土地を相続出来た=困れば売って金にすればいい。って事を言われるけれど、ここは嫁の地元で縁を切った親戚連中も最後までゴネた叔父だって昔は大店の一家だったわけで、そこそこに世間では認められてた連中だった。そんな世代がドンドン消えてるのは確かだけれど、それでもオレの代で無くせば世間的には「やっぱりバカ婿が先祖からの土地を無くした。」と言われる事は許しがたい。オレの弟が外車の中古屋をしてたから、弟から買ってやらないわけには行かないし、オレは酒が飲めないし友達も近くに居ないから交際費も通勤の為の洋服だっていらない。2年に1度は海外旅行をしたけれど、旅行会社を使わない個人旅行で費用をかけずに行った。それでも嫁の親戚でも共通の常識として旅行費を親が持つのは普通だったようで、母が調子悪く成ってから色んな会話をする内に外車も海外旅行も母に金を出させて行ってるのだと皆が思ってたと聞いて驚いた。母も居候した当初は食費6万円だけしか出さないで生活させてもらったけれど、独立後もずっとそのままだと思って居たようで、「だってお母さんは電話代や水道も光熱費だって私が払ってるんだと言ってたよ。」と認知症に成る前から言ってたらしかった。皆人んちの事だからオレを諭す人が居なかったので話題に成らずに長い間過ぎて居た。関係良好な親戚だってそんな風だから、疎遠に成った親戚筋が良く思って居ないのは明白。だからオレが死んでから土地を処分してもらおうとして居る。ただ色んな意味でややこしい土地で200坪と言っても分割した際の形が悪いのと近くに駐車場が沢山有って相場が1台月5千円にしか成らない事。今でも年48万円の固定資産税を払ってるのに叔父の家を壊すと78万円に成ってしまうので叔父の家を壊せず、土地の中央に市の青地が細く横切っており、相続の際にはそれを理由に相続税を節税で来たようなので2~3年は大規模な行動はしないで欲しいと計理士に言われている。駐車場経営の不動産屋には市から青地は購入すべきとアドバイスされてるけど、競合する地主が居ないので放って置くことにしてる。 |