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新門司港北地区
でんすけ 投稿日:2020年03月22日 00:56 No.13864
 北九州港港湾計画において、名門大洋フェリーの岸壁や出光興産門司ルブセンターなどがある区域を『新門司南地区』と呼ぶのに対して、阪九フェリーやオーシャン東九フェリー、フジトランスコーポレーション新門司事業所、動物検疫所新門司検疫場などがある区域を『新門司北地区』と呼ぶそうです
 フェリーの着岸している岸壁は『新門司フェリー岸』で、阪九フェリーの第1ターミナル(神戸便)を1岸、同第2ターミナル(泉大津便)を2岸、オーシャン東九フェリーターミナルを3岸、3岸の反対側を4岸と呼ばれています。
 フェリーの使用する1~3岸はそれぞれ水深8.0m、岸壁長205mありますが現在就航しているフェリーはほぼ収容限度に達しているように思われます。(阪九フェリーは全長が195mでオーシャン東九フェリーは191m)。


でんすけ 投稿日:2020年03月22日 01:05 No.13865
 阪九フェリー第1ターミナルに舫う3月19日より営業運航を始めた『せっつ』。
 ターミナルの北側のエプロンにはトレーラーシャーシが待機しています。阪九フェリーの貨物実輸送部門を担当するシーウェイエクスプレスのウイングトレーラーには『ふねこ』のシールが貼られていました。


でんすけ 投稿日:2020年03月22日 01:58 No.13866
 新門司北地区では『新門司北10号岸壁』(-10.0m×1バース、岸壁長230m)の整備事業が進行しています。津村島の南側に築造されていた埋立地の西側を利用するもので完成すると外貿埠頭として完成自動車などの外貿に利用される計画となっています。この埋立地の南西側はかつて阪九フェリーがシフト岸壁として使用していました。
 
 ここで気になるのが来年に就航する予定の東京九州フェリーがどこの岸壁を利用するのかということです。就航船が全長222.5m、全幅25m、喫水7.4m、総トン数15,400GTということが公表されていますが、現在のフェリー岸の水深が-8.0mであることは余裕があまりないようにも思います。この『新門司北10号岸壁』ならば無理はないと思いますがターミナルからはかなり離れていますのでここでもないようです。
 現状設備で考えるならば、神戸便の出港した後に阪九フェリー第1ターミナルに船尾右舷付けして岸壁からはみ出した船首からの係船ロープは第2ターミナルのビットにつなげる、荷役時間の短縮のため既設の上部トラックデッキ用スロープを使用するために新造船にも乗下船口を設けておく、となりそうですが。
 


げんかい(管理人) 投稿日:2020年03月22日 22:21 No.13867
こんばんは。
元々は名門のある新門司の南側が先に開発され、北側のエリアは後から埋め立てられたエリアですね。
フェリーターミナルの対岸をフジトランスの自動車船が使う前、阪九の待機岸壁として使っていて、自由に出入りもできたのんびりとした場所が好きでした。

東京九州フェリー(横須賀航路)のバースについては私も気になっています。
阪九のバースが考えられますが、全長がバース長をこえているのが気になります。
そうなると、夏に再開する泉大津第2便とは並べないので、出港後(21時以降)の入港で深夜出港でしょうか。

このエリアでは撮影スポットとして、新門司東緑地の南端付近まで立ち入りできるようになるのを楽しみにしています(最近行っていないのですでにできるかもしれませんが)
朝は逆光になりますが、国内有数のフェリーがいる港の入口を見れるのは貴重です。
South_North 投稿日:2020年03月23日 01:44 No.13869
以下のリンク先PDFのP7に東京九州フェリーのバースに関する情報が記載されています。
http://www.daily-cargo.com/free_pdf/20191031KitakyusyuSpecial.pdf
「現行 の長距離フェリー寄港バースの対岸 にある護岸を延長230メートル岸壁 に変更し、国直轄で整備を進めること が決まった。」

でんすけさんの指摘の『新門司北10号岸壁』かと思います。

北九州港の岸壁一覧 
http://www.kitaqport.or.jp/jap/pamphlet/download/panhu03_kitakyuusyuukouchizu.pdf
この資料には新門司北10号がありませんが北9号と北11号の間が新門司北10号岸壁と思われます。

土地利用計画の変更
http://www.kitaqport.or.jp/jap/topics/download/20191114_file1-2.pdf
赤の斜線部分が新門司北10号岸壁と思われます。
ドンスコイ 投稿日:2020年03月26日 01:02 No.13878
関係者氏に拠りますと、横須賀航路は「4岸」発着が決定事項のようです。
「やまと」就航時、195mの船体が回頭するには1/2/3岸と4岸との距離はいっぱいいっぱいのように思いましたが、それより更に20m近く長い船体。
おそらくは津村島以前で回頭を終え、後退で着岸する事が予想されますね。
おれんじ 投稿日:2020年03月27日 23:39 No.13879
こんばんわ。

この場所ではないでしょうか。
げんかい(管理人) 投稿日:2020年03月28日 22:35 No.13883
こんばんは。
色々な情報がありますが、South_Northさんに紹介頂いたドキュメントにある『新門司北10号岸壁』が有力そうに見えますね。
岸壁自体の長さは、2011年の港湾計画変更で「-7.5m 180m」→「-10m 230m」になってますので、当初は外航含めた自動車船対応で変更していたようでした。

おれんじさんから投稿頂いている『新門司北10号』の岸壁にはフェリー埠頭に見られる大型の防弦材が設置されているのも納得する工事内容です。船によってランプウェイの位置が異なる自動車船の岸壁にはこのタイプの防弦材は設置されることは少ないように思います。

隣の『新門司北11号』は今でも阪九フェリーが使うことがありますね。先日も「せっつ」トライアルで待機する船が使ったようでした。浮くタイプの大型の防舷材が置かれています。
写真は2018年の『新門司北11号』ですが、岸壁に固定したタイプの防舷材はなく仮設的な利用になっているのですね。着岸には神経を使いそうです。


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