上層階で2ランクUP、中間階で1ランクUP ＜床応答震度＞ ( No.43 )
上層階で2ランクUP、中間階で1ランクUP ＜床応答震度＞ ( No.43 )| マンションは上層階に行けば行くほど下層階に比べて大きく揺れます。 中間階で震度階が１ランク上がり、上層階では２ランク上がります。（中間階・上層階の定義は下図参照） 南海トラフ巨大地震での長泉町（地表面）震度は「震度６弱～最大６強」と想定されています。 【床応答震度】 （例：地表面震度６弱の場合） ・上層階（床応答）震度は「震度７」 ・中間階（床応答）震度は「震度６強」 相当になります。 【階別被害例（阪神淡路大震災）】 家具転倒率 ／ 負傷率 ・上層階 ６０％強 ／ ２５％ ・中間階 約４０％ ／ １７％ ・下層階 約２０％ ／ ７％ 全ての家具を固定するのがベストですが、不可能な場合には、 ・高さと奥行きの比が大きな家具、 ・重い家具、 ・中身が散乱すると危険な家具、 ・避難通路や寝室にある家具、 ・上下２段に分かれている家具、 を優先して取り組むのがベターです。    |