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こんばんは
清盛 投稿日:2018年03月13日 20:10 No.18215 【Home】
こんばんは
庶民にはわずらわしい役所の書類仕事は「文書主義」といって近代の官僚制の特徴とされる。ただし日本では8世紀の大宝律令(たいほうりつりょう)で唐をまねた
文書主義が導入され、中央と地方の連絡などに膨大な文書が作成された▲「刀筆(とうひつ)の吏(り)」。当時の役人がそう呼ばれたのは字を記す筆と共に、
木簡(もっかん)に記した字を削る小刀が役人の必需品だったからだ。小刀は紙に書かれた字を消すのにも用いられ、刃で紙をこすって消す技法は「擦り消し」
と呼ばれた(鐘江宏之(かねがえ・ひろゆき)著「律令国家と万葉びと」)▲財務省の前身、大蔵省も大宝律令で生まれたが、何か相伝の秘法でもあるのか。
昔と違い国民に対する行政の公正の証しである今日の文書主義だ。その信頼を大きく裏切った財務省の擦り消しだった▲森友学園への国有地格安売却の決裁文書が
問題表面化後に改ざんされたのを認めた財務省の調査報告である。

今日の画像タイトルは
上空百名山




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