<input type="button" value="スレッドの最後へ行くとバイ" onclick="ScrollHeight()"/> <script type="text/javascript">function ScrollHeight() {window.scrollBy(0,999999);}</script> <a href="#bottom">★このページの末尾付近へジャンプ♪</a> ☆今日は、阿蘇山山頂でも3センチの積雪でした。11年ぶりということで、翌年2003年にタイムスリップ。 |
☆福岡地震で「空白域」という言葉が注目されたそうだが、木村教授の講義を受けた昭和の時代から、教授は講義の中で「空白域」を言われていた。 空白域は地震安全地域ではなく、地震のエネルギーが溜まっている地震危険地域だと。さすが木村教授、鋭い読みでした。m(_)m |
☆2002年の12月に大きめの被災地震は起きていませんでした。 |
☆ついでに、2005年までタイムスリップ。なんと、福岡まで揺れていました。西ノ島周辺の噴火のタイムスリップでも、阿蘇(熊本県)や大分県で被害が出るような地震が起きていますね。現在、北九州の観測点では、大き目の異常が出ているようなので、用心かもしれません。2011年10月5日の熊本地震(震度5強)の時も、8月前から北九州観測点での異常が観測されていましたからね。 ・ 2005年3月20日 福岡県北西沖【M7.0】 最大震度:6弱 【2005年・福岡県西方沖地震】 死者:1名 負傷者:1,204名 住宅全壊:114棟 住宅半壊:353棟 一部破損:8,620棟 *概要* 福岡県北部と佐賀県で震度6弱。福岡県で震度6クラスの地震が発生するのは有史以来初。 九州北部に限るとM7.0クラスの地震は、1700年ころに壱岐・対馬で発生した地震以来300年ぶり。 政令指定都市で震度6を観測するのは、95年の阪神大震災以来実に10年ぶり。 震源に一番近かった玄海島では、地震発生当初震度計がなかったため、後の現地調査で、震度6強~震度7並みの揺れを観測していたことが分かった。 この地震を発生させた震源断層は、福岡市中心部を南北に横断する【警固断層】の延長線上であることが判明した。 被害は玄海島、福岡市西部に集中し、福岡市のビルでは、窓ガラスが割れて途上に落下する、エアコンの室外機の落下など【都市型災害】が目立った。 また福岡県は今まで大きな地震に見舞われたことがなく、地元の間で【福岡には地震は来ない】という迷信が生まれていたとともに、それをキャッチフレーズとして売り出す不動産屋もあった。 逆に福岡県は【大きな地震が比較的少ない空白域】ともいわれおり、学者の間では福岡県を危険視する声もあった。この地震によって【空白域】という言葉が注目された。 ちょうど1カ月後の4月20日にはM5.8、震度5強の最大余震が発生し、玄海島では本震で痛んだ家屋が倒壊するなどの被害があった。 ・ 2005年4月11日 千葉県北東部【M6.1】 最大震度:5強 負傷者:1名 ※千葉県、茨城県で震度5,6を【弱・強】に分けるようになってから、初めて震度5強を観測した。 フィリピン海プレートと太平洋プレートとの境界で起きた地震。 ・ 2005年7月23日 千葉県北西部【M6.0】 最大震度:5強 【2005年・千葉県北西部地震】 負傷者:38名 一部破損:12棟 *概要* 東京都足立区で92年以来実に13年ぶりに震度5を観測。 この地震は内陸部に沈み込む太平洋プレートとフィリピン海プレートとの境界で発生した地震であった。 千葉市直下では25年間隔でフィリピン海プレートと太平洋プレート境界での地震が起きており、1928年、1956年、1980年にも同じような地震が発生している。 震源が73kmと深かったために、比較的地盤が弱いとされる東京23区内の東部で大きな揺れを観測した。 地震発生直後、首都圏の交通網が一瞬で麻痺し、各鉄道機関により復旧にかかる時間にばらつきが出て首都圏各地で混乱が発生した。 また都内では【エレベータの自動停止】による閉じ込めが数万件発生し、救助されるまでに長時間有した。 被害は南関東に集中し、江東区では立体駐車場から車が落下する被害や、電線の倒壊による小火災も発生した。 ちなみにこの地震の後に都内で震度5を観測したのは2011年の東日本大震災である。 ・ 2005年8月16日 宮城県沖【M7.2】 最大震度:6弱 【2005年・宮城県沖地震】 負傷者:100名 住宅全壊:1棟 一部破損:973棟 *概要* 宮城県南部で震度6弱、岩手、福島で震度5強、青森から静岡にいたる広範囲で震度4を観測した。 この地震の震源域は、国が想定する【宮城県沖地震】の南東部にあたり、国は【想定される宮城県沖地震ではない】と断定したが、おそらく、宮城県沖地震の【部分的再来】であると思われる。 残りの2つは2011年の東北地方太平洋沖地震とともに連動した。 被害は宮城県から東北各県におよび、仙台市泉区にある屋内プール施設の釣り天井が落下し、プールにいた26名が一度に負傷する被害が出ている。 また住宅被害は福島県に集中した。 |
☆ついでに、2004年までタイムスリップ。 ・ 2004年9月5日 三重県南東沖【M7.4】 最大震度:5弱 【2004年・紀伊半島南東沖地震】 負傷者:42名 *概要* フィリピン海プレート内部で発生した地震。震源域は国が想定している【東南海地震】にあたるが、東南海地震とは全く別物。 この地震が発生する数時間前に、M7.1の前震を伴った。(前震でも震度5弱)。 当時の震央地名称で【東海道沖】、【紀伊半島沖】を跨ぐように発生したため大変珍しい地震でもあった。 また近畿から四国の太平洋沿岸にかけて津波警報が発令され、和歌山県などで津波90センチを観測した。 2つの地震【M7.4、M7.1】の両方を合わせて負傷者42名に及んだ。 ・ 2004年10月6日 茨城県南部【M5.7】 最大震度:5弱 負傷者:4名 ・ 2004年10月15日 与那国島近海【M6.6】 最大震度:5弱 ・ 2004年10月23日 新潟県中越地方【M6.8】 最大震度:7 【平成16年(2004年)・新潟県中越地震】 【新潟県中越大震災】 死者:68名 負傷者:4,805名 住宅全壊:3,175棟 住宅半壊:13,808棟 一部破損:104,560棟 *概要* 新潟県中越地方で95年の【阪神大震災】以来となる震度7を観測。 当時は地震による停電で震度計の数値が分からなかったが、翌日、詳しく震度計を調べたところ、震度7を観測していた。 震度を機械で観測するようになってから震度7を観測したのは初めてとなる。 この地震の特徴は【余震の多さ、大きさ】である。 本震発生当日だけでも、震度6強を2回、震度6弱を1回、そのあとも震度5以上の余震が多く発生し、被害を拡大させた。最大余震は本震発生30分後に発生したM6.5(最大震度6強)。 この年は台風が例年になく多く上陸した年であり、地震の前に発生していた台風の影響で地盤が緩んでおり、これが、大規模な土砂災害を招いた原因ではないかとも言われている。 この地震を起こした活断層は、現時点で六日町断層帯、または小平尾断層帯、未知の活断層ではないかといわれている。 避難所でのエコノミークラス症候群による、地震後の死者が多く、地震による死者26名に対し、地震後の死者(震災死)は42名と、震災死が直接死よりも上回った。 また地震でいたんだ家屋が雪の重みで倒壊するという2次被害も相次いだ ・ 2004年11月29日 釧路沖【M7.1】 最大震度:5強 【2004年・釧路沖地震】 負傷者:65名 *概要* 北海道釧路、十勝、根室支庁で震度5強を観測。津波警報も発令された。 この地震は太平洋プレートの境界で発生した【海溝型地震】で、この震源域に当たる【釧路沖】では1961年にもM7.2の地震が発生している。 震源域は国が想定している根室沖地震の震源域の北西部に当たる。 地震発生が深夜3時だっため、避難する際の転倒などによる負傷者が相次いだ。 また12月6日にも同じ震源でM6.9、翌年1月にもM6.5の地震(ともに最大震度5強)が発生している。 ・ 2004年12月14日 留萌支庁南部【M6.1】 最大震度:6弱 【2004年・留萌支庁南部地震】 負傷者:8名 一部破損:165棟 *概要* 北海道留萌で震度6弱。なお、地震発生当初は停電のために最大震度5強となっていたが、後の調査で震度5強を上回る震度6弱だったことが判明した。 被害は狭い範囲に集中し、苫前町や、小平町では家屋の一部が破損する被害が目立った。 なお北海道内陸部でM6.0以上の地震が発生するのは、1967年に釧路北部で発生したM6.4の地震以来である。 |
・ 2003年5月26日 宮城県北部沖【M7.1】 最大震度:6弱 【2003年・三陸南地震】 負傷者:174名 住宅全壊:2棟 住宅半壊:21棟 一部破損:2,345棟 *概要* 宮城県北部、岩手県南部で震度6弱を観測。宮城・岩手で震度6弱を観測するのは96年以降では初めて。 この地震は東北地方が乗る北米プレートに沈み込む太平洋プレートの内部で発生したプレート内部地震だった。震源が72kmと深かったため、広範囲で強い揺れを観測。 発生時間帯が夕方だっため、各放送局で地震発生の生々しい映像が撮影された。 被害は東北各県におよんだが、幸い死者はいなかった。 ・ 2003年7月26日 宮城県中部【M6.4】 最大震度:6強 【2003年・宮城県北部地震】 負傷者:677名 住宅全壊:1,276棟 住宅半壊:3,809棟 一部破損:16,060棟 *概要* 宮城県北部で2000年の鳥取県西部地震以来となる震度6強を観測。 前震、余震でも震度6弱を観測し、【1日に震度6】を3回観測した珍しい地震である。 この地震を発生させた震源断層は、後の調査で、【須江断層】と呼ばれる推定活断層だった。 震度6強を観測したにもかかわらず、幸い死者はいなかったが、家屋の被害、交通網の被害が目立った。 ・ 2003年9月26日 十勝沖【M8.0】(Mw8.3) 最大震度:6弱 【平成15年(2003年)・十勝沖地震】 死者:1名 行方不明:1名 負傷者:849名 住宅全壊:116棟 住宅半壊:368棟 一部破損:1,580棟 *概要* 北海道南部で震度6弱を観測。太平洋プレートの境界で発生した【海溝型地震】。 地震の規模を示すマグニチュードはM8.0で2001年以降初めてのM8級の地震となった。(モーメントマグニチュードはMw8.3)。 発生したのが早朝だったために、負傷者が多発。また震源地から200km以上も離れた苫小牧市の石油タンクが、スロッシングを起こして炎上し、沈下するまで約1週間を有した。 津波も発生し、3mを観測。川を遡上した津波により、釣り人2名がさらわれ、そのうちの1名が後に遺体となって発見された。なお最大余震M7.1でも震度6弱。 |