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意外とへいき 鋭利庵 投稿日: 2024年04月07日 00:04:02 No.834 【返信】

いい桜ですね。背景とのバランスもいい感じだと思います。

やってみなければわからない(納得できない)ことはありますね。
屈折率の違いによる倍率変化は意外と平気で気になりませんでした。
肉眼入力で数%程度の違いなら脳は自動補正して辻褄を合わせるようです。

そのため、やはりもっとも馴染みのある可視光をセンターに置き、マウント
アダプタの精度の都合で装着レンズがやや回転方向に傾いてしまうのを解消
するために通常と180度反対方向でロックする改造を施した紫外線カメラを
背面から見ていちばん右に配置、左に赤外線カメラを置くことにしました。

ご指摘のとおり、まず中央のカメラで構図を決定しファインダーかモニタの
方眼で目標とする基準点を見つけておいて、左右の可視光外カメラは方眼を
基準に同じ位置に目標が重なるように逆の方向にシフトして調整します。

同じ35mmレンズならば多少の違いは脳が吸収できるようなのでこの際ですから
センターは以前から持っていたミノルタのシフトCA-ROKKOR35mmF2.8を置いて
左右の赤外線と紫外線にオリンパスのOM-ZUIKO-SHIFT35mmF2.8を並べました。
誤差が思ったほどでないのならOMではなくニッコールを追加でもよかったかも
しれませんが、これは次の課題としましょう。

横幅の短さというのはふたつの意味で当初から計画に入っています。
そういう意味ではα7Cが理想的ですが、生憎これは1台しか持っていませんし、
改造機も出回ってはいないようです。
幅の短さを求める理由のひとつは物理的な扱いのしやすさですが、もうひとつ
パララックスを利用した立体視も想定してのことです。

天羅さんは不得手だったかと思いますが、左右の肉眼が横に並んでいることで
距離を把握したり立体的像を認識することができるステレオ写真の理屈です。
機械的な距離計は左右の視点が離れているほど正確になりますが、立体視では
肉眼に近い間隔のほうが捉えやすいでしょう。
せっかくカメラを左右に並べるのですから鑑賞に際しても立体視と同じ見方を
すれば波長の違いによる違いをより実感できるかもしれないと考えました。

ただ、平行法ではやはり視線が離れすぎてしまうため交差法のほうが望ましい
と思われるので並べてひとつにした画像は左右を入れ替えてあります。
手順が確立できていないためシフトが少々ズレてしまったのはご勘弁を。
紫外線と赤外線はモノクロにしてありますが青と赤に寄せてもいいかも。

リモートスイッチののコードを引き出すために高さが増してしまったのが残念
なところですが、シフトを考える前に近接では左右のカメラを内側に回転する
方法も考えていたので、どうしてもこうなったかもしれません。

並べて三脚に載せたらなかなかの威圧感です。ここまでくると撮影装置という
よりも光学兵器の様相を呈しています。
薄曇りの水分のせいか、花粉か黄砂のせいか、紫外線では雪山が消えました。

  もっと葉っぱが出たり花が咲くと見栄えもよくなるはず  鋭利庵でした




レンズスタイルカメラ 天羅 投稿日: 2024年04月06日 06:38:58 No.832 【返信】

以前,レンズの真後ろに光害カットフィルターを貼り付けた際,ピントが合わなくなったことを思い出しました。
ほんのちょっとの変化でも,光学系としては大きな変化であることを実感しました。
結果的には同じ距離の受光素子に光が当たるのに,レンズ手前にガラスをはめるのとレンズ後方にガラスを貼り付けるのでは,結果が違っていたのが不思議でした。
「どこで曲がるか」というのが重要なんですね。
仕事で,「こんなんだよー」と説明しているものの,実際に四苦八苦すると納得がいったり気付きに驚くこともあります。
頭の回転がいい人は,それを頭の中でシミュレートして,「当然じゃん」と一蹴されてしまうのですが。

紫外線カメラを中央に置くのはベストだと思います。
一番屈折しやすい紫外線が一番調整が厄介な気がするので,被写体の正面に置いた方がいいと思います。
左右はシフトレンズでどうにか中央に合わせるのでしょうか?
そういう時は,横幅の短いカメラが良さそうですね。
ソニーのILCE-QX1辺りでしょうか。
あれを三台横に並べたら,まるで信号機です。


天羅 投稿日: 2024年04月06日 06:51:56 No.833
僕は,ローライ35デジタルだったら,OVFを求めてしまうと思います。
モニターの役割をEVFに任せることでモニターレスにすることが一番あり得ますが,「フィルムを素子に替えた」だけのデジカメを使ってみたいです。


屈折率 鋭利庵 投稿日: 2024年04月05日 00:43:46 No.831 【返信】

夜間屋内で人工光源での試験中で、まだ持ち出すところまでいきませんが
一歩進むたびに解決すべき問題が発生します。
光学系の、それも完成された光学系の後方にガラス一枚でも、特に特殊な
波長に効果を発揮するフィルターを組み込むのは一筋縄ではいきません。

実験初期に紫外線撮影のためのフィルターをレンズ前方に装着したときは
ピントがきませんでした。それもあって、改造機用のマウントアダプタに
赤外線遮断フィルターと重ねて内蔵したわけですがそれだけでは無限遠を
出すことができず異なる波長の透過率に影響しないプロテクターガラスも
重ねてあります。

波長の長い可視光から赤外線では影響が少ないのですが波長の短い紫外線
寄りになると屈折率が大きくなり、ひいては画角にまで影響を与えます。

そういえばこの屈折率の違いというのは色収差そのものであり、デジタル
初期によく問題視された、テレセントリックを意識されていないレンズの
色カブリや望遠レンズにおけるアポクロマートの不完全性によるパープル
フリンジ発生を切り出したのと同じことが起きていることになります。
困った現象であり工夫して解決しなければなりませんがエウレーカです。

さて赤外線では影響が少ないので画角変化もほぼ無視していいでしょう。
当初の計画ではセンターに可視光カメラを置き、左右に紫外線と赤外線を
割り当てるともりでしたが、その一歩先をどうするか。
PCでの後処理で拡縮してもいいですし倍率も一定ならばコマンドラインで
バッチ的に複数ファイルをまとめて変換することもできるでしょう。
しかし、横着なのでできれば後処理せず済ませたいところ。

となると倍率差を無視できそうな可視光と赤外線を左右に置いてシフト、
倍率が合っていない紫外線をセンターに置いて許容公差に期待して手持ち
レンズから適度にズレているものを探すか、ズームレンズが手軽かも。
画角を絞れたところで粘着テープでズームリングを固定すればいいかも。

光学やデジタルの特性は、科学的野次馬でしかない素人には難しいですが
知ることや試すことがいろいろあって考えるだけでも面白いです。
潰れそうなところから引き上げたら何か出てくるのも時々ありますね。
隠れていた光学現象のこともありますしデジタル特有のトーンジャンプが
原因になっていることもあります。

ローライデジタルコンパクトが実現できたら面白いのにと思います。
モニターレスでツァイス光学系のEVFを組み込むとか、現代なら電動にして
しまいそうですが沈胴式の雰囲気だけを残し、フードを引き出すスタイル
にしてしまうのもいかもしれません。
ちょっと変わったことをしないとSONYのRX1になってしまいます。

        さて手持ちの35mmはいくつあったっけ  鋭利庵でした




長時間露光 天羅 投稿日: 2024年04月04日 00:10:22 No.830 【返信】

ローライ35のガワにデジタルモジュールを組み込むことには賛成です。
モニターレスでもいいと思います。
そのための布石として作られていて欲しいですが…
フルサイズを載せるとなると,静止画オンリーにしても難しいでしょうか。
もしそれが実現してしまうと,RX1を超える最小フルサイズカメラになるのでしょうね。

複数の会社がこのタイミングでフィルムカメラを出すということは,それだけ「需要が見込めそうだ」ということなのでしょうか?
あれだけクラシックカメラに夢中だった僕でさえフィルムに戻れなくなってしまっているのに…
逆に,フィルム全盛期を知らない世代は,「フィルムはネットで買ってネット経由で現像・プリントするものだ」と割り切れるのかもしれません。
我々は「30分プリント」など即時性を求めていた先のデジタルでしたが,
即時性が当たり前となり「待つこと」が貴重である現代では,「待つ」ことを楽しみたい感覚が芽生えているのかもしれません。

X-T1で4分露光をやってみました。
モニターで見たよりも撮影画像が暗かったので調整したところ,ノイズか霞か,緑色の何かが浮いてきてしまいました。
その画像も含め,ISO感度とシャッタースピードを変えたものを三枚合成した物には浮いてこなかったです。
軌跡合成のフリーウェアはスタッキングするほどの時間はかからないので比較明合成だけだと思うのですが…不思議です。

本体が完成したら,次はレンズやフードですか。
カメラ買いの王道ですね。




お買い物 鋭利庵 投稿日: 2024年04月03日 06:45:56 No.829 【返信】

きれいに刈り込んだ茶畑でしょうか、いい桜ですね。
花と緑のコントラストが活きてますから、そのくらい鮮やかでもいいかも。

こちらの開花は公式予想は一週間後くらい、早ければ今週末でしょうか。
お天気やらといい具合に条件が揃ってくれればいいのですが。

製造が中国でもローライ主導ならツァイスも認めるとは思いますけどね。
レンズ部分だけを納品ということもあるのかもしれません。
いまさらといえばいまさらなフィルムですが、絶滅させないためにはいい
ことなのかもしれません。それこそいまさら買おうとは思わないですね。
いっそローライ35のガワにデジタルを納めてもよさそうですが。

三脚は以前から持っていた、今はほとんど使わなくなったマンフロットと
短いハスキーがあるので大丈夫でしょう。
どちらも以前PENTAXの500mmF4.5やSINARを載せてよく使っていました。

カメラ側のリモート端子の場所の都合で必要以上に大きくなりましたが、
どうにかひと塊になりました。とりあえず今は室内で組み立てたり動作を
確かめたりしています。

掟破りの「同じレンズもう一本」も届きました。思っていたよりも状態も
よく、安心しましたが手持ちでは気にならなかったアダプタ経由での装着
状態に起きる傾きをほったらかしにできず、アダプタ側を少し加工。
なんとか使えそうな状態になりました。

画角ギリギリでもフードも揃えたいと思い、国内外を問わず通販サイトで物色していたらまた余計なものまで買ってしまったり、家財を減らしたい
と思いながら無駄なものが増えていきます。

 面白そうと買ってもなかなか手が付けられなかったり  鋭利庵でした




桜の季節 天羅 投稿日: 2024年04月01日 06:48:09 No.828 【返信】

三枚目のボケの六角形が綺麗ですね。
一枚目の黒猫も可愛いですね。

こちらは,桜の季節になってきました。
これは,少し早咲きの淡墨桜です。
山桜なども今が見頃です。
染井吉野は今週末が見頃になりそうですが,水曜日から雨の日が多くなりそうです。
桜を撮り始めて,ようやく撮影欲が沸いてきた感じです。
土曜日辺りに撮りに行くでしょうから,それまでにGRが戻ってくるのを期待します。

ローライ公認の中国企業ということですが,公認だけあってクオリティは高そうです。
本家顔負けのクオリティで8万くらいで日本で売り出せば,買う人がいるような気もします。
あとは,ツァイスがライセンスを許諾するのか,そこが大きいですね。

三台を支える三脚自体もかなり丈夫で重そうですね。
誰が見ても圧倒される光学機器になりそうですね。
赤外線,可視光線,紫外線の撮影を,フィルターで操作するのではなく,
カメラ三台で同時に撮影しようとするのが凄いです。

先日の富士山と天の川の撮影の際,色が濃く表現されるよう設定したことを忘れて撮影したところ,
全体的に色が乗りすぎてしまいました。




パララックス 鋭利庵 投稿日: 2024年03月31日 00:39:31 No.826 【返信】

OEMは十分ありそうですが、PENTAXはハーフサイズらしいのでオリンパス
ペンもどきになるのではないかと思います。
ローライも下手にAF化などせず、焦点距離を短くして被写界深度を稼いで
目測の不便さを補うべきではとも思いますが、モデルチェンジを繰り返し
ながら頑なに40mmを維持してきましたからそのままでしょうね。

GRはなんとかなりそうでよかったですね。
世代も代わって性能面で向上している後継機があるにも関わらず、あえて
旧型を修理して使い続けるというのはある意味ものすごい贅沢です。

私は相変わらず古臭い写りのレンズでフィルム感覚を引きずっていますが
フィルムを使うのはちょっと怖くなっています。
処理に要する時間や価格の問題もありますが、AE露出に慣れきってしまい
「このくらい」という感覚が失われていそうです。
明るいものは明るく、暗いものは暗くというのはあたりまえのことですし
それこそ写ルンですな感覚で構わないだろうとも想いますが、それよりも
機械を操作するだけとはいっても自分で現像もプリントもできなくなって
しまったことが大きいかもしれません。

予想はしていましたが三台同架は大きくて重いです。そのうえ三脚使用も
必須になるので持ち出すだけでちょっと大掛かりになります。
レンズを付けたカメラ三台と同架用のプレートまでワンセット収められる
バッグを考えながらあちこち見て歩きましたがオートバイ用品店にあった
工具バッグが大きさも丈夫さもちょうどよさそうです。
追加のレンズも予定より少し価格が釣り上がったのと、価格なりの状態が
ちょっと心配ではありますが某オークションで確保しました。

当初は標準50mmを三本使うつもりでしたが、カメラ同士の間が離れるので
被写体との距離に応じて左右のカメラを内側に向けるのが面倒です。
苦手な算数をうまく使えば距離を測って角度を割り出し、正確に合わせる
こともできそうですが、いっそ向きを変えずにシフトしようかと。
35mm二本と28mmを一本持っていますが28mmでは広すぎて近距離でも倍率が
稼げませんし、35mm二本はメーカーが違うので画角も扱いも微妙に違って
しまうのでどちらかと同じものをもう一本手に入れれば、シフトしなくて
いいセンターは適当なズームレンズで間に合わせ固定できるはず。
どうやってもめんどくさいことにはなりそうですが試すのは面白いです。

 晴れたと思えば黄砂でカメラを持ち出すのが憚られる  鋭利庵でした




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