順位戦C2級第7節終了時点で藤井4段が7戦全勝で暫定トップに立った。 私は今期の藤井は1敗頭ハネで昇級できないと予想していたのだが、 「予想は裏切られるためにある」とはよくいったもので、たとえ藤井が 残り3節を2勝1敗だったとしても、今泉・増田・伊藤が残り3節を全勝しない限り (単純確率1/512)、藤井の昇級が確定するので昇級の可能性はかなり高そうである。 一方、叡王戦では深浦に敗れて今年度10敗目を喫し、中原の持つ年度最高勝率の 記録更新は不可能になった。それでも最多対局と最多勝数の2冠はほぼ確定だし、 勝率も、ライバルだった豊島・永瀬が失速したためこれも取れそうなので 新人ながら3部門でトップを取りそうである。 A級は快調にトップを独走していた豊島がここにきて2連敗と急ブレーキがかかり、 久保に並ばれた。挑戦権ラインは3敗ぐらいにまでさがりそうで、永世7冠になった 羽生にもチャンスがありそうだ。 閑話休題 その羽生と囲碁の井山が国民栄誉賞の対象になった。こんなことを言うと囲碁ファンから ブーイングを浴びそうだが、単純に「永世7冠」と「7冠二度」が同列ってバランスが 悪くないかと思った。 もちろん羽生すら成し遂げられなかった井山の偉業は認めるし、世界的な活躍も 加味されているのかもしれないが、確か本人もコメントで「羽生先生とは積み重ねてきた 年月が違う」と言ってるので、何だかもやもや感がある。 それにもし今後井山が「永世・名誉7冠」を獲得したらどうなるんだ? とか、 また、もし藤井が井山くらいの年齢になった時、「8冠王を2度」獲得したら(笑)、 国民栄誉賞がもらえるのだろうかとか、余計なこと考えてしまうニュースでした。 |
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いやぁ、藤井四段のNHK特番(110分!)今見てますけど、、、 スゴッ! ツヨッ!!! 、、、だが、しかし、順位戦残り3局、まだ全然終わってないんだからして、、、 対戦相手も一応『プロ』ですからね。 羽生大先生は、せっかく豊島が2敗になったのに、自らは3敗目、、、。 (応援してますけどね、、、。) |
> あまの さんへ 1番大事な新記録の連勝賞を含め4部門ですね。 |
藤井四段 叡王戦の深浦九段との対局は、ニコ生中継を見ました。 見始めたときには藤井四段が勝勢で、もう終わるな~、と思ったところから…1時間以上も続くとは。 ところで、藤井四段はいつまで「四段」なんでしょうね? 国民栄誉賞 羽生さんも井山さんも、国民栄誉賞より「価値が高い」と思いますが、あんまり若いうちに受賞させると、後々何かあったときに誰か責任取るんでしょうかね。 個人的には、両者とも現役を引退するくらいの時がいいんじゃないかと思います。 (機を逸するかもしれませんが) |
> 長谷川 さんへ https://www.shogi.or.jp/match/dan_provisions/ 竜王戦2期連続昇級、順位戦昇級、タイトル挑戦、全棋士参加棋戦優勝、100勝 叡王戦が駄目になったので、一番近いのは順位戦昇級でしょうか。 上がれなくともすぐ100勝で昇段しそう。 |
藤井「五段」 永世十一冠さん、ありがとうございます。 順位戦は昇級できそうですね。 最年少四段の藤井さんが五段になれば、最年少五段…でしょうかね。 国民栄誉賞 過去の受賞者を調べてみましたが、意外と記憶に残ってなかったです… イチローが辞退したことは覚えてたんですが(笑) スポーツと違って、将棋や囲碁は目にする機会が少ないですから、世間的には今回の受賞の話題はどうなんでしょうね。 |
> 長谷川 さんへ これがですね、今と制度が違いまして、 加藤先生は14歳8か月だった8月に四段になるとすぐ順位戦に参加して、 高校に進学する15歳3か月の時に五段に昇段、以後毎年昇段で八段になりましたから、 聡太先生は五段~八段の最年少記録を作るのは不可能なんです。 学年的には高校進学時で一緒なのですが、7月生まれと1月生まれの差で。 昨年10月に四段になってすぐ順位戦に参加できる制度ならば違っていたのですが。 余談ですが、4月生まれの谷川先生の21歳名人は、 9月生まれの羽生先生の23歳名人や中原先生の24歳名人と比べた時に、 実質的にもう1年早い価値があると思っています。 |
おっと、六段以降は順位戦以外で記録を作ることが可能ですね。 |
来期竜王を取って八段になれば、六段から八段まで一気に更新ですね。 今期竜王を取っていれば、四段から八段に四段跳びだったのでしょうか? 多分、竜王挑戦で五段に昇段したんでしょうね。 昔丸田祐三の三段跳びの昇段があったと思います。 国民栄誉賞ですが、辞退した人 古関裕而(遺族が辞退) 福本豊(立ちションベンができなくなるから) イチロー(引退した時にもらいたい) 20代で受賞した人 山下泰裕 高橋尚子 井山裕太は個人では3人目ですか 引退した時にあげるのは良さそうですが、 スポーツと違い、将棋や囲碁は加藤一二三(77歳)や杉内雅男(97歳) の例もありますから、タイミングが難しいですね。 |
> 横井 さんへ 昇段規定を見たら、今は竜王挑戦で七段なんですね。 明先生の時は六段でした。 |
明先生の昇段理由、七段のところ(獲得翌年)と八段のところがよくわからないですね。 昇段規定がこの頃変わったんでしょうか。 http://www.ne.jp/asahi/yaston/shogi/kojin/235_watanabe_akira.htm |
今の規定ならば、羽生は19歳で竜王挑戦で七段、竜王獲得で八段だったということですね。 昇段規定はたまに変わるので、よくわかりません。 田丸昇がフリークラスの昇段規定で九段になったのを本人が知らなかったことがありました。 4月1日に聞いたので、エイプリルフールの嘘だと思ったそうです。 |
> 横井 さんへ フリークラスの規定と指導棋士の規定が分かりません。 あと女流棋士の引退規定も。 |