始まりは桑名先生の退職祝いだな

wasi 投稿日：2023年01月16日 16:22 No.192

１９９２年から１９９５年までアメリカから逆輸入したフェアレディＺに乘って居た。その時に小学校の担任だった桑名先生の退職祝いが日光で有った。３５才から３８才のどこかだった。オレは口髭を生やして髪はワックスでオールバックにしてストライプのジャケットの袖をまくり上げた格好で出席した。ミツルにカメラを持ってくるように言われて三脚を付けた一眼レフを担いで行った。仕事をギリギリまでやって出席したので1次会には顔を出して集合写真を撮っただけで2次会からの参加に成った。男連中はオレと分かって居たけれど女子はユッコとキョコちゃんだけしかオレと認識出来なかった様だった。集合写真をなぜセルフタイマーで撮るのか不思議に思わなかったのだろうか・・・。カメラマンがなぜ2次会にまで来るのかミツルが聞かれたりしてたようだった。
　中学から会って居ない同級生は確かに別人だっただろう。親が金持だった連中が良い暮らしをして居ても不思議では無いだろう。高校から母子家庭に成った男子が業界で成功した様な出で立ちで現れたわけだしなぁ。あとから続く同窓会ではミツルが一緒に行ったハワイ旅行の話などすれば、当時は個人で飛行機からホテルまで予約・手配して空港からレンタカーでオアフ島を一周して来るハワイ旅行なんてしてる者は居なかった。「ショウジとのハワイ旅行の話をすると自慢話に成っちまうから話せないんだよ。」とミツルが言ってたっけ。その後の同窓会や親の葬儀などで会う度に乘る車がメルセデスで何度も買い替えて居たりすれば出世したとか思って当然だったろう。真実はミツルしか知らなかったこもしれないな。「ショウジがラスベガスに行ってるんだよ。」と言うと「また行ってやがるのか？ヤツは宝くじでも当たって無いか？」と聞かれて「いや、ヤツが年間に使ってる小遣いはオレ達より少ないんだよ。本当に。」とか説明すると「へぇ」と皆半信半疑に聞いてたようだった。

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