明石の蛾達(YAMKEN)掲示板
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「明石の蛾達」の更新報告(2018/08/28)
YAMKEN
投稿日: 2018年08月28日 06:03
No.34
【返信
】
今回は今まで保留にして溜め置いていたものを見直してみました。
・・というのも価格に似合わない素晴らしい図鑑を手に入れ不明であった幼虫達が判明したり迷いがあったものの後押しが得られたからである。
成虫との出会いがまだであるため保留状態のものも数種類いる。
トップ蛾像・今回の初物
ありません
羽化蛾達
8月 チャノコカクモンハマキ、プライヤハマキ
その他の更新
アカバキリガ 変異体(幼虫)を作成
アトスジグロナミシャク 幼虫+蛹を追加
ベニフキノメイガ 変異体(幼虫)を作成
ハガタクチバ 幼虫を追加
ハスオビエダシャク 幼虫+蛹+卵を入替
ホソバトガリエダシャク 幼虫+蛹を追加、変異体(幼虫)を作成
カバエダシャク 幼虫+蛹を入替
クロメンガタスズメ 蛹を入替、変異体(幼虫)を作成
クロオビフユナミシャク 蛹を追加
クロスジフユエダシャク 蛹を追加
ミサキクシヒゲシマメイガ 幼虫+蛹を入替
ムクツマキシャチホコ ♂+蛹を追加
オオクシヒゲシマメイガ 幼虫を入替
プライヤハマキ 幼虫+蛹を追加、♀を入替
シロオビフユシャク 蛹を追加
シロトゲエダシャク 蛹を追加、変異体(幼虫)を作成
トビモンオオエダシャク ♀+卵を追加、幼虫+蛹を入替
チャオビフユエダシャク 蛹を追加、幼虫を入替
成虫は似ているが幼虫は異なる種、又はこれの反対の種は幼虫を飼育羽化させたり♀から採卵し孵化飼育すれば判別をすることができますが、幼虫成虫共に極似しているものは成虫の交尾器を調べることになりますが素人曲がりの者にはできないことです。
そこで特徴として現れる僅かな違いを見つけだすことになります。
一例として オオクシヒゲシマメイガ と ミサキクシヒゲシマメイガ がですが、観察例が僅かのため確実でないことを承知おきください。
幼虫(終齢幼虫におけるものです)
オオにはありませんがミサキには頭の後(矢印部分)に白い帯があります。
※亜終齢まではどちらも頭は黒色でミサキの白い帯もあまり明確でないようです。
続けて、成虫の場合
YAMKEN
投稿日: 2018年08月28日 06:24
No.35
成虫(♂による例ですが♀も同じようです)
前翅の内横線と外横線間の淡色帯の幅(矢印間)
オオはほぼ同じで後縁に向かってやや細くなり、ミサキは後縁に向かって急速に細くなっています。
※淡色帯に現れる褐色紋の明瞭さもあるようです。
誰なんだろうか?
YAMKEN
投稿日: 2018年06月08日 00:03
No.19
【返信
】
幼虫から育てたのが羽化してきた。ホソガ科である。
「みんなで・・・」で絵合わせしてみれば ツツジハマキホソガ がそっくりであるが・・・。
問題は幼虫から育てたことによって成虫の絵合わせでは決定できなくなっている。
ツツジハマキホソガは名前の通りツツジ類の葉っぱを巻いた巣を作っている。
この幼虫は、ヌルデで葉っぱを巻いた巣を作っていた。
ヌルデでは ヌルデハマキホソガ がいるが翅の色模様が全く違っている。
ヌルデではもう1種 ホシヌルデハマキホソガ がいるようだが情報が得られず確かめられない。
成虫 2018/05/19 室内羽化
幼虫 2018/05/10 終齢のようでヌルデで育った
続けてその他の形態
YAMKEN
投稿日: 2018年06月08日 00:11
No.20
巣 2018/05/05 ヌルデに作られていた
繭 2018/05/13 ケースの角にも作られていたがこれは葉上に作られたもの
蛹 2018/05/14 繭から取り出したもの
Re: 誰なんだろうか?
Acleris
投稿日: 2018年07月22日 03:13
No.22
こんにちわ。学研の標準図鑑の解説を読んでみました。
ヌルデなどのウルシ科を食すホソガでこの模様を持つものは
ヌルデハマキホソガ、マツムラハマキホソガ、ホシヌルデハマキホソガの3種があります。
ただ、3種ともに貴画像のタイプから全体に黄色っぽくなる変異があるそうで斑紋での同定は困難で交尾器の観察が必要、などと書かれてました。
なおいずれも秋型(越冬型)は全体暗褐色を帯びた地味な模様になります。
該当部の画像を添付しますがそれぞれに同程度の色彩変異があるのであまり参考になりません。
ありがとうございました。
YAMKEN
投稿日: 2018年07月27日 07:05
No.23
大変ご面倒をお掛けして申し訳ありません。連日の暑さでバテテしまいお礼が遅くなりました。
一応、私なりには ネルデハマキホソガ で処理し頂いた情報を基にしたコメントを付け加えようと思います。
増々、標準図鑑の必要性を感じていますが中々手が出せません。
何時も助けて頂きありがとうございます。感謝感謝です。
誤タイプ
YAMKEN
投稿日: 2018年07月27日 09:47
No.24
ネルデハマキホソガ ➝ ヌルデハマキホソガ
ヌルデハマキホソガ幼虫?
BABA
投稿日: 2018年08月06日 22:17
No.26
はじめまして。ときどき参考にさせていただいております。
先日、これと同じヌルデ の葉をみつけ中から幼虫を見つけました。YAMKENさんが採取したものと
同じと思いますがいかがでしょうか?よろしくお願いします。
お返事が大変遅れました
YAMKEN
投稿日: 2018年08月10日 17:57
No.27
遅れてすみません。お名前はオチャタテムシさんのサイトでよく伺っております。
おそらく同じ種であろうと思われます。私は自己責任同定で判断していますが Aclerisさんからの情報であります通り私にはできない交尾器確認を行わねば確定できないようです。
写真は採取日(05/05)のもので5体ほど採取して個別管理をしていませんので上のと同一とは限っていません。
ありがとうございます。
BABA
投稿日: 2018年08月12日 16:22
No.28
写真を添付下さり、ありがとうございます。
やはり成虫の交尾器の確認をしなければいけませんか。
近々ブログに記事にしようと思います。差し支えなければYMAKENさんのページを紹介させてください。
よろしくお願いします。
またしても、お返事が遅れました
YAMKEN
投稿日: 2018年08月20日 06:58
No.33
MyHPを紹介して頂けるようでありがとうございます。
頼りにならないHPですがよろしくお目買いします。
「明石の蛾達」の更新報告(2018/08/04)
YAMKEN
投稿日: 2018年08月04日 23:03
No.25
【返信
】
猛暑猛暑で体もバテバテになり外の散策は敬遠気味になっております。
・・・で、部屋の中での作業が主になり私が信頼を置けると思っているサイトを巡っていままで同定できなかった不明種を少しでもと・・・・。
高価な図鑑が買えない私にとっては重宝ですし、有識者の方から頂ける情報には只々感謝するばかりです。
今回は、08/03が最終の7月分です。
トップ蛾像
第43代目 クロハグルマエダシャク ♀
今回の初物
844種目 ウスサビイロヤガ ♀+♂
845種目 サビイロヤガ ♀
846種目 ヌルデハマキホソガ 成+幼虫+繭+蛹+巣 自己責任同定に付き要注意
羽化蛾達
5月追加 ヌルデハマキホソガ
7月 マエキトビエダシャク、チャノコカクモンハマキ、フタツメオオシロヒメシャク
その他の更新
ヒマラヤスギミツボシキバガ ♀+♂を入替
ヒメシロテンヤガ ♀+♂を入替 ⇦ 今迄誤同定だったかも?
フタツメオオシロヒメシャク 幼虫+繭+蛹を追加
ホソオビキマルハキバガ ♀を入替
マエウスキノメイガ ♀を入替 ⇦ 今迄誤同定(ヒメトガリノメイガ)だった
モンクロシャチホコ ♂を追加
ウスキクロテンヒメシャク ♂を入替
飼育の失敗談(羽化時)
幼虫から飼育し蛹化まで無事に進むとひとまず「ホッ」とするが以後も大変なのだ。
蛹化時の環境が悪く十分な空間が得られないと蛹が変形することがあり、羽化時に体の一部が蛹殻から抜け切れず抜け出すことだけに集中してしまい力尽きてしまう。
それ以外にも飼育者による失敗も・・。以下、その2例。
羽化時に蛹を抜け出し安全で安定した場所を選ぶと翅脈に体液を送り込み翅を伸ばし広げます。丁度、棒風船に空気を送り込み大きく伸ばしていくように。
しかし、翅脈が伸びやすい柔軟な状態の時間は短くて過ぎると硬く硬化してしまうのです。
左写真:2018/07/07 マエキトビエダシャク 羽化した直後に驚かしたため羽ばたきして逃げ回り時期を逸した。しかも前翅と後翅が逆になってしまった。
中写真:同、裏側から見た前翅。
右写真:2018/07/29 フタツメオオシロヒメシャク 同じく少し翅を広げた時に脅かしてしまった。
「明石の蛾達」の更新報告(2018/07/11)
YAMKEN
投稿日: 2018年07月11日 12:43
No.21
【返信
】
前回から6月末まで(更新日付:7月5日)の分の更新内容を報告しておきます。
トップ蛾像
第42代目 サクラケンモン ♀
今回の初物
843種目 ヒメヒロズコガ ? 当時確とした自信がなかったため忘れていました。
番外編
ヨモギセジロマルハキバガ ♀+幼虫+蛹 長野県昼神温泉産
羽化蛾達
6月 ヨモギセジロマルハキバガ、フタクロボシハビロキバガ、シバミノガ、クロモンウスチャヒメシャク、
サクラケンモン、カレハガ
その他の更新
アカモンナミシャク 幼虫+蛹を追加
カレハガ ♀+繭+蛹を入替
クロモンウスチャヒメシャク 幼虫+蛹+卵を追加、変異体を作成
モンキキナミシャク 蛹を追加
サクラケンモン ♀を入替
シバミノガ ♂を入替
写真は、モンキキナミシャクの寄生された終齢幼虫(2014/05/23 コナラにて)。
詳しくないので推測によるものなのだが・・・・、大抵のものはホストの体内で十分に大きくなってから体外に出て繭を作っているようなのだが、このタイプはある程度大きくなると体外に出て繭状のものを作りホストにくっ付いている様です。
その後、徐々にホストの体液を吸い取り育っていくものと思われます。
この種はホストに1:1で取り付くようですが、同タイプのものにホストに複数体で取り付き体液を吸い取ってしまい皮だけの状態に干からびさせてしまうものもいるようです。
「明石の蛾達」の更新報告(2018/06/05)
YAMKEN
投稿日: 2018年06月05日 21:28
No.18
【返信
】
あんまり不精を続けると・・・で、5月末までの続きを整理更新いたします。
トップ蛾像
第41代目 キアシドクガ ♂
今回の初物
840種目 シロモンノメイガ ♂
841種目 クロスジアオシャク ♀+幼虫+蛹
842種目 クルマスズメ ♂ 番外編より移動
羽化蛾達
5月分追加 ウスイロクチブサガ、ヒロオビトンボエダシャク、クロスジアオシャク、
スカシカギバ、ヨコヒダハマキ
番外編
ウスイロクチブサガ ♀+幼虫+繭 姫路市八徳山
ヨコヒダハマキ ♀+幼虫+蛹 長野県昼神温泉
その他の更新
オビカレハ ♂を入替
スカシカギバ ♀+卵を追加、幼虫+蛹を入替
写真は、 クロスジアオシャク の繭です。随所に穴を開けた葉っぱを重ね合わせたものを作るようです。
写真右は飼育ケース内であったため片面はこの様になりましたが、片面の葉っぱを綺麗に剥がしたのと同じと思われます。
「明石の蛾達」の更新報告(2018/05/30)
YAMKEN
投稿日: 2018年05月30日 03:06
No.17
【返信
】
ご来訪していただいている皆様にはご迷惑をおかけしております。
この掲示板のシステムに長期間書き込みが行われないと書き込みを停止するのがあるようです。
無精者の私ですから今迄に2度もこの状態にしてしまっています。情けない情けない・・・。
今回は、2018/05/27までに更新した内容です。
トップ蛾像
第40代目 ヒロバウスアオエダシャク ♀
今回の初物
837種目 クリベリトゲアシガ ♀
838種目 ヒルガオハモグリガ ♀+♂+巣+幼虫+蛹
839種目 ヒメエノキアカオビマダラメイガ ♀+幼虫+蛹
羽化蛾達
3月 クワゴマダラヒトリ
4月 ヒルガオハモグリガ、セスジヒトリ
5月 ヘリグロヒメアオシャク、ギンヨスジハマキ、シリグロハマキ、スイカズラクチブサガ
ヒロバウスアオエダシャク、ヒメエノキアカオビマダラメイガ、キアシドクガ、クロスジコブガ
番外産
ホソバネグロシャチホコ ♂ 岐阜県・神坂PA
クロスジノメイガ ♀ 岐阜県・神坂PA
スズキドク ♂ 長野県・昼神温泉
アカモンコナミシャク ♀ 姫路市・八徳山
バイバラシロシャチホコ ♂ 姫路市・豊富PA
その他の更新
ギンヨスジハマキ ♀+蛹を入替、巣を追加
キアシドクガ ♂+幼虫+蛹を追加
クロモンウスチャヒメシャク ♀を追加
クロスジコブガ ♀を明確化、幼虫+蛹+巣を追加
ヘリグロヒメアオシャク ♀を入替
ヘリグロヒメハマキ ♀を追加、♂を明確化
ヒロバウスアオエダシャク ♀を追加、幼虫+蛹を入替
ソトカバナミシャク ♀を入替、卵+幼虫+蛹を追加
ウスベニスジナミシャク ♀を明確化
写真は5年間正体が判らずお蔵入りをしていた クリベリトゲアシガ ♀ です。
前翅の後縁側が黒くなっていないので??と思っていたまま放置されていました。
学名に sp. が付いたままで未だ詳しい情報が入手できていません。
「明石の蛾達」の更新報告(2018/02/12)
YAMKEN
投稿日: 2018年02月11日 16:06
No.16
【返信
】
既に更新処理は昨日済ましており報告は本日が予定があったため明日することにしていましたが予定が早く済んでしまったため日付が食い違う報告になってしまいました。
というものの昨今の寒さと不精のため集蛾活動をサボっていたため新しいものはありません。
MyHPの見直しを新体系が2014/12に発表されたものでしか行っていませんでしたので2016/07のものを使って行いました。
しかしながら前回ほどの変更修正はありませんでした。
トップ蛾像
第39代目 ヨモギエダシャク ♀
亜種の取り扱い
亜種を追加したもの、無くなったものが約10種ほど
学名の見直し
前回に重きを見なかったのを行ったところ約50種ほどの修正があった。
殆どが私の見間違いによるスペルミスのようだが中には本当に変更されたものもあると思われるが確認はしていません。
その他
コブガ科のシンジュガ亜科が無くなり、メスハリオガ科が追加されています。
写真は、 タイワンオドリハマキモドキ のイヌビワにいた終齢幼虫。上は糸を張った巣のある葉裏側で表皮を残して葉肉を食している。
巣には葉表に抜けられる穴(幼虫の右側)が1ヵ所設けられて避難用に使われている。
葉裏で危険を感じると取り敢えず穴の縁に頭がくるように移動し更に危険を感じると葉表に逃げ込む。
葉表では穴の縁にお尻を置き、いつでも反対側に戻れる(逃げ込む)ようにしていたものと思われます。
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