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名門大洋フェリー、変則ダイヤを終了
クロモリ丸 投稿日:2020年07月15日 03:50 No.14174
例年ならフェリー業界全体が今週末辺りから夏休み体制へと入って行くタイミング、徐々にではありますが各社、減便や船内サービスの簡素化を解除、通常体制へ戻りつつあります。
大阪南港-新門司港を結ぶ名門大洋フェリーも、本来2/日往復のところ、5月以降は毎週日曜は上下共2便(19:50出航)をシリー運休し17:00出航の1便のみを運行して来ました。
従来、ドックダイヤ等で欠便の発生する場合は1便を運休し2便の運行を優先確保して来た当社としては珍しいケースパターンでした。
当初は5月いっぱいと発表されたこの変則ダイヤでしたが、後に6月いっぱい⇒7/12までと期間延長されましたが、これ以上の延長は無い事が発表されていました。
期間中は通常2便に就航しているフェリーおおさかⅡ/きたきゅうしゅうⅡを1便に配船、通常1便に就航のフェリーきょうとⅡ/ふくおかⅡは週1回の「休暇日」となっていました。


クロモリ丸 投稿日:2020年07月15日 04:03 No.14175
使われなくなって5年目の南港フェリーターミナル第3桟橋(F5/6バース)から見たフェリーきょうとⅡの全容。
本船も6月に定期ドックを終えたばかりなのですが、全体的な再塗装はされなかったようで塗装の焼けや錆が目立ちました。
待機/撮影場所を誤り、フェリーきょうとⅡの蔭から姿を現したフェリーおおさかⅡは殆ど回頭を終えていました。
クロモリ丸 投稿日:2020年07月15日 04:16 No.14176
第3桟橋、F6は大阪高知特急フェリーが運行休止して15年、F5はフェリーおおさかⅡ/きたきゅうしゅうⅡが就航し、使用バースをF1に移した5年前から使用されていません。
現状は第1/2桟橋共、徒歩客に対してはバリアフリーのスロープ型人道橋が設けられ、乗客は桟橋に下りる事なく乗船しますが、かつては一旦桟橋に下りた後、タラップを上って乗船しており、ここにはその名残りもそのまま残っています。
現稼働中のふたつの桟橋のような据え付けの乗船施設が一切無い為、幅が広く感じられました。


クロモリ丸 投稿日:2020年07月15日 04:38 No.14177
今後使用される事はまず無いであろうF6がバース番号や行き先表示も外されてるのに対し、F5は5年前まで使われてた事もあり、今すぐにでも使えそうな雰囲気でした。
来年以降の就航が予定される名門大洋フェリーの新造船、予想図を見る限りではフェリーおおさかⅡ型と同様の上層甲板用車載ランプが左舷に設けられており、その為のスロープをF4に設置する場合、工事中一時的にF5が暫定使用されるのでは、と見る向きもあるようです。


クロモリ丸 投稿日:2020年07月15日 04:46 No.14178
回頭を終えていたフェリーおおさかⅡは推進するのみ。
関西電力南港発電所の煙突「青ねぎくん」を背景に出港して行きます。
F4に船舶を残し、F1に接岸していた船舶が出て行くと言う、レアな光景はこの日を以て終了しました。


クロモリ丸 投稿日:2020年07月15日 05:05 No.14179
出港して行くフェリーおおさかⅡと、最後の「留守番日」となるフェリーきょうとⅡ。
名門大洋フェリー及びかつてここ南港フェリーターミナルに発着していた関西汽船(⇒フェリーさんふらわあ)共、バウドアを閉めた状態での接岸は物理的に不可能のようで、毎回着岸前に開け離岸後に閉めます。
またこの日よりF3の四国オレンジフェリーもドックダイヤが終了。期間中は無人航走の下り昼便の任に就いていたおれんじおおさかはこの日から通常の夜行便に復帰、南港FTにオールスターが帰って来ました。
着岸中のフェリーきょうとⅡはおおさかⅡに比べると船体幅が狭いとは言え´おちょぼ口`が目立ちます。


クロモリ丸 投稿日:2020年07月15日 21:24 No.14180
オレンジフェリーの新造船就航から1年を経た昨年末、ようやくF3の上層用カースロープが完成・使用開始となりました。
旧スロープは直線的ゆえに傾斜がきつく、降雨降雪時はホイールスピンを起こす事も有ったようで、その緩和の為に船体右舷後方から直角ターンし距離を稼ぐレイアウト、スロープは船体直後を通り進入口はF2可動橋と隣接。
F2は20年以上使われていないのですが、設備的に干渉はしてません。


クロモリ丸 投稿日:2020年07月15日 21:38 No.14181
一方、主・フェリーおおさかⅡが出港して行った後のF1バース。
第3桟橋とは逆に、徒歩客はギャングウェイから更にスロープを上り、直接エントランス層へチェックインします。(F3/4も同様のシステム)
一昨年の台風被害でほぼ全損となりましたが、昨年修復なりました。(その間、徒歩客はワゴン車での乗り込みでした)
上層用カースロープは旧F3のそれとほぼ同様の物で、傾斜のきつさが目認できます。
以上、途中から「南港フェリーターミナルの現状」のような内容になってしまい、申し訳ありませんでした。


げんかい(管理人) 投稿日:2020年07月16日 23:30 No.14182
こんばんは。
名門も元々はF5が第1便でF4が第2便でしたね。新バース移行時にFが第1便に変わりました。
「フェリーおおさかⅡ」は船尾側から見たスタイルが独特ですね。車両甲板が露出しているフェリーも少なくなってきました。
投稿日:2020年07月19日 22:45 No.14183
F2って30年近く使われてないんじゃないでしょうか
どこ行きの航路が使ってたんでしょうか
南港といえばフェリーターミナルの前にあった南港センタービルが解体されてしまいました
旅の終わりの風景にいつもいたビルでした
解体中の時期は物見遊山で撮影しに行くのもはばかれる時期でしたので
撮影できませんでしたが、車の中からでも撮っておけばよかったなと
といっても下にあるコンビニに一回行ったきりで、中に用事があることもありませんでした、昔は土産物屋とかも入ってたそうですが
クロモリ丸 投稿日:2020年07月20日 08:21 No.14185
管理人様、と様、こんにちは。
使用バースについては、私には「今世紀初頭」の
F1:関西汽船/室戸汽船(⇒高知シーライン)
F2:空き
F3:四国開発フェリー
F4:名門大洋フェリー2便
F5:名門大洋フェリー1便
F6:大阪高知特急フェリー
がベースとなっています。
更にそれ以前の、関西汽船が寄港便のみ(直行便はかもめFTより)逆にマリンエキスプレスがここ発着だった時代がよく判らないのですが、マリンEXP(美々津丸/高千穂丸)がF4に接岸している画像を目にしますが、当時名門はどこを…?と。
更に古い'80年代前半頃?の画像を見るとF1に大洋フェリー、F3に大阪高知特急フェリー、F4に名門フェリーが接岸してる物を見た事がありますが…
ご存知かとも思いますが、F4にバリアフリーのスロープを設けた際、それが真ん前を通る事になったフェリーきょうとⅡ/ふくおかⅡの男子浴場は窓を鏡に交換され{背面(船体外側)は白塗り}「展望浴室」ではなくなってしまいました。
所が一昨年、F3にもオレンジフェリー用スロープを付けた際に合わせて小改造、F4の船側はスモーク仕様となった為、浴場はブラインドの必要がなくなったのですが、知りうる範囲では元の「展望仕様」に復元はされておりません。(今期のドックで復元されてるかも?)

フェリーターミナルの売店が閉店…の話が聞こえて来たのとほぼ同時に南港センタービル解体を知りました。
土産屋さんまで有った事は存じませんでしたが、かつてマリンエキスプレス⇒宮崎カーフェリーの大阪支社もここに有りました(後に船場・北久宝寺へ移転)
これで現地での物資調達はフェリーターミナル駅を挟んで反対側のコンビニを利用するより無くなりましたね。
フェリーターミナルからですとセンタービルと同じくらいの距離、駅からだと全然近いのですが、如何せん反対方向なので存在に気付かれにくいです。
そしてと様、添付頂いた画像はまさしくこの期間の名門日曜下り便のみから見られた光景ですね。有り難うございます。
投稿日:2020年07月21日 22:47 No.14195
私も南港フェリーターミナルといえば
自分でお金出して乗り出したのがそのへんなので、その頃からのイメージです
その前は親や親戚にに連れられてなのでよく覚えてなかったり
写真を撮る習慣がなかったので何も撮ってなかったり
今思えば写ルンですくらい持っていけばよかったなと

大阪近辺は四国九州出身者が多いので、上の世代の人に聞くと
フェリーターミナル使ったことがある人は珍しくはないのですが
どこのバースに何がとまってたかまでは流石に覚えてる人はいないですね
国土地理院の航空写真に6バースとも埋まった映像が残ってますが実際に見てみたかったです


げんかい(管理人) 投稿日:2020年07月22日 22:58 No.14199
こんばんは。
私がフェリーに乗り始めたのも1997年頃なので、F6を使用していたのを見たのはわずかな期間でした。
No.14195で投稿いただいた姿の頃ですね。F1は関西汽船が使っていて、小豆島季節便が朝、寄港便との入れ替えで出港していました。
F2を使っていた姿は見たことがないです。
つばめ 投稿日:2020年07月24日 11:23 No.14200
こんにちは。
いつも楽しく拝見しています。

F6バースフェリーがに停泊している画像は懐かしく思います。
初めてフェリーターミナルに行ったのは30年くらい前で小学生の時でした。
その時はF6バースの大阪高知特急フェリーが青いフェリーなにわでした。
名門大洋フェリーはF1とF4バースでF1におりおん、F4にフェリーはこざきがいました。
オレンジフェリーもニューおれんじが一番新しい船でした。当時は
F1:名門大洋フェリー1便/小松島フェリー
F2:徳島阪神フェリー
F3:四国開発フェリー
F4:名門大洋フェリー2便
F5:日本カーフェリー
F6:大阪高知特急フェリー
でした。一旦、区切ります。
つばめ 投稿日:2020年07月24日 11:43 No.14201
続きです。
その後、1991年以降は何度かフェリーターミナルに行くようになりました。
この時は神戸ー川之江ー新居浜航路の四国中央フェリーが大阪へも来るようになっていました。
当初は朝到着、夜出港だったので、到着はF2、出港はF3でした。
その後、昼便を開始したので到着、出港ともF2になりました。
そして加藤汽船が高松航路の旅客船を元四国中央フェリーのにいはまを購入して
はぴねすと改名し、フェリー化しました。
その時に大阪側が弁天ふ頭からフェリーターミナルに変更になりました。
朝5時過ぎに到着し、沖だしして、夕方F2バースから出港していました。
(到着バースは不明です)
マリンEXPは美々津丸/高千穂丸までF5でした。
みやざきエキスプレス就航でかもめふ頭に変更になりましたが、
当初は国際フェリーターミナルがあった場所でした。
(フェリーターミナルから見ると志布志航路の奥)
関西汽船がフェリーターミナルに移ってきて、その跡地に変わりました。

当時、中学から高校生ぐらいなので親のカメラしか無く、フィルムだったこともあり、
あまりちゃんと写真を撮っていないです。
もっとしっかり撮っておけば良かったと思います。
数年フェリーターミナルには行っていないので最新の様子がよくわかりました。

以上、長文失礼しました。
クロモリ丸 投稿日:2020年07月25日 00:28 No.14202
管理人様、こんばんは。
当時(マリンエキスプレスがK-2埠頭へ移り、代わって関西汽船が2便共FT発着になった頃)F3~6が1/日便のみの発着だったのに対し、F1は朝からまず関汽直行便到着⇒沖だし⇒寄港便到着⇒夕方、直行便として出航⇒あいぼり/こばるとが沖だしから帰還⇒寄港便として出航⇒室戸汽船(高知シーライン)到着⇒出航…と発着が相次ぎ、季節にはこれに加えて小豆島臨時便が発着してましたね。
まさにF1だけがフル稼働でした。
クロモリ丸 投稿日:2020年07月25日 01:40 No.14203
つばめ様。はじめまして。
そして有り難うございます。
加藤汽船やバンパックフェリーの使用バースは全く存じませんでした。
加藤汽船´フェリーのはぴねす`は運行期間が約2年と短かった事も有り、存在した事は殆ど知られてませんね…
一方、バンパックフェリーが晩年、正式に南港発着が有った事は初めて知りました。
阪神淡路大震災の影響で、一時的に南港発着してただけだとばかり思ってました…
また、明石海峡大橋開通以前は徳島航路だけじゃなく、小松島航路も架橋直前まで有ったんですね。
みやざきエキスプレス就航時~関汽がかもめF8を空け渡すまでの間、マリンエキスプレスが使用してたK2埠頭はかもめFTとは隣接ながら別の施設と言う扱いだった筈です。
それ以前は国際航路が使ってた、と言う話も初耳でした。
K2発着時代も何度か乗船してますが、仮設っぽくはありましたが、マリンエキスプレス移転時に新築した建屋でしたが…
つばめ 投稿日:2020年07月25日 10:24 No.14204
クロモリ丸様、返信ありがとうございます。
小松島航路は1993年頃に廃止になったようです。
余談ですが、この航路に就航していた共同汽船のうらら丸は一時期、神戸ー津名航路に就航していました。
淡路島出身なので一度見たことがあります。小学校低学年の頃なのでぼんやりとですが。
数年後に小松島航路に就航していたのでかなり驚いた記憶があります。
徳島航路は震災以前は神戸発着6往復、大阪発着3往復でしたが、震災後すべて大阪発着になり、航路廃止まで変わりませんでした。
室戸汽船も神戸から大阪に変更になり、航路廃止まで大阪発着でした。
つばめ 投稿日:2020年07月25日 10:41 No.14205
1992年か1993年だったと思いますが、水曜日が祝日の時があり、
親と一緒にかもめふ頭に行ったことがあります。
朝9時前から昼にかけてのかもめふ頭は賑やかでした。
有村産業の飛龍2がいて、沖だし(当時は大阪ー那覇航路でした)、
関西汽船のさんふらわあが到着、この頃、よく実施していた明石海峡クルーズ(2回乗りました)に出港、
沖縄から関西汽船のフェリーくろしおが到着、志布志からさんふらわあおおさかが到着、
K2埠頭から釜山行のオリンピア88(元日本カーフェリーおおすみ)が出港と賑やかでした。
現在も運航している蘇州號の運航開始時はK2埠頭発着でした。
就航当初は蘇州という船名でした(進水時は魯迅という船名でした)。
蘇州という船名の船がすでに存在していたため、號を付けたとか。

長文失礼しました。


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