不安障害、解離性障害について3 - 公認心理士が回答する無料相談掲示板

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不安障害、解離性障害について3
矢野 投稿日:2022年02月08日 01:51 No.1626
ご報告、ありがとうございます。 自分の症状に気づき、「こんな症状もあった」と分かっていくことは、ある意味で少しづつ回復していると思って良いです。 自分が本当に苦しいときは、このような「気づき」が起きないからです。

解離の原因が分かっているけれど、そこに向き合えないというのは、その記憶が大きなトラウマ記憶に関係しているからかもしれません。その記憶を何とかするというアプローチもありますが、日々の生活の中で、安心感を感じることも必要なアプローチのように思います。

解離の症状があると、葛藤が人格(もしくはパーツ)に分かれてしまいます。色々な葛藤が普段は出てこないけれど、心のなかにずっとあるということも起きます。これらは、恐怖や恥という感覚で分断されていることが多いです。

また、ご報告いただけると嬉しいです。


矢野 投稿日:2022年04月08日 15:13 No.1679
解離症の治療の中では、色々な気持ちが背景に隠れていて、後から『そういうば、こういう気持ちもあった』みたいになります。
特に、『葛藤』しているときの、片方の気持ちしか自覚できずに、『葛藤しているとは自分では感じていない』みたいなことが起きます。
このような現象が起こるのは、日常生活の中でフラッシュバックが起こったり、ずっと警戒・緊張感が続いているために、自分の記憶が整理されていかないということが起こるためです。
ゆいなさんの経過としては、徐々に色々な気持ちが整理されているように感じるので、よくなっていっていると思います。
最終的には、自分の人生が、一人の人間の人生としてまとまっていくと思いますよ。




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