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シェフ 三ツ星フードトラック始めました
ジョン・ファヴロー
投稿日:2020年08月09日 17:48
No.558
シェフ 三ツ星フードトラック始めました
(原題: Chef 米国) 2014年 全米年間興行収入ランキング50 ランク外
一流レストランの料理人カール・キャスパーはオーナーと衝突。創造性に欠ける料理を作ることを拒み、店を辞めてしまう。マイアミに行ったカールは、とてもおいしいキューバサンドイッチと出会い、元妻や友人、息子らとフードトラックでサンドイッチの移動販売を始めることにするが……
監督 ジョン・ファヴロー 代表作 『エルフ 〜サンタの国からやってきた〜』『アイアンマン シリーズ』『ジャングル・ブック(2016)』
脚本 ジョン・ファヴロー 代表作 『カップルズ・リトリート』
音楽 マシュー・スクレイヤー
主演 ジョン・ファヴロー(カール) 代表作 『ルディ/涙のウイニング・ラン』『ディープ・インパクト』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
上映時間 115分
登場人物
カール・キャスパー: 一流レストランの総料理長。
リーバ: カールが務めるレストランのオーナー。(ダスティン・ホフマン) 代表作 『卒業』『小さな巨人』『マラソンマン』
イネズ: カールの元妻。(ソフィア・ベルガラ) 代表作 『ワタシにキメテ』『ニューイヤーズ・イブ』『ジゴロ・イン・ニューヨーク』
パーシー: カールとイネズの息子。(エムジェイ・アンソニー) 代表作 『ダイバージェントNEO』『バッド・ママ』『レプリカズ』
マーティン: カールの同僚。(ジョン・レグイザモ) 代表作 『カリートの道』『ムーラン・ルージュ』『ジョン・ウィック シリーズ』
モリー: カールの同僚。(スカーレット・ヨハンソン) 代表作 『ゴーストワールド』『真珠の耳飾りの少女』『アベンジャーズ シリーズ』
ラムジー・ミシェル: 超有名料理評論家。(オリヴァー・プラット) 代表作 『フラットライナーズ』『評決のとき』『カサノバ』
【起】
カール・キャスパーは、こよなく料理を愛し、また料理からも愛された超一流の天才シェフ。若かりし頃から天才として名を馳せた彼は、現在ロサンゼルスにある有名なレストランで雇われシェフをしていた。彼がここで働く事になったのは、オーナーが厨房や料理に関しては一切口を出さないと就職時に契約を結んだ為であった。彼は彼にしか作れない料理が作りたかったのだ。
順風満帆に思えるカールでであったが、実はプライペートはあまり良好とは言えない状況にあった。数年前に妻と離婚したカールは、10歳になる最愛の息子、パーシーと離れて暮らしていたのである。パーシーは父親の影響か料理に興味を持ち、カールの仕事を見学したいとカールに伝えていた。
また、まだ10歳のパーシーは常に忙しく自分にあまり構ってくれない父親に少しの寂しさも感じていた。カールは仕事に打ち込むあまり、パーシーのそんな気持ちにあまり気づけずにいたのである。そんなすれ違う2人を、元妻、イネズは心配そうに見守っていた。
【承】
そして、カールに新たな挑戦の時が訪れる。店に、とても強い影響力を持つ評論家がレビューに来るというのだ。その評論家は、若かりし頃のカールの料理を褒め称え彼のファンであると明言している人物だった。カールはその評論家に再び自分の料理で衝撃を与えようと、新たなメニュー作りに勤しんでいた。
そして、とうとう勝負の日がやってきたのである。カールと彼のスタッフ達は、決戦の為気合いに燃えていた。しかし、そんな厨房にオーナーであるリーバが現れたのだ。彼は、カールにこの店の定番コースを提供するようにと命じる。このメニューで長年人気を誇ってきたのだから、このメニューでいけば間違いはないという考えの元の事だ。カールは、厨房の事には口は出さない約束だと怒るカールであったが、リーバは聞く耳を一切持たない。
仕方なく、カールはリーベの指示に従い定番のメニューを提供する事になったのだった。結果、料理は最悪の評価を受け、多くの人の目にそのレビューが届く事となってしまう。怒りを抑えきれなかったカールは、パーシーに教えてもらったツイッターで評論家、ラムジーに喧嘩を売ってしまうのである。
【転】
カールがラムジーに「自分の新作メニューを食べに来い」と喧嘩を売った件は、たちまち注目の的となる。しかし決戦の時、再びリーバはカールに通常メニューを作る事を強要するのだった。自分の言うとおりにしないのであれば首だと言うリーバに対して、カールは自らチーフシェフの職からおりる。
そして、その日のメニューはカールに変わって他のシェフが担当をする事となった。結果、ラムジーはカールを「敵前逃亡をした」と称し、2人は大論争に発展してしまう。その喧嘩の様子がネットで流れてしまい、カールは次の仕事を探す事が出来ない状況に陥ってしまうのであった。
そんなカールに対して、イネズはフードトラックという方法を提案する。自分の元カレに掛け合い、イネズはカールにボロボロのトラックを用意してくれたのである。更に、何とカールを慕うシェフが有名レストランをやめてまでもカールと一緒に働きたいと駆けつけてくれたのだ。カールとそのシェフ、マーティン、そしてパーシーはトラックに乗り込みマイアミからロサンゼルスに向かうフードトラックの旅を開始したのである。
【結】
例の騒動でカールはすっかり有名人になっている為、彼らのトラックが向かう先には次々と人だかりができていた。また、パーシーがSNSを活用し、集客作業を手伝う為店は出だしから大成功を収める事となる。今迄あまり触れ合う時間のなかったパーシーとカールであったが、この旅を通じて親子の絆が少しずつ深められていく。しかし、そんな旅にも終わりが見え始めていた。最終目的地であるロサンゼルスが目前に迫ってきていたのである。
ロサンゼルスに帰れば、再び現実が待っている。パーシーの夏休みは終わり、今までの様にカールの隣で手伝いをする事は叶わなくなってしまう。しかし、カールは息子との楽しかった日々を思い、パーシーの熱意もあり放課後と週末だけ、パーシーが屋台を手伝う事を許すのだった。
そして何と、ロサンゼルスで屋台を出していたカールの元にラムジーが現れる。ラムジーはカールの作った料理に再び感銘を受け、資金援助を申し出たのである。その後しばらくして、カールは一軒のレストランを構えていた。それは、カールが作りたい料理を作れる自由な店。そしてその日、そのレストランを貸し切りにして、カールとイネズの再婚を祝うパーティが開かれているのだった。
The End _MIHOシネマ
みんなの評価
4.19/5.0
最高 (^0^)
主人公の情熱に心動かされ、家族愛のほっこりした内容がありつつ、さらにご飯がむちゃくちゃ美味しそう!!
個人的にとても好きな映画でした。前向きな気持ちになれます。
最低 ( ` 3´)
映像はあまりきれいではなく、音楽は浮いていて、人物に魅力を感じず、会話も面白くありませんでした。
ヒューマンドラマとしてはかなり微妙でした。
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