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バッファロー'66
ヴィンセント・ギャロ 投稿日:2020年10月25日 19:13 No.652



バッファロー'66(原題: Buffalo '66 米国) 1998年 全米年間興行収入ランキング50 ランク外

5年ぶりに刑務所から釈放されたビリー・ブラウンは故郷に帰ることに。しかし彼は両親に、この5年間は政府の仕事で遠くに行っていたと偽り、裕福で妻もいるという嘘まででっち上げていた……

監督 ヴィンセント・ギャロ 代表作 『ブラウン・バニー』
脚本 ヴィンセント・ギャロ
音楽 ヴィンセント・ギャロ
主演 ヴィンセント・ギャロ(ビリー) 代表作 『グッドフェローズ』『テトロ 過去を殺した男』『エッセンシャル・キリング』


上映時間 110分

登場人物

ビリー・ブラウン: 刑務所帰りの男。

レイラ: ダンス教室の生徒。(クリスティーナ・リッチ) 代表作 『アダムス・ファミリー』『スリーピー・ホロウ』『ペネロピ』

ジミー・ブラウン: ビリーの父。(ベン・ギャザラ) 代表作 『或る殺人』『さすらいの航海』『ビッグ・リボウスキ』
ジャン・ブラウン: ビリーの母。(アンジェリカ・ヒューストン) 代表作 『女と男の名誉』『グリフターズ/詐欺師たち』『アダムス・ファミリー シリーズ』

スコット・ウッズ: 元アメフット選手でストリップ劇場の経営者。(ボブ・ウォール)


【起】
1966年12月26日ニューヨーク州バッファローで生まれたビリー・ブランコは5年の刑期を終えて刑務所から出所してくる。ビリーはバスを待っているうちに尿意を覚え、町に着いてからトイレを求めてダンス教室に行きます。そこで両親に電話しようとしますが小銭がないので通りかかった教室の生徒レイラに二十五セントを借ります。両親は彼が刑務所に入っていたことは知らないようです。政府の仕事で遠くに行っていた、結婚した、と彼は両親に嘘を並べます。結局妻を実家に連れて帰らなくてはならなくなり、レイラを拉致し、彼女の車で実家へと向かいます。レイラを妻にしたてあげようとしたのです。

【承】
ビリーは手荒に扱ったことをレイラに謝罪し、自分の妻になりすまして一緒に実家に行ってくれるよう頼み、レイラは了承します。久々に再会した息子に対して、両親は実に冷淡で、どうやらビリーは幼少時から両親に十分な愛情を受けてこなかったようです。ぎこちなく四人で時を過ごす中、ビリーは友人のグーンに電話をします。かつて、ビリーはフットボール賭博で1万ドルを賭けた試合がスコット選手の八百長のため負けてしまいました。その掛け金が払えなかった代償として、胴元の友人の身代わりで刑務所に入っていたのです。

【転】
実家を出た後、二人はボーリング場に向かいます。ビリーのロッカーに貼られた女性の写真についてレイラに尋ねられ、彼はかつての恋人だと答えます。ロッカーに入っていたピストルをビリーはポケットに入れました。彼は復讐のためスコット選手を殺し自分も自殺するつもりでした。スコット選手が現在トップレスバーを経営し午前2時に店に現れることを知ったビリーは時間をつぶすためにレイラとデニーズに向かいます。そこで二人はロッカーの写真の女性ウェンディに出会います。彼女はフィアンセと一緒でした。高校時代にビリーが一方的に想いを寄せていただけで、恋人だったというのは嘘でした。

【結】
デニーズを出た二人はモーテルに入ります。ビリーに対してレイラはいつしか愛情を感じ始めていました。やがて2時になりビリーはコーヒーを買いに行くと言って部屋を出ます。彼の様子がおかしいことに気づいたレイラは必ず戻ってきてと念を押します。店に入り、いったんスコットと対面しますが、ビリーは何もせずそのまま店を出ます。そしてピストルを投げ捨て、レイラのためにココアとハート形のクッキーを買ってモーテルに戻ったビリーはレイラと抱き合って眠るのでした。

The End_映画ウォッチ


みんなの評価 3.82/5.0

最高 (^0^)

ヴィンセント・ギャロの美意識炸裂でこれでもかとやりたい放題かましてる。
古いフィルムによる映像美、センス溢れるカット割り・編集、斬新なストーリー。
センスの塊のような作品。

最低 ( ` 3´)

オシャレ系が好きそうなやつですね。
中身は全然面白くなくても雰囲気オシャレでよく見せる例のやつです。




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