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「おれんじえひめ」の思い出
乗り船だいすき 投稿日:2022年01月22日 16:21 No.15330
げんかいさん、みなさん、こんにちは。「乗り船だいすき」です。
先日投稿させていただいた「東京九州フェリー編」で、クルマをフェリーに載せた首都圏→愛媛の移動方法の一例としてご提案いたしましたが、もう一つ方法がありますよね。それは「首都圏→クルマ自走→大阪→オレンジフェリー→愛媛」のルートです。
実はオレンジフェリーですが、コロナ渦に入る前の2020年(令和2年)1月3日~4日に「おれんじえひめ」に乗船しておりますので、今回はその「おれんじえひめ」の乗船を振り返りたいと思います。では早速・・・
【なお、コロナ渦の今ではこの乗船時とはレストランの営業内容が異なるようですので、これからご乗船されます方はお含みおきください。】
①東予港フェリーターミナル。実は僕は以前「おれんじ8」に乗船したことがありますが当時は古びた建物でした。「えひめ」「おおさか」で大型化する際に改築してすっかりキレイになりました。
②これが「おれんじえひめ」。先代「8」より一層大型化して、より“客船らしく”なった印象です。すごくカッコイイ!!
③22時出航ですが、20時に乗船が可能。3層吹き抜けの豪華なエントランスホールがお出迎え!


乗り船だいすき 投稿日:2022年01月22日 16:42 No.15331
④「日本初のオール個室フェリー」を謳う「おれんじえひめ」。デッキプランを見てもこの通り“お部屋だらけ”になっていることが伺えます。。。
ただ「えひめ」には実は3人部屋がありません・・・我が家は3人家族なので、2人+1人で部屋を分けることにしました。
⑤連れは「スイート洋室」。もう雰囲気がホテルそのもの!もちろんアウトサイドで窓があります。
⑥そして僕はこの「デラックスシングル」。他社のフェリーではこの種の個室はインサイド窓なしが多いようですが、オレンジフェリーにはしっかり窓があってお外の景色を眺めることができるのはうれしい設計ですね。


乗り船だいすき 投稿日:2022年01月22日 16:52 No.15332
⑦それではフェリー最大のお楽しみタイム!ディナータイムといきましょう~♪
出航前の20時より既に営業が始まっております。
⑧当時は年末年始の四国旅行の帰路でしたので「離れる四国の旅の想い出に」宇和島鯛めしにしました!
⑨これが四国屈指の郷土料理の宇和島鯛めしです!では、いただきます♪


乗り船だいすき 投稿日:2022年01月22日 17:37 No.15333
⑩実はオレンジフェリーには上等客室利用者限定のエリアがあります。他社では「フォワードサロン」と呼称するこのエリア、オレンジフェリーでは「フォワードラウンジ」と呼びます。ロイヤル・スイート利用者だけが入ることができます。この辺りは先代の「8」を踏襲しておりますね。今回は連れがスイート利用なので、連れに撮影してもらいました。
⑪まさに「ワンランク上の空間」そのもの。内装の質感に関しては間違いなく阪九新日本海のフォワードサロンを上回ってますね。
⑫だたし夜間なので、窓はこの通りカーテンが降ろされておりました。


乗り船だいすき 投稿日:2022年01月22日 17:48 No.15334
⑬⑭⑮定刻22時、東予港を出港します。大阪南港までの8時間、瀬戸内海をゆっくり進んでいきます。。。

乗り船だいすき 投稿日:2022年01月22日 17:59 No.15335
⑯ホテル顔負けの豪華な内装と雰囲気を誇る「えひめ」ですが、唯一といっていい欠点があります。それは売店がないことです。なのでレストラン営業後に飲み物やお菓子が欲しくなったら、自動販売機頼りになります。
⑰コーヒーに関しては、この通り有料のコーヒーマシンがあります。
⑱他社フェリーの売店でもおなじみのお土産類は、レストラン営業時間内であればこれらの品が購入可能です。
ただ残念なのは、肝心の“お船のグッズ類”がほとんど無いこと。この日売っていたのは小さな缶バッチだけでした・・・クリアファイルとかポストカードとかがあれば間違いなく“大人買い”するんですが。。。


乗り船だいすき 投稿日:2022年01月22日 18:15 No.15336
⑲翌朝の到着が早いので0時以降は就寝に徹したいのですが・・・やはり“あの儀式”を見逃すわけにはいかないので、1時頃にデッキに出てみました。
⑳そうです!1時半頃に瀬戸大橋を通過するのです!もう瀬戸内海のフェリーには何度も乗りましたが、やはり本四架橋の通過は何度体験してもワクワクしますね!
㉑そして、瀬戸大橋を通過してしばらくすると・・・


乗り船だいすき 投稿日:2022年01月22日 18:25 No.15337
㉒むむむ???この車載デッキの明り取り窓は・・・間違いない!名門大洋フェリーです!
南港着はあちらの方が速いので、しばらく並走したあとゆっくりと追い抜いていきました・・・。
㉓㉔こうして、瀬戸内海上の深夜はまったりと過ぎてゆくのでした。。。


乗り船だいすき 投稿日:2022年01月22日 18:42 No.15338
㉕オレンジフェリーの朝は早いです。5時半から朝食レストランの営業が始まります。
㉖僕たち家族は8時までの船内休憩(阪九の「ゆっくりステイ」と同じ)をすることにしたので、連れはスイートでまだ就寝中の間に、僕は単独で朝食バイキングをいただくことにしました。
㉗内容はごらんの通りなかなかの充実度です!オレンジフェリーらしく、愛媛みかんやオレンジジュースもあるのがポイントですね♪


乗り船だいすき 投稿日:2022年01月22日 18:58 No.15339
㉘単独なのでカウンター席を確保・・・むむむ?窓に見える「大阪⇔新門司」の看板を掲げたお船!あれは・・・
㉙㉚そうです!先ほど瀬戸内海上を並走した名門大洋フェリーはこれでした!「フェリーきょうとⅡ」です!
この「フェリーきょうとⅡ」は、先日引退したばかりでしたね・・・僕は姉妹船の「ふくおかⅡ」に乗船したことがあります。内装のデザインをオリエント急行のデザイン会社(イギリスの会社)に依頼したことでも話題になったお船でしたね・・・20年間お疲れ様でした!
それにしても、昨今の名門大洋と阪九の世代交代は早いですね。。。それだけ“永遠のライバル会社”同士で高レベルのサービス競争をしている証ですね・・・。


乗り船だいすき 投稿日:2022年01月22日 19:16 No.15340
㉛㉜㉝オレンジフェリー伝統の設備として「スカイラウンジ」があります。「8」の乗船時にとても好印象だった設備のひとつだったので、継承されて良かったです!
かつての「8」時代には南港発東予行の「昼間の瀬戸内海クルーズ」のダイヤがあったとのことですが、これほどのスカイラウンジは夜行専用フェリーには実にもったいない設備だと思いました。
SNS等でフェリーの旅が徐々に、静かにではありますが盛り上がりつつある昨今、願わくばこの「えひめ」でかつてのような「瀬戸内海デイクルーズ」が実現したら・・・きっと大人気を博すのではないでしょうか?


乗り船だいすき 投稿日:2022年01月22日 19:34 No.15341
㉞㉟大阪南港に着岸した「えひめ」の雄姿。大型化に伴い「8」とは逆に、船尾をターミナルに向けるかたちになりました。
㊱船内休憩を終えて「えひめ」を下船した後・・・8時過ぎに、名門大洋フェリー2便の「フェリーおおさかⅡ」が近づいてきます。。。名門大洋のお船はどんどん大きくなって、「きょうとⅡ」が9,700トンクラス、「おおさかⅡ」が14,000トンクラス、そして最新の「きょうと」は15,000トンクラスに進化を遂げましたね。

以上で「おれんじえひめ」の乗船記を終わります!個人的には外観のカッコよさは「えひめ」「おおさか」はその堂々たるスタイルから日本のフェリー中でもトップクラスだと思います。これからの末永い活躍に期待しましょう・・・。
長々な乗船レポにお付き合いいただきありがとうございました。


げんかい(管理人) 投稿日:2022年01月25日 11:06 No.15345
こんにちは。
「おれんじ えひめ」では複数名の客室が相対的に減っていますね。
たしかスイート和室が2〜4名対応で3名もカバーできたと思います。
コロナ禍前に作られた船ですが、結果的に全室個室というのが時代にあったものになりました。
設備として、豪華な船内でも売店を省略しているのは、航海時間が22〜6時と大半が睡眠時間になる中距離航路ならではの効率化なのかなと思っています。乗船前に必要なものを買っておかないとホテルと違って出られないので注意点ですね。


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