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新門司港の名門大洋フェリー
でんすけ 投稿日:2020年03月21日 22:32 No.13857
 新門司港において、名門大洋フェリーは旅客乗下船設備のある専用岸壁が1バースしかないため、1便船と2便船の間で沖だし・バースシフトが恒常的に行われています。
 具体的にはターミナルのある新門司3号岸壁が乗下船のための専用岸壁として利用され、シフト岸壁は隣接する新門司4号岸壁を使用します。
 一日の流れとしては、1便船が3号着岸・下船⇒港外へ沖だし⇒2便船が3号着岸・下船⇒奥の4号岸壁にシフト⇒1便船が3号へ再着岸・積込・出航⇒2便船が4号から3号へシフト・積込・出航となっています。
 1便船の3号岸壁への再着岸は昼過ぎに行われます。撮影した3月20日は『フェリーふくおかⅡ』が1便船として着岸作業を行っていました。


でんすけ 投稿日:2020年03月21日 22:43 No.13858
 西風が強かったため、門司港に常駐している西日本海運の『長豊丸』が支援に当たっていました。岸壁からの吹き放しの風だったのでタグラインを取らずに押し作業を行っていました。
 作業が終わると新門司北の方に向かいました。


でんすけ 投稿日:2020年03月21日 22:49 No.13859
 新門司3号の1便船『フェリーふくおかⅡ』と新門司4号の2便船『フェリーきたきゅうしゅうⅡ』という並びになりました。

げんかい(管理人) 投稿日:2020年03月21日 23:13 No.13860
こんばんは。
阪九フェリーの泉大津2便体制でも復活しそうですが、最近は1バース1便が多くで沖出しがあるのは全国でもここぐらいになっていましたね。
同時の入れ替えができないためか、第1便はいつも沖出しですが、待機岸壁にランプウェイが整備されたときには2バース体勢になるのかと思いました。

バースの前方の、砂利船の岸壁や小さな船溜まりの場所でバースがうまく見えるのかなと地図上で推測していましたが、やはり見える場所があるんですね。
でんすけ 投稿日:2020年03月21日 23:38 No.13862
 『フェリーふくおかⅡ』は2002年(平成14年)10月に就航した三菱重工業下関造船所建造の1万トン級フェリーですが、同級の『フェリーきょうとⅡ』(2002年9月就航)と共に代替船の建造が決まっています、現在2便船に就航している『フェリーおおさかⅡ』級の拡大改良型として第1船2021年12月・第2船2022年3月就航予定で建造も同じく三菱重工業下関造船所建造されます。
 フェリーふくおかⅡには、2009年度国土交通省「内航運航合理化・利便性改善実証実験」として『太陽光発電システム』と上部トラックデッキの右舷前側に『陸上電力受電システム』が試験搭載されています。
 計画に基づき2010年に設置されたこの『陸上電力受電システム』は、停泊中は船内発電機を完全停止し、陸上から供給される最大650キロワット、AC6,600Vの高圧電力を甲板に設置されたケーブルリール経由で受電して荷役作業などに使用するというもので、船内発電の電力と陸上電力とは無停電で切り替えることができるもので、高圧電力と船内電源とを無停電で切り替えることができる国内初のシステムです。


でんすけ 投稿日:2020年03月22日 00:21 No.13863
 4号岸壁で出番を待つ『フェリーきたきゅうしゅうⅡ』です。
 この『新門司4号岸壁』は『フェリーおおさかⅡ』級の就航と同時期に供用の開始された耐震強化岸壁で水深7.5m・岸壁長230m(有効長200m)のスペックがあります。
 船尾からの車両の乗下船に使用する可道橋はすでに設置されています。ターミナルからの歩廊橋があればよさそうですが、上部トラックデッキ右舷後部に接続するスロープウェイも必要と思われるのでここでの乗下船はまだ難しそうです。

 『バースの前方の、砂利船の岸壁や小さな船溜まりの場所』とおっしゃられている場所は『新門司1号岸壁』のことと思われます。フェリーの着岸する場所からは川を迂回する格好となりますので歩いていくにはそこそこの距離があります。


げんかい(管理人) 投稿日:2020年03月22日 22:25 No.13868
新門司は車がないとアクセスが厳しいですね。レンタカーのときは門司港か小倉に返さないといけないので、そのまま乗船するときに手間になります。ターミナルに返却できると便利なのですが。フェリー往復だと、名門の場合はカーシェアがあるので使えそうです。
歩くと遠そうでこの場所はまだ未チェックでした。


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