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きょうの下関~巌流島~門司
でんすけ 投稿日:2020年01月10日 22:53 No.13709
 『やまと』の進水式を見学した後、関門汽船の連絡船に乗って巌流島へ向かいました。
 下関港岬之町ふ頭24号・25号岸壁には、共同船舶の『日新丸船団』3隻が停泊しています。日本唯一の母船式捕鯨の操業を担う捕鯨母船の『日新丸』と、捕鯨船の『勇新丸』・『第三勇新丸』がいました。
 『日新丸』は林立するデリックポストや船尾のスリップウェイなど特徴の多い船容をしています。母船としてはかなりの小型で、日本水産のトロール船『筑前丸』を昭和62年に日立造船因島工場で改造したものです。
 『日新丸』8,145総トン、全長:129.58m、型幅:19.40m、最大乗船人員:165人、主機出力:5,383kW(7,320ps)、航海/最大速力:14.3kt/17.5kt


でんすけ 投稿日:2020年01月10日 23:13 No.13710
 『日新丸』の指揮を受ける『勇新丸』、『第三勇新丸』。両船とも内海造船瀬戸田にて建造された『調査兼取締船』という船種です。調査捕鯨が終了して以降は調査船ではなくキャッチャーボートに類別されるようになったようです。
 シリーズ船として建造されたので、船体のサイズや主機などはほぼ同一、漸次改良が施されています。
 


でんすけ 投稿日:2020年01月10日 23:27 No.13713
 大和町工場の岸壁には、国土交通省九州地方整備局関門航路事務所の『がんりゅう』が着岸中です。海面を浮遊するごみの回収と浮遊油の防除・回収を行っています。
 目立つ色使いと双胴船型の組み合わせで安全な作業を実施することができるようになっています。


でんすけ 投稿日:2020年01月10日 23:35 No.13714
 下関造船所の艤装岸壁には海上自衛隊の8,100トン型補給艦『はまな』が整備作業中。

でんすけ 投稿日:2020年01月10日 23:39 No.13715
 艤装工事中の東海汽船の新『さるびあ丸』

でんすけ 投稿日:2020年01月10日 23:46 No.13716
 門司港西海岸には阪九フェリー『せっつ』が着岸中。3月10日からの就航が決まりました。

でんすけ 投稿日:2020年01月10日 23:51 No.13717
 門司港には各社のタグボートが舫っていました。連絡船の乗り場のすく近くなのでゆっくり見ることができます。

でんすけ 投稿日:2020年01月10日 23:58 No.13718
 船溜まり内から出航するタグは港内でその場回頭して、加速しながら出航していきますので大きなエンジン音を至近距離で聞くことができます。

でんすけ 投稿日:2020年01月11日 00:22 No.13719
 下関造船所の船台は長さ約186m、幅約53mの規模があるので並列2隻建造が可能になっています。セミドライドック構造ですので止水壁を復旧しているようでした。
 造船所の周囲には次以降の建造船のブロックがすでに仕度されています。大和町工場に繋いだ代船には船首ブロックと思われるものがありました。かなり薄型のバルバスバウのブロックでした。


でんすけ 投稿日:2020年01月11日 01:06 No.13720
 下関造船所の建造船は高付加価値船と呼ばれる内航フェリー、RORO船、高速船や特殊船などが主力となっています。特殊船の代表格が官庁船で、特に海上保安庁の大型巡視船などは近年多数が建造されました。
 今日も2隻が作業中です。岸壁に横付けしているのは4,000総トン級測量船『平洋』(HL-11)。平成28年度第2次補正計画にて建造が決定し昨年3月に進水後、艤装工事・試運転を経て本年1月29日に就役する予定が発表になりました。
 https://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/r1/k20191127/k191127-2.pdf
また、平成30年度計画にて2番船も建造されることになり船名も光洋(HL-12)に決まっています。
 https://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/r1/k20191016/k191016-1.pdf
 
 ドック内には、平成28年度第2次補正計画船のヘリコプター2機搭載型巡視船『しゅんこう』(PLH-42)がいました。昨年12月18日に引き渡し予定だったものが不具合によって遅れているようです。トライアル中にフィンスタビライザーに問題が発生したという情報もありました。
 https://www.ships-net.co.jp/新型ヘリ巡「しゅんこう」の引渡しが延期/


クロモリ丸 投稿日:2020年01月11日 02:15 No.13722
でんすけ様。
こんばんは。ご苦労様です。
三菱造船所の建造用船台は1,2号共、同一サイズの船舶が建造できるようになっているのでしょうか?
少し古い事になると記憶が定かではありませんが、大型フェリーは常に2番船台(南側)で建造されてるように思うのですが…
げんかい(管理人) 投稿日:2020年01月12日 16:24 No.13726
こんばんは。
「さるびあ丸」も塗装や建造が進んでいますね。塗装こそまだ完全でないですが、スタイルはわかるようになってきました。
先代より背が低く安定したスタイルに見えます。
あの場所の「さるびあ丸」を前よりの角度で見られる場所があるのですね。

門司港・西海岸のタグ待機場所は、タグに触れやすくアクセスもいい貴重な場所に思います。海上保安庁や警察の警備艇、門司税関など官公庁船も多く動きがある場所ですね。唐戸と合わせてパイロットボートもよく動いています。


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