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PLH-42 『しゅんこう』艤装作業中
でんすけ 投稿日:2019年08月02日 18:55 No.13263
 三菱造船下関造船所には去る3月20日に進水した、海上保安庁2016年度第2次補正計画のヘリコプター2機搭載型巡視船『しゅんこう』が艤装作業の真っ最中となっています。

でんすけ 投稿日:2019年08月02日 19:21 No.13264
 各所に養生シートやケーブルが見えており、上部構造物も未塗装箇所が多数見受けられます。
 船体中央やや後部に、高さが2段の係留ビットが設置されています。これは本船に領海警備等で現場に派遣された巡視船艇への燃料補給などの母船機能が付加されているために設置されたもののようです。
 保安庁の資料からは、災害対応能⼒・捜索監視能⼒・指揮能⼒・輸送能⼒を持った領海警備体制の強化と大規模事案の同時発生に対応できるオールマイティな能力を持った新型巡視船であることがわかります。
 


でんすけ 投稿日:2019年08月02日 19:52 No.13265
 後方から見ると、大型ヘリコプター(スーパーピューマ225型)2機が収容できる格納庫が抜群の存在感を出しています。格納庫上は後部マストなどがありとても賑やかです。
 本年度中に竣工し、第10管区への配備が予定されているようです。
 
 PLH-42 『しゅんこう』概要
 全長:約140m、幅:約16.5m、総トン数:約6,000t、主機/軸数:ディーゼル4基/2軸、可変ピッチプロペラ推進、速力:25ノット以上
 装備:BAEシステムズ社ボフォースMK4 40mm単装機銃1基、JM61-RFS 20mm多銃身機銃2基、遠隔放水銃、停船命令等表示装置、遠隔監視採証装置


げんかい(管理人) 投稿日:2019年08月03日 00:39 No.13278
随分大きな船体ですね。
船尾は満載喫水線の位置だとあまり滑らかでないですが、抵抗にならないのか気になります。
でんすけ 投稿日:2019年08月09日 23:13 No.13299
 確かに保安庁の巡視船の中では『しきしま』・『あきつしま』級に次ぐ大型船ですが、隣にいる『せっつ』と比べると親子ほどの差があります。
 船尾の抵抗については、喫水線下の形状がカギを握るようです。本船のようにトランサムスターンであっては前進する際の抵抗の増加はあまりなく、適切な設計であれば従来の曲型船尾よりも場合によっては推進効率等が優れる事があります。幅広のヘリコプター甲板が設置されるので甲板支持強度と容積確保を両立できるこの構造は利点のほうが多そうです。
 
げんかい(管理人) 投稿日:2019年08月12日 15:05 No.13309
こんにちは。
普通に前進するだけだと抵抗は増えないんですね。


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