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サーベル社のcheck & check すぐに役立つ大人のワークブックは1-3と出版されています。 同じくサーベル社の、ふよみワークブック 子供から大人までも2-4も役に立ちます。 ふよみを速くする方法は、1つとばしで読めることだと思います。五線内だったら、ミソシレと、ファラドミ。 ト音記号の加線 上の方は線1本はラの線で、そこからラドミソ。。。と読める、ヘ音記号の加線1本はミでミドラ。。。と読めることだと思います。わかっていてもできない人ばかりです。 やはり新しい曲を弾くときに面倒くさがらずにひとつひとつ読むのを繰り返していくしか読譜力をつける方法はないと眺めています。 それと子供に多いですが、その音から次の音へ数えることができない子が多いですよね。例えば一点ソまでは読んだけれど次に、二点レが来ていたとする。すると、ソラシドレと数えたらいいのに、ドレミファソラシドレと数える子が圧倒的に多い。ドレミファソラシドは言えるけれど、ファから順番に数えるとなると、わけがわからなくなる生徒が多いです。1点ドを覚えたら、2点ミを起点に数えられるようになるとか、2点ファを覚えてしまうとか覚えやすい所から覚えて、最終的に数えている状態から、場所と名前が一致するほどに覚えている状態にまでしないと全然読めないですね。 更に、距離感がいつまでもつかめない子も多いですね。ドとレの角度とドとミの角度の区別がつかない。バスティンだと線から線とか、線から間みたいに丁寧に説明しているのに、そんなの説明しても全然頭に残らないみたいです。 和音もいつまでたってもお団子になっている三和音と、展開形になっている形の見分けがつかないし、隣通しの音のときに両側に広がる独特の書き方にも気が付かない。何度その説明をしても覚えられない子ばかりです。こんなにグレーゾーンの子が多いのかとびっくりしています。 |