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イマジェンシールーム(救急処置室) ( No.9068 )
日時: 2015年12月11日 08:58
名前: Cavite [ 返信 ]
参照: http://philippin.net/
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アイコンフィリピン共和国内で入院経験ある方も多少はおられると思いますが、日本人が妻の里帰り時の同伴や彼女の訪問等で向かった際に、何らかの原因で病気にかかり訪問致す病院の殆どが、共和国でも指折りレベルの病院なので、本来のフィリピン人一般者が受診致す病院とは、遙かにかけ離れていることに気づかなければなりません。

中には一般フィリピン人が生涯受診出来ない様な富裕層病院で入院いたし、比国の病院も日本と変わらない等と謂う日本人もでる始末、これには見た目線でしかあらず、それがほぼ中心で記憶し、下位レベル病院の存在すらも知らないのには驚かされます。

しかし、本来の一般フィリピン人がかかる病院とはどの程度なのだろうか、我々も毎度比国を訪れる度に、海外旅行保険が使えるとは限りません。
いつ何時、一般フィリピン人が受診する極々普通の病院へ行くとも限りません。

そしてこう謂った事情の時は、緊急を要する時、もしかしたら意識のない場合も含みます、自身が選べる域にはありません。

富裕層が通う緊急処置室と普通のフィリピン人が担ぎ込まれる緊急処置室との差についても意外と知られておりません。

例えば、手術を伴う盲腸が悪化、以前から幾度もオペレーションを宣告されながらも、費用拠出困難から抗生剤でその都度炎症をくい止めていたが、もはや限界に達し、切除以外の選択肢がなくなった際、患者を病院の緊急処置室へ搬送、医師は診察を加え、最後の選択肢を宣告、患者家族も納得の上で医師から処方箋を貰う、病院近くの、ブティカ パーマンシー ドラックストア← これらすべて日本で謂う薬局をさすが、ここで処方箋を持参致し購入しようと訪れた、


だが、実際に処方箋を提出いたし、薬剤師が準備をいたし窓口へ持参すると、すぐさま会計が待ち構えていた、現金と交換である。

処方箋内容は、注射用抗生剤 点滴500ml×3 大学ガーゼ2袋(1袋あたり100枚単位)ビタダイン(イソジン)液1ボトル、メス刃 縫合針 縫合糸1セット等など細かく書かれているものすべてを準備いたし、薬局の窓口へと持参するが、その請求額の高さにまったく購入する事ができない、

ましてこれが深夜帯の場合は倍額となる、とてもじゃないが購入することが不可能と悟る、それが我が愛する子がまさにその危機にあるがどうする事もできない、結局選んだ道は、安楽死だった、安い麻酔剤を大量注入し徐々に息を引き取る選択だった、母親は狂い叫び、病院玄関先のコンクリート柱壁へ自らの頭をかち割れる様な勢いで、頭から血が噴きこぼれ崩れた、それを見かねた周辺人が抑えようと幾人も加わった、

こういう事が週に何度も何度も私の目の前で起こっていた、それが比国で見た末端の医療現場だった。

ここで覚えた記憶は、お金がなければ「死あるのみ」 

日頃は陽気で明るいフィリピン人が満ち溢れていたが、影ではこれが現実であった、あぁ あぁ なんて日本は羨ましいって

だれが好き好んでここへ来て仕舞ったのだろうか、でもこれが今の現実でしかなかった、 

その場で代わりに支払ってあげれば助かるには違いない、そして一時ヒーローには違いないが、後が怖い、次は私が狙われるとも限らない、偉人である日本人が可哀想と謂うだけの理由だけでは、簡単に手伝う事はできない、それが比国で謂う自己防衛手段であるから、それを一時でも忘れむやみな感情で押しながされたらこっちが危機にたたされるからだ、、、

あの病院で助けた日本人の家はどこにある?

あいつはきっと金があるに違いない!

次はあいつの家へ強盗に入ろう

強盗に入られた時に偶々鉢合せで殺害される例は日常茶番

無言の内に凄まじく走る怖さ、目に見える者ではなく、察知すらできない。

自身の安全は自身で守る、簡単な事ではない、守れない事はけして手を出さない、それが例え非情け、冷酷としても、それ以前に相手国の習慣の域を崩す様な行動へ参加することへは要注意である、冷静に考えれば結局は命あっての自分と謂うことでしょうか。


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