CFFC 中部フリーフライトクラブ 掲示板


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プロセス
小池 投稿日:2022年11月07日 08:54 No.138
「舞いあがれ」では飛行機が飛ぶまでのプロセスが丁寧に描かれていて、良いですね。テレビドラマの世界も人間ドラマだけでなく、技術を追ってくれると興味がわきます。今日の放映で出た部品は、たぶんブレードフィッティング(ブレード根本の金具)と推測、ピッチをアジャスタブルにするための加工と推測。「浪速大学」の特徴である中ペラ(主翼と尾翼の中間にプロペラを配置)特有の部品でしょう。今後も楽しみです。

西澤 投稿日:2022年11月08日 11:20 No.139
パイロットの減量とブレードセット角度の変更で、良い結果が出るのでしょうかね? 楽しみです!

小池 投稿日:2022年11月08日 11:52 No.140
ペラのピッチを減らすと回転数を上げなければならない、つまり高回転低トルクに変わりますが、必要なパワー(190ワット)は変わらない。パイロットの好み(トレーニングで慣れたトルク回転数の組み合わせ)に合わせるわけですね。必要パワーを減らすには機体の空気抵抗を下げる、重量を減らす、ペラの効率を上げる、どれも限界までやっているはず。そこが設計の腕の見せ所です。このような議論がドラマの中であると面白いのですが・・・

西澤 投稿日:2022年11月08日 12:18 No.141
F1Bでもブレードのセット角度を大きくしてモーターランを伸ばすのと、逆にセット角度を少なくして早くペラを回すのと、一体どちらが総合的に効率が良いのか未だに私には分っていません。難しい問題ですね。

小池 投稿日:2022年11月08日 16:56 No.142
ペラのトルク、推力を計算するのは難しい、つまり10%ぐらいの誤差は避けられない。ですからパイロットが事前のトレーニングよりも、実際に飛んだ時のペダルが重いのは、予測の誤差に起因します。ですからテスト飛行の結果に基づいてピッチを微調整するわけです。
 F1Bでは最適なピッチを計算しても、実際飛ばすと違う、と最近実感しています。計算のどこに誤差があるのか・・・と追及するより、実際に飛ばし込んで良い所を見つける方が速い、と最近思うようになりました。




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