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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
ガイ・リッチー 投稿日:2020年08月10日 20:22 No.559



シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(原題: Sherlock Holmes: A Game of Shadows 英・米合作) 2011年 全世界年間興行収入ランキング12位

オーストリア皇太子が自殺する事件が起きるも、シャーロック・ホームズは皇太子が暗殺されたと推測。事件の謎を解くため社交クラブに潜入したホームズは、ジプシーの占い師シムと出会うが、シムは事件の手掛かりを知ったことで暗殺事件の首謀者モリアーティ教授に狙われてしまう……

監督 ガイ・リッチー 代表作 『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』『スナッチ』『アラジン(2019)』
脚本 ミシェル・マローニー、キーラン・マローニー
音楽 ハンス・ジマー 代表作 『レインマン』『グラディエーター』『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』
主演 ロバート・ダウニー・Jr(ホームズ) 代表作 『チャーリー』『ゾディアック』『アイアンマン シリーズ』
原作 アーサー・コナン・ドイル 『シャーロック・ホームズ シリーズ』

上映時間 128分


登場人物

シャーロック・ホームズ: 天才的な観察眼と推理力を持つ、世界でたった一人の顧問探偵。

ジョン・H・ワトスン: シャーロックの相棒で軍医。(ジュード・ロウ) 代表作 『ガタカ』『リプリー』『スターリングラード』
メアリー・モースタン・ワトスン: ジョンの妻。(ケリー・ライリー) 代表作 『スパニッシュ・アパートメント』『ロシアン・ドールズ』『フライト』

マイクロフト・ホームズ: シャーロックの兄。(スティーヴン・フライ) 代表作 『ワンダとダイヤと優しい奴ら』『オスカー・ワイルド』『ゴスフォード・パーク』

シムザ・ヘロン: 占い師。(ノオミ・ラパス) 代表作 『ミレニアム シリーズ』『プロメテウス』『セブン・シスターズ』

アイリーン・アドラー: 女怪盗。(レイチェル・マクアダムス) 代表作 『ミーン・ガールズ』『きみに読む物語』『サウスポー』

ジェームズ・モリアーティ: 天才数学者で作家。(ジャレッド・ハリス) 代表作 『17歳の処方箋』『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『リンカーン』


【起】
時は1891年まで遡る。その頃のロンドンでは、シャーロック・ホームズという史上初の私立探偵が活躍していた。シャーロックは天才的な頭脳を持っているが、社会不適合者を自認するほどの変わり者でもあった。

そんな彼の相棒は、ジョン・ワトソン。だらしないシャーロックとは違い、元軍医という肩書きを持つしっかりした人物だった。シャーロックとジョンはコンビを組み、これまで数多くの事件を解決してきた。一方、その頃ロンドンでは、各地で謎の爆発事件が続いていた。シャーロックは全ての事件をつなぎ合わせ、その背景にジェームズ・モリアーティという人物がいることを突き止める。

モリアーティ教授は、シャーロックと同じく天才と呼ばれる部類の人間で、世界的にも多大な影響を持つ人物である。モリアーティは、戦争を起こし、武器売買で一儲けしようと考えていたのだった。そして、シャーロックの耳に悲しいニュースが入ってくる。なんと、ワトソンが近々結婚をするというのだ。

【承】
本来であれば、相棒の結婚といえばめでたい出来事である。しかし、シャーロックは元々結婚は墓場だと考える人物で、そして、なんとワトソンは結婚後は今後事件には首を突っ込まないというのだ。それは、何かと危険な捜査から足を洗うことで、妻を安心させるためだった。

そして、とうとう結婚式の日がやってきた。シャーロックは自分で開発した、瀕死状態を蘇らせる特効薬をワトソンに結婚祝いとしてプレゼントしていた。そして、ワトソンの幸せそうな笑顔を見たシャーロックは、1人静かに式から抜け出すのであった。

しかし、そこに見知らぬ人物が待ち受けていた。それはなんと、モリアーティからの使者だった。その男に連れられ、シャーロックはとうとうモリアーティとの対面を果たす。シャーロックがモリアーティを危険視していたと同様に、モリアーティもまた、自分に匹敵する頭脳を持つシャーロックに目をつけていたのである。そして、シャーロックを呼びつけたモリアーティは、信じられない言葉を口にする。なんと、ワトソン夫婦の殺害を行うというのだ。

【転】
そして、その言葉の通り、ハネムーン中のワトソン夫婦の元に刺客が現れたのだった。慌てて駆けつけたホームズの活躍によってことなきをえたものの、このままでは妻が危険だと判断。ワトソンは、再びシャーロックとコンビを組み事件を解決することを誓うのだった。

2人は、偶然遭遇した占い師のシムザと共に行動を開始する。3人は、モリアーティの悪行を止めるため、次の爆破を止めようと試みる。そして、シャーロックが次の爆破ターゲットがオペラ座と推測し、慌ててその場に急行する。しかし、それはモリアーティが仕掛けた囮だった。オペラ座はシャーロックの目を欺くためで、本当の爆破場所は、全国の商人たちが集結していたホテルだった。つまり、頭脳勝負でシャーロックがモリアーティに敗北を喫したのだ。

しかし、そこで立ち止まってはいられない。シャーロックは調査を続け、モリアーティがドイツに工場を持っていることを突き止める。そこに行けば何かわかるかもしれない、とシャーロックは工場に潜り込む。しかし、待ち構えていたモリアーティによって拉致されてしまったのだった。

【結】
捕らえられたシャーロックはモリアーティにより拷問を受けるが、しかし、ワトソンが窮地に駆けつけたことによりことなきを得る。そして、その際シャーロックはモリアーティの手帳を盗み出していた。その手帳には、モリアーティの計画の全てが記されていた。手帳には、モリアーティの計画の最終目的がスイス和平会議にあることも記されていた。シャーロックは、ワトソンと共に急いでその場へと向かう。

一方、手帳を盗まれたモリアーティもまた、シャーロックを本格的に始末しようとしていた。そして、2人の天才は最後の戦いを迎える。2人は相手の動きを先読みするというハイレベルな戦いを繰り広げるが、先の拷問により負傷しているシャーロックが不利だった。このままでは自分が勝てないことを悟ったシャーロックは、自らの命を諦め、モリアーティを道連れにライヘンバッハの滝へと飛び込んだのだった。

そして、シャーロックの最後の瞬間をワトソンが目にしてしまう。ワトソンはシャーロックの死を嘆く。しかし、その後暫くして、シャーロックが兄から預かっていた呼吸装置がワトソンの元に届いたのだった。それを見て、ワトソンはシャーロックが生きていることを確信するのだった。

The End _MIHOシネマ


みんなの評価 3.62/5.0

最高 (^0^)

”映画芸術” という言葉にふさわしい、現在屈指の世界的な作品と思う。
第一作の続編としてみれば、冒頭部はやや退屈感があるも、
徐々に本領が発揮される。

最低 ( ` 3´)

原作に背きすぎ!
コナン・ドイルは気を悪くする内容ですね。




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