腐女子榜


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惜春
石楠花 投稿日:2018年03月12日 22:49 No.1489
春の風は冷たくて暖かい。春の浮き立つ思いと別れの予感に慄く…そんな忘れていた春の記憶が、白梅の香りとともに蘇りました。
さらりとした小編。私には珠玉の物語。
慈しみながら行く末を案じ、宗主を見守る藺晨。その思いを受けとめながら、でも遠慮なく振る舞う宗主。宗主もわかっているのですよね。
深い藺晨の思いを。これから歩む困難な道のりを。
春は別れの季節だけれど、また巡ってくるから。
生きよ、と願う藺晨の気持ちと宗主がひたすら美しいです。
さりげない日常のひとこま。きらりと光る季節の描写。夢物語のように儚くて、何度読んでも涙が滲みます。幸多かれと祈らずにはいられません。
なんか感傷的になってしまいました(^^;;
大好きな白梅の香りに包まれたお二人の、時間を止めたい。春が来たら、きっと思い出すだろうな、『惜春』を。
谢谢♡遥歌さま


Re: 惜春 遥歌 投稿日:2018年03月13日 11:34 No.1490
春は微妙な季節。
景色が明るくなって、心は浮き立つものの、とろとろと眠いばっかりで
宗主も春はむしろ体調がすぐれないと本編でも言ってましたね。
でも、春はいろんなものが目覚めて育つ季節でもあるので・・・・・
宗主の心に新たなものが芽生えたとしてもおかしくはないです。
それに水をやってくれるのは藺晨。
丹精込めて育てるのでしょう、宗主という花を。


Re: 惜春 石楠花 投稿日:2018年03月15日 00:05 No.1491
遥歌さま、そうなんですね。胸にストンと落ちます。
霧が晴れたような。素晴らしい一文に感謝。改めて谢谢♡


Re: 惜春 遥歌 投稿日:2018年03月15日 10:55 No.1493
だけども、ふたりにはまだ時間があるので、、、、
この先、いよいよ宗主が金陵へ旅だとその日まで、互いに葛藤は続くかと。




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