平成19年(2007年)のある土曜日の早朝(AM5時30分~6時の間)に、 上の階の住人(以下A)がバルコニーで木工仕事を始めた。 金槌を使った作業で、もの凄い音が響き渡った。(コンクリート床を打ちつけた時に出るもの凄い!反響騒音だった。) 当方(以下B)は当然起こされ、「またAか。しかし今朝のは特別煩いな!」と思い乍らも寝床からは出なかった。 この騒音がして数十秒後、当方の隣人(以下C)から戸境壁を何か堅い物で(十数秒間)激しく叩かれた。しかしCさんは直ぐにBのバルコニーを覗いたらしく、壁叩きは一度で止まった。 それから暫く(30~40秒程)して、今度はBの下の階(以下D)のご主人がバルコニーに飛び出て、上に向かって 『うるさーいっ!!』 と一喝した。 この一喝が聞えたAはやっと木工(金槌)作業を止めた。此処までの時間およそ2分程の出来事だった。 しかし、このような Aの行為は常人には(常識では)全く理解できない ことである。この時のAがバルコニー床で轟々と放っていた固体伝播大騒音は、多分当館の大多数の住戸内で聞こえていた筈だ。 Bは、直ぐに意思表示をしなかった事が恥ずかしかった。 ・Cさんは、今までの騒音もBと思っていたのかも知れないという事。 ・Dさんが何処に向かって一喝したのかは不明だが、今までの騒音もBと思っていたのかも知れないという事。 ・Bは、以前(平成10年頃)からAが尋常ではない大騒音を出している事は分かっていた。 ・Aには、共同住宅の構造や特性が何一つ分かっていないという事。 など、SRC造共同住宅に於ける固体伝播音(騒音)問題の難しさが露呈した出来事だった。 この『一喝騒動』から今年で10年経過したが、その騒動から今現在に至るまで、Aの放つ騒音が“ゼロ”になった事は一日たりともなかった。あのAが(バルコニーや部屋内で)放つ大騒音は今日でも深夜・早朝・日中と“やりたい放題”に続いている! 「本質」そのものが当時のままで全く何も変わっていない老爺(後期高齢者)である。 |
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