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イングロリアス・バスターズ
クエンティン・タランティーノ 投稿日:2020年11月01日 19:24 No.659



イングロリアス・バスターズ(原題: Inglourious Basterds 米国) 2009年 全米年間興行収入ランキング24位

第二次世界大戦中、アメリカ軍のアルド・レイン中佐はユダヤ系アメリカ人ら8人を率いてドイツ軍占領下のパリに潜入し、ナチス=ドイツの中枢を破壊するという任務を遂行することになる。選りすぐりの荒くれ者を率いてパリに乗り込んだレインはゲッペルス国民啓蒙・宣伝相らナチス幹部が列席するというナチス=ドイツ国策映画のプレミアに目をつけ、これに乗り込む計画を立てるが……

監督 クエンティン・タランティーノ 代表作 『レザボア・ドッグス』『パルプ・フィクション』『ジャンゴ 繋がれざる者』
脚本 クエンティン・タランティーノ 代表作 『トゥルー・ロマンス』『ナチュラル・ボーン・キラーズ』『フロム・ダスク・ティル・ドーン』
音楽 Various Artists
主演 ブラッド・ピット(アルド) 代表作 『テルマ&ルイーズ』『セブン』『スパイ・ゲーム』

上映時間 153分


登場人物

アルド・レイン: 米陸軍中尉。連合軍の特殊部隊 “イングロリアス・バスターズ(名誉なき野郎ども)” 隊長。

ショシャナ・ドレフュス: ユダヤ系フランス人。(メラニー・ロラン) 代表作 『マイ・ファミリー 遠い絆』『オーケストラ!』『6アンダーグラウンド』

ハンス・ランダ: ナチス親衛隊大佐。(クリストフ・ヴァルツ) 代表作 『ジャンゴ 繋がれざる者』『ビッグ・アイズ』『007 スペクター』
フレデリック・ツォラー: 独国防軍一等兵。(ダニエル・ブリュール) 代表作 『グッバイ、レーニン!』『ベルリン、僕らの革命』『ラッシュ/プライドと友情』



【起】
ナチス占領下のフランス。人里離れた牧草地で慎ましく暮らしていたラパディットの一家の前にランダというドイツ将校が現れる。ランダは総統からの命令でラパディットの近所に住んでいたユダヤ人家族について知っていることはないかと尋ねられた。ラパディットは知っている限りの話をランダにする。ランダはラパディットにユダヤ人を匿っているなら差し出せと脅す。家族を護るため、ランダは渋々、匿っていたユダヤ人の居場所を教えてしまう。ランダはラパディットの目の前で、彼が匿っていたユダヤ人一家を銃殺した。匿われていた一家の娘、ショシャナはただ一人、銃撃を免れその場から逃げ出す。ランダは気紛れからそのショシャナを追わなかった。

連合軍のアルドは、部下をまとめて民間人に偽装し、フランス入りする計画を立てていた。ナチの頭の皮を百枚剥いで来いとアルドは部下に命じた。

自分の部下を次々と殺されたヒトラーは怒っていた。ユダヤの熊と呼ばれるアルドの部下が猛威を振るっている。一刻も早く捕まえて来いと命じるヒトラー。それから、ヒトラーはアルドの隊に襲撃されて生存したブッツという名の兵士に会った。アルドの隊はアメリカに帰化したユダヤ人やナチスに反旗を翻したドイツ人で構成されていた。彼らは死んだ兵の頭皮を剥いだり、捕虜をバットで撲殺したり、惨たらしい殺し方をした。ブッツの報告にヒトラーは怒り狂う。

【承】
ナチスによる虐殺を逃れ、フランス人に扮していたユダヤ人のショシャナは、映画館で勤めていた。上映作品の看板を貼り換えていると、若いドイツ人の兵士に話しかけられた。平静を装い、話を切り上げようとするショシャナにドイツ兵は名前を尋ねた。ショシャナはエマニュエルという偽名を使った。ドイツ兵はフレデリックと名乗った。フレデリックはショシャナをユダヤ人だと疑ったわけではなく、異性として興味を持っただけだった。

フレデリックはショシャナにアプローチをかけるが、ショシャナはドイツ人である彼を追い払おうとする。それでも、フレデリックは努めて温和で礼儀正しく振る舞った。二人で話しているとフレデリックを訪ねて将校や身形の良いドイツ人がやってきた。フレデリックはドイツ人から戦争の英雄と呼ばれていた。戦場で何をしたのかとショシャナはフレデリックに尋ねた。彼は狙撃手として窮地を凌ぎ、類稀なる戦果を残していた。殺した人数を自慢げに話すフレデリックに呆れたショシャナは彼の前から立ち去った。

【転】
映画館の仕事に戻ったショシャナの前に親衛隊の将校が現れ、彼女を連行した。連れて来られた先はドイツ人の集まるバーで、そこにはフレデリックがいた。ショシャナの正体がばれたわけではなく、フレデリックによるパーティへの招待だった。フレデリックはドイツのナンバー2のヨーゼフにショシャナを紹介した。フレデリックはドイツの英雄を語った映画をショシャナの映画館で上映させたいと願っていた。そこに、ショシャナの一家を殺したランダが現れた。ショシャナは絶句する。ランダはショシャナのことを覚えていたが、彼女がユダヤ人であることを周りの者に秘密にした。またもやランダの気紛れに生かされたショシャナは、彼が去った途端緊張が解け、涙を流した。映画館に戻ったショシャナは可燃性であるフィルムを使って、集まったドイツ兵をまとめて焼き殺そうと計画する。

イギリスでは、ショシャナの映画館にドイツの高官が集まるという情報を仕入れ、アルドの隊と協力して映画館ごとドイツの支配階級を爆破しようと計画を立てていた。

ショシャナは雇っていた黒人の映写技師と協力して、ドイツ人の最期に相応しい映画を撮影しようとしていた。完成したフィルムを映写機にセットして準備を整えたショシャナはロビーに集まったドイツ人たちを見下ろす。そこにはイギリスの作戦に乗じたアルドたちの姿もあった。

【結】
続々とドイツ兵が会場入りする最中、イギリスの計画はドイツに筒抜けだった。会場の警備を取り仕切るランダの手により、アルドたちは捕えられてしまう。トラックに乗せられたアルドたちが連れて来られたのはバーだった。ランダはアルドに取引を持ちかける。自分が映画館に報せを入れれば、アルドたちの作戦は失敗する。しかし、このまま見過ごせば戦争は今日で終わるかも知れない。自国の負けを予感していたランダは、アルドに連合国へ投降する代わりに、連合国は戦後の裁判で自分の無罪を下すよう要求した。しかし、アルドは上手すぎるその話を疑っていた。だが、アルドの上司がランダの要求を呑んだため、アルドはランダと協力することになった。

一方、劇場ではショシャナが計画を実行しようとしていた。しかし、またしてもフレデリックに邪魔される。執拗なアプローチを繰り返すフレデリックをショシャナは銃で撃った。フレデリックを瀕死に追いやったショシャナだが、彼女も反撃を受けて死んでしまう。だが、計画そのものは映写技師の手によって実行された。スクリーンは燃え上がり、人々は逃げ惑い、施錠されたドアに縋りつく。館内でドイツ人の悲鳴と映写機が流すショシャナの笑い声が響いた。

アルドと共に国境を越えたランダ。アルドを解放し、降伏を宣言した後、ランダは自ら捕虜になった。銃を返却されたアルドはランダの部下を撃ち殺し、頭の皮を剥いだ。アルドはランダの投稿を受け入れた。だが、彼がナチスだったという事実が消えないよう、ナイフで彼の額に鉤十字の傷痕を残した。

The End _MIHOシネマ

第82回アカデミー賞 助演男優賞 受賞


みんなの評価 3.66/5.0

最高 (^0^)

映画を観る時は頭を空にして柔軟な心持ちでいたつもりが、実際は固定概念を持ち込みまくっていたことを教えられました。
史実にのっとったストーリーだからこういうオチになるわけはない、という壁を思い切りブッ壊されて痛快です。

最低 ( ` 3´)

いや〜久しぶりに見たくそ映画だった
何を伝えたいかよくわかんねないし長いし面白くない。




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