新日本全国鳥便り
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ホオアカ
kenzou 投稿日:2007年03月27日 14:51 No.829
今シーズン,ホオアカを最初に見たのは10/30でした.沼田東(三原市)の田圃で,当HP管理人殿が発見したツメナガセキレイを探していたところ,水路のアシ原で偶然6羽のホオアカの群れと出会いました.時期的に見て,渡りの途中か越冬にやってきて間もない群れでしょう.<br><br>ある図鑑には,この種は『単独で越冬する』って書かれていますが,私は決してそうじゃあないと思いますね.確かに沼田東で遭遇した群れは渡りの途中でしか見られない現象だったのかも知れない.がしかし,11/4,松永湾の後背地で発見したホオアカの群れは,その後,ほぼ決まった休耕田で越冬しており,殆どの場合2~3羽の群れで行動していますね.ここでは最大6羽のホオアカを観察していますが,多分これが精一杯の数と思います.<br><br>でこのホオアカって奴,草叢から殆ど出てこない.撮影のチャンスは,メインの休耕田から車道を隔てた隣の休耕田に移る時しかない.それを狙って通い続けましたが,やっとこさで今日(3/27),狙っていたセイタカアワダチソウにとまってくれました.でも,肝心なあの頬が茎に隠れてしまった.
Re: ホオアカ TAKA 投稿日:2007年03月27日 19:11 No.830
ホオアカですが,沼田東で越冬している時は,たいがい2~3羽だったと思います。<br>単独で見たのは,少なかった気がしますね。<br><br>何年か前の春にきらら浜でホオアカの囀りを聞いたことがあります。<br>この時は,柵の上で堂々と囀っていました。<br>運が良ければこの辺りでも囀りが聞けるかもしれませんね。
Re: ホオアカ g 投稿日:2007年03月27日 19:34 No.831
わたしも、kenzouさんのおっしゃる通りであろうと思います。<br>つまり、わたしも「単独越冬」は「?」なのですね。<br><br>ホオアカ、コホオアカは下草や草叢を伝うように移動します。<br>警戒心が相当強いんでしょう。<br>ということは、どう考えても単独で行動するとは思えない。<br>危険回避という意味では単独行動は圧倒的に不利だからです。<br>一方、大きな群れはそれだけ目立つわけです。<br>また、彼らの行動形態からして、冬枯れの日本の田んぼなどでは、たとえば、10羽くらいがまとまって一ヶ所に隠れる(隠れながら移動できる)場所は乏しい。<br><br>結局、単独か極少数羽単位で分散していたほうが有利なのではないでしょうか?<br>危険を察知する目は多い方がいい。<br>しかし、自分の生き方として「群れ」としては行動しない。<br>では、周囲に分散した個々でその場にいる「群れ」としての機能を果たす方法はないか?<br>彼らはこんな行動様式をもっているのではないか?<br><br>わたし、これをグループと呼びたいんですね。<br><br>理由は、こんなことなんです。<br><br>冬季にだすホオアカの「チョッ!」や、コホオアカの「チッ!」は、その気で聞けばかなり高い音で、結構周囲に響くような気がするんですね。少なくともコホオアカの「チチッ!」はよく似た声のカシラダカより相当遠くまで届きます。<br>これ、単独または2羽くらいで周囲の草叢に分散している同種には(たとえば)警戒声として充分な音量があるように思えます。<br>つまり、周囲の同種間では充分意志の疎通を図ることができる…。<br><br>したがって、数的に我々が普段思う「群れ」ではないのですが、近くに分散したもの同士が緩やかなグループを形成しているのではないか? と思っているんです。<br><br>結構まとまった数(10羽以上)が観察できる「きらら浜」でも、よくみていると、彼ら個々の動きは、群れとしてあまりまとまってはいません。<br>でも、ひと度、やや離れた場所に移動するときは、誰かが合図でもしたかのように、結構まとまって飛びますよ。<br><br>野鳥の「群れ」の定義はむずかしい。<br>わたしなんかにはとてもわかりませんが…。<br>とほほ…。<br><br>


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