走り始めて10分で押し上げ歩行

50卒　谷投稿日：2018年09月30日 22:20 No.236

県内未走行の峠コースを検討して組みあげ風鈴寺のある小度町まで車で移動。
元気村にも寄る為、地図にかすかに書かれた道をたどる。地図どおり小さな
小川手前で左折したところ、いきなり集落の横を激坂がまっすぐ続いていた。
前輪は浮き気味、後輪は軽くスリップしている。カーブを曲がってもその激坂
は変わらず、路面は荒れ果てたコンクリート造り。段差にバランスを崩し
ガードレールも無い狭い林道の下を見下ろせば先ほどの集落が点在する崖っぷち
もうフラフラ登る気も無し。メーター見ればまだ走行距離900mで押し上げ開始。
いつのまにかコンクリート道も地道に変わり、3%の斜度で乗ってみたが、
最ローにもかかわらず草にタイヤが取られちっとも進まない。先の大雨で道は
川底のように荒れ、えぐられとても走行とは無縁の道。道を塞ぐ倒木も切られて
いるのはまだ人が入った跡。だがその先の倒木は手つかず。くぐって抜けた先は
もしかして私が踏み込む初の人類?
戻る気持ちを抑えてくれたのはまだ午前中だった事。こうなったら7Km押し
上げるしかないと覚悟していたらいきなりアスファルトの林道に合流した。
その先も上り下りをくり返しながらも走行、元気村手前で林業従事者に出会った
時は思わず話し込んでしまった。
今まで林道といっても結構整備された道に慣れていた。今回はその洗礼を受けた。
国道151号平沢から県道357号に折れた下り坂はノンブレーキで快適。そのまま
県道19号で車まで戻るには走り足らないので県道490号で笹渡に向かう。
軽い登りを楽しみながら稲刈り真っ最中の田園風景を楽しむ。
しかし片道1車線のの贅沢な幅広県道もやがてセンターラインは無くなりやがて
林道並み、ついには鬱蒼とした山道は苔が生え、落ち葉と小枝にに埋まり
崖とガードレールの間にかろうじて道が付いているそんな細い県道になっていた。

もう未走行求めて分け入るｻｲｸﾘﾝｸﾞは懲りた!・・・・県道でもこんな道が現れる
のだから・・・・たぶん

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