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『広告が憲法を殺す日』本間 龍/ 南部 義典(集英社新書18/4)
愉しい本棚 投稿日:2018年08月18日 17:46 No.167
 ☆☆☆☆
 日本を支配するマスメディアの、右翼政権よりの実態が明らかに。
 恐るべき洗脳力に国民の改善要求をどう組織できるのか。日程的に焦眉の急を告げる現代の政治の在り方に警鐘を鳴らす。

▶電通(CM流し放題)×自民党(カネ使い放題)
改憲CMがテレビを埋め尽くす!?
 憲法改正には、国会で三分の二以上の賛成と、「国民投票」で過半数の賛成が必要だが、二〇〇七年に制定された国民投票法には致命的な欠陥がある。海外の多くの国では原則禁止となっている「広告の規制」がほとんどなく、CMが流し放題となっているのだ。
 さらに日本の広告業界は、事実上の電通一社寡占状態にあり、その電通は七〇年にわたって自民党と強固に結びついている。これが意味することは何か??
 元博報堂社員で広告業界のウラを知り尽くす本間龍と、政策秘書として国民投票法(民主党案)の起草に携わった南部義典が、巨大資本がもたらす「狂乱」をシミュレートし、制度の改善案を提言する。