浅間会


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Moroccan Mintさんへ Bookworm 投稿日: 2021年10月04日 14:39:37 No.83 【返信】

夏休み中に小5のお嬢さんが読まれたという宇佐美りんの「推し、燃ゆ」読みました。題名をお聞きした時に図書館で予約したところ、忘れたころ、数日前に連絡がありました。人気があるのですね。若者が主人公で、年配者には分かりづらいところもありますが、推しはひいきとかファンという意味でしょうから、若いころほとんどの人が経験することのように思いました。程度の差はあっても。追っかけなんて言葉もありました。もう死語なのでしょうか。推しを推すとき彼女はいつになく満ち足りている、と言います。推しが結婚を決め芸能界を引退するというところで終わっていますが、それを乗り越え、彼女は生きていくのだろうと思わせます。


噓つきアーニャの真っ赤な真実 Bookworm 投稿日: 2021年09月28日 09:14:56 No.82 【返信】

やっと読み終わりました。多感な子供時代に海外に暮らし、様々な国籍のクラスメートに囲まれて暮らした米原さんにしか書けない本だと思いました。心に残ったのは「愛国心は大国より小国、強国より弱い国出身者の方が強い」というところです。そういうものであろうと想像できます。ロシア人が個人の才能は皆の宝と思い皆でそれを愛し支えるが、ヨーロッパでは個人の才能はあくまでも個人のものというのも印象に残りました。


あさま会だより第48号 Bookworm 投稿日: 2021年09月23日 18:06:49 No.81 【返信】

昨日一斉に303通を発送しました。一人でも多くの方にお読みいただき、この掲示板に感想をお寄せ頂けると嬉しいです。今回は役員皆に記事を書いてもらいました。


噓つきアーニャの真っ赤な真実 清水サチ子 投稿日: 2021年09月21日 17:47:35 No.80 【返信】

暑かった今年の夏も大分秋らしくなってきました。9月の本、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実」めづらしく早く読みました。
 米原さんは1960~1964の足掛け5年、父親の仕事で赴任していたチェコに同行してプラハ・ソビエト学校に通学しました。世界各国の共産主義者の代表を親に持つ子弟ですから言語もさまざま。そのなかで過ごした数年間で印象に残った3人を30年後に探して訪問するというユニークなエッセイです。しかも中欧諸国は民族紛争のさなか。キリスト教文明とイスラム教文明の混雑する国々、チェコ、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、ユーゴなど、私にとって聞いたことはあって詳しいことは知らない国ですが、米原さんはロシア語の通訳なので勇敢にも必死にさがしあてるという話です。多感な小中学生がそれぞれの子供が背負う各国の文化の違いに戸惑いながら、学校生活を送るだけでもユニークなことですが、その体験を民族紛争の収まらない国々の中を潜り抜けていくという意欲。それだけ子供のころの体験が米原さんを形作っていたからだと思います。
 ちょうど私の大人になった時代と重なるので興味深かったです。


空白の天気図 Bookworm 投稿日: 2021年08月18日 15:39:51 No.78 【返信】

やっと読み終わりました。日本人として読んでおきたい本ですね。著者柳田邦男氏がこれはぜひ残しておきたいという熱意で書かれたことは「あとがき」が非常に長いことからもわかります。本の中に戦後17年でもうすでに広島の子供たちにとって原爆は昔話になっている、と書かれています。76年もたった現在については何をかいわんや、です。風化させないための努力はずっと必要ですね。「黒い雨」のことも、戦後すぐに気象台の人々により綿密な報告がされているのに、GHQに握りつぶされ日本政府も及び腰で、76年たってもきちんと解決されていません。


空白の天気図 Bookworm 投稿日: 2021年08月13日 19:28:42 No.77 【返信】

私はまだ読んでいる最中です。じっくり読まないとならない本ですね。今コロナ禍でその上に災害が次々に襲ってくる状況です。昔も戦争中や戦後すぐにも地震やら台風やらの自然災害が起こり、日本人はずっと戦ってきたのだなと思えます。もちろん日本人には限りませんが。情報処理のまずさは昔から変わらずずっとですね、残念ながら。


[空白の天気図」 清水 投稿日: 2021年08月04日 15:37:23 No.76 【返信】

7月の「空白の天気図」ようやく読み終えました。7月といえば浅間会の読書会では戦争・平和を考えようと本の推薦をお願いしてきました。今年は原爆投下とそのあとの枕崎台風のことを取り上げた広島の気象台の職員の聞き語りや記録を中心に書かれた柳田邦男のドキュメンタリーでした。固有名詞や気象台名、記録誌の表題など複雑でしたが頑張って読みました。さすが柳田さんの本と圧倒されました。広島の当時の気象関係の方々のすがたを必死に書き尽くそうという意欲と問題意識に脱帽でした。私も生まれたころのことなので記憶にありませんが日本人の大半の人がここに書かれた悲惨な事実を知らずにいます。真実を知って物事を考える必要性を感じました。「黒い雨」の裁判が終わったニュースをやっていましたが、気象台の報告書には市民の聞き語りで結構広い範囲に雨がふっていたとあることから、報告が生きていなかったことが分かり無念に思いました。


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