日本オサムシ研究会の掲示板
| トップに戻る | 検索 | アルバム | 管理用 | ▼掲示板作るならRara掲示板 |

プテロの同定
Mickey 投稿日:2016年03月06日 20:01 No.245
昨日標本箱5箱が届きましたが,これで標本箪笥が一杯になってしましました.
余り先の事は考えないでおきます.

幾つものタッパ内の虫を取り敢えずドイツ箱に収納してすっきりしましたので,気分新たに標本の作成に取り組めます.冷凍物のナガゴミを出したついでに同定にトライ.
図鑑の♂腹端節腹面の図を見て比較するだけと考えていましたが,地域変異が大きいのでしょうか?難しいです.

全て山梨県の同じ山の採集品.
21.5mmの大型はヤツオオナガゴミ,15.5mmの小さい方はミヤマナガゴミとしました.


Re: プテロの同定 Mickey 投稿日:2016年03月06日 20:03 No.246
ヤツオオナガゴミと思われる♂腹端節腹面と♂♀を示します.

Re: プテロの同定 Mickey 投稿日:2016年03月06日 20:21 No.248
ミヤマナガゴミより一回り大きい(18.5mm)プテロは第三間室の孔点が3個であることよりミトウナガゴミと思われますが,腹端節の突起形状は図鑑の絵とは一致しません.トケジかも知れません.

(中)ミヤマナガゴミ?の腹端節,(右)ミトウナガゴミ?の腹端節

少しずつでも折を見て調べる癖をつけないと,と思う今日この頃です.


Re: プテロの同定 コバルト 投稿日:2016年03月06日 20:24 No.249
凄い同定力です.亜種ではないのですか?

Re: プテロの同定 Mickey 投稿日:2016年03月06日 20:43 No.250
関西から無事戻って来られたのですね.
気持ちに余裕があれば御一緒したのですが,ちょっと忙しくて気力の維持が難しいため今回は見送らせて頂きました.

地理的に中途半端な山塊であるようなので,プテロの腹端節が図示されたもので種においてそんなに変異がないとすれば別亜種なのでしょうかね?
オサムシの骨片の差異に比べるとこれら腹端節の突起形状の相違は理解に苦しみます.僕の眼が節穴だけだと思いますけどね!(笑)


Re: プテロの同定 コバルト 投稿日:2016年03月06日 20:50 No.251
いえいえ,関西は来週ですよ.二日間もフィールドに行く体力があるのか疑問ですが・・・.

Re: プテロの同定 Mickey 投稿日:2016年03月09日 22:52 No.253
ゴミ袋からプテロを選別して腹端節の突起形状をビノキュラで見ていますがフジナガゴミが混ざっていました.

外見上の相違は前胸背板の湾曲と腿節の赤味が少し強いくらいで極めて似ていますが,突起形状から判別しました.

(左)左がミヤマナガゴミ,右がフジナガゴミです(共に16mm前後),(中)フジナガゴミの腹端節

腹端節の突起形状を改めて図鑑と見比べてゆくと先にミトウナガゴミとした大型個体(19mm前後)のもの(右の写真)がどうも判りません.厳密に見ればNo.248の個体とも少し違いますが個体間の差異かなと.

このコの名前を特定するための他のポイントに関しどなたかアドバイスを頂ければ有り難いです.

採集品全てを見ていませんがオオズを含めて数種はいるようです.




お名前
メール
タイトル
URL
画像添付


削除キー ( 記事を削除する際に使用 )
文字色