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サッシ周囲シーリング工事の不完全施工 ( No.158 )
日時: 2017年07月08日 21:10
名前: チェッカマン [ 返信 ]
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写真はバルコニー側サッシ周囲のシールを打ち直した(既存撤去 → 新たにシール材を充填した)状態です。

サッシ水切り皿板周りにシールが施工されていません。線防水の基本が解っていない為に起こる不完全工事の例です。

そもそも、線防水(シーリング)というものは、

シール始端部からグルグルグルグル・・・と一周回って来て、シール終端部材料が始端部のシール材料と結合して(閉じて)初めて防水機能するものです。
(途切れているシーリングは線防水ではない!)


写真の様な修繕では、またまた下の階の住戸の方にご迷惑(※1)を掛けてしまいそうです。
『線防水の基本が解っていない為に起きた、下請任せで 管理者不在の不完全工事 です。』 ⇒⇒ 出鱈目な工事!


(※1)サッシ枠周囲からの雨漏りで浸入した雨水は、当該階住戸床スラブコンクリートの欠陥部 (構造クラックや「法律上」有ってはならない筈の隙間や穴) から、下の階の住戸内に流れ落ちていくために被害が拡大しています。

おとんさんの記事:
・水が流れ落ちる住戸コンクリート床版 ( No.62 ):http://rara.jp/royal_chateau_nagaizumi/page62



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Re: 防水信頼性レベルは 「低レベル」 ( No.159 )
日時: 2017年07月08日 22:50
名前: チェッカマン [ 返信 ]
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サッシ窓枠周りシーリングは、シングルシールジョイント(排水機構なし)であり、

防水信頼性レベルでは 「低レベル」 の評価です。

●元々信頼性が低レベルの工事に施工ミス(不法行為)が有るのが今回の修繕工事です。




Re: 適用シーリング材と目地形状 (ノンワーキング) ( No.160 )
日時: 2017年07月08日 22:52
名前: チェッカマン [ 返信 ]
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適用シーリング材と目地形状(ノンワーキング)


Re: 防水施工技能士、シーリング管理士 ( No.161 )
日時: 2017年07月08日 22:56
名前: チェッカマン [ 返信 ]
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■防水施工技能士

防水施工技能士(ぼうすいせこうぎのうし)とは、国家資格(認定団体:厚生労働省)である技能検定制度の一種で、都道府県職業能力開発協会(問題作成等は中央職業能力開発協会)が実施する、防水施工に関する学科及び実技試験に合格した者をいう。
技能検定の防水施工職種においては、
・ウレタンゴム系塗膜防水工事作業
・アクリルゴム系塗膜防水工事作業
・セメント系防水工事作業
・シーリング防水工事作業
・FRP防水工事作業
・アスファルト防水工事作業
・合成ゴム系シート防水工事作業
・塩化ビニル系シート防水工事作業
・改質アスファルトシートトーチ工法防水工事
作業に分かれる。
等級には、1級及び2級があり、1級は上級技能者、2級は中級技能者が通常有すべき技能の程度と位置づけられている。
資格を取得するためには、技能検定の実技試験と学科試験の両方の試験に合格することが必要である。
<参照サイト⇒厚生労働省:http://www.mhlw.go.jp/general/seido/syokunou/ginou/aramashi/syokusyu.html


■シーリング管理士

「シーリング防水施工技能士」が施工技術に関する国家資格であるのに対し、「シーリング管理士」は日本シーリング材工業会と日本シーリング工事業協同組合連合会が認可する資格である。
シーリング防水工事の全工程及び建築の基礎知識などをカリキュラムとする講習を経て、目地設計並びにシーリング材の性能・施工に関する知識を活用することで、シーリング工事の施工管理及び技術指導を行える工事業者として認められた者に与えられる資格である。
【同制度は、昭和46年(1971年)に日本シーリング材工業会が発足させました。】
<参照サイト⇒日本シーリング材工業会:http://www.sealant.gr.jp/N-kanrishi.html
<参照サイト⇒日本シーリング工事業協同組合連合会:http://www.nishikouren.jp/ecsv/front/bin/ptlist.phtml?Category=1742


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今回の修繕工事は明らかに 「でたらめ工事」 です!


Re: サッシ周囲シーリング工事の不完全施工 ( No.162 )
日時: 2017年07月08日 23:10
名前: チェッカマン [ 返信 ]
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■ワーキングジョイントとは、
目地のムーブメント (動き) が比較的大きい目地を指します。

ALC板の目地やサイディングの目地などが、ワーキングジョイントにあたり、シーリング材の施工は2面接着(※1)とします。

ムーブメントが生ずる原因としては温度・湿度の変化に伴う部材の変形や地震に伴う層間変位や風による部材のたわみ等が挙げられます。ワーキングジョイントの場合には、それらのムーブメントに対する追従性、接着性、耐久性、施工性を考慮した、適切な目地幅、深さを決定する必要があります。

また、ワーキングジョイントの場合3面接着にすると、ムーブメントによりシーリング材に局部的な応力が生じ破断しやすいので3面接着の防止をする必要があります。


■ノン ワーキングジョイントとは、
目地のムーブメント (動き) が小さいか、または、ムーブメントを生じない目地を指します。

コンクリート造のサッシ窓周りや打継ぎ目地、湿式工法の石張りやタイル張りの目地などが、ノン ワーキングジョイントにあたり、シーリング材の施工は3面接着(※2)でも問題はありません。

目地幅、深さは、シーリング材が確実に充填できる寸法であり、接着性・耐久性を確実に確保でき、硬化阻害を起こさない寸法を決定する必要があります。

また、ノンワーキングジョイントの場合は、目地底に水が浸水した場合に水みちとなる 2面接着よりも、シーリング材が目地底に接着して水みちを生じない3面接着の方が有効です。



(※1)2面接着とは、
 目地にシーリング材を充填する場合に、相対する被着面の2面に接着させ、目地底には接着させないこと。
 2面接着は、シーリング材が建物の伸縮や動きに追従できるように配慮した、ワーキングジョイントに適した工法で、2面接着を行なうためにバックアップ材やボンドブレーカーを用います。

(※2)3面接着とは、
 目地にシーリング材を充填する場合に、相対する被着面と目地底の3面に接着させること。
 3面接着は、ノン ワーキングジョイントの場合で、3面接着の方が防水性能が良い場合もあります。


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