に入り、アリソンを助け出そうとした。アリソンはデイル達がいい人だと話し誤解を解こうとするが、チャドはそれを信じなかった。デイル達を悪魔だと称し、報復するのは仕方がないことだと思っていた。チャドはデイルを庇うアリソンの態度が気に入らず、手斧で脅しながらデイルを好きになったのか質問した。アリソンがチャドの異様な雰囲気に恐怖を抱いていると、タッカーを連れてデイルが帰って来た。

アリソンは誤解を解くため、お茶を入れて皆で話し合うことにした。チャドは“大虐殺事件”のことを話し始めた。大学生だったチャドの母は、チャドの父である恋人の前で虐待をされた。何とか抵抗して犯人の元から逃げ出すが、チャドの父はそのまま殺されてしまう。チャドの父の遺体は今も見つかっていなかった。チャドの母は施設に入っていたため、チャドはこの話を祖母から聞かされていたのだ。

チャドの友人達が外から現れ、タッカー達は殺されそうになる、何とか攻撃を躱して逃げていると、チャドがランプを投げてきた。すると、チャドが別荘に撒いていたガソリンに引火し、男子学生に燃え移ってしまう。火はさらに広がり、燃料へと引火しそうだった。デイルはタッカーとアリソンと共に家の外に飛び出した。チャドは辛うじて生きていた友人に足を捕まれ、逃げ遅れてしまう。だが、チャドは酷い火傷を負っていても生きており、立ち上がると斧を持ってタッカー達を追ってきた。タッカー達はトラックに乗って逃げるが、木にぶつかって気絶してしまう。

デイルが目を覚ますと、アリソンがいなくなっており、タッカーは瀕死の状態で木に倒れていた。デイルはアリソンと関わったことを後悔するが、タッカーに自分を卑下するなと叱られる。デイルはタッカーに励まされ、アリソンを助けに行くことにした。

アリソンはチャドによって殺されそうになるが、デイルによって助け出される。デイルはアリソンを連れ、空き家の地下から逃げ出した。その空き家の二階には新聞が置いてあり、“大虐殺事件”の犯人が捕まったことが書かれていた。犯人の顔はチャドにそっくりだった。デイル達は追ってきたチャドにそのことを伝えた。チャドはショックを受け、半狂乱になりながら襲ってきた。デイルはチャドがアレルギーを持っている茶葉を投げつけた。チャドは窓から外に倒れてしまい、木に刺さって死んでしまう。

今回の事件は“大学生による集団自殺と、異常な殺人犯”として報道された。入院しているタッカーは、デイルがアリソンをデートに誘ったか心配するが、デイルはアリソンとボウリングに行く約束をしていた。その後、デートに出かけたデイルはアリソンに告白しようとするが、なかなか言えず口籠ってしまう。すると、アリソンがデイルにキスをして、同じ気持ちだと伝えた。

The End _MIHOシネマ


みんなの評価 3.99/5.0

最高 (^0^)

もしこの映画を楽しめる余裕がないのなら、自分の人生を見つめ直したほうが良いかもしれません。

最低 ( ` 3´)

何もかもが中途半端。
観客が見たい絵を監督が見せない時点で終わってます。




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