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北コタバト州で定期路線バス爆破 ( No.7362 )
日時: 2012年04月12日 10:08
名前: Cavite [ 返信 ]
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アイコン詳しい位置関係は未確認ですが、どうやら爆破されたバス会社はルーラル社のバスの様です。<br>同社はフィリピン大手のVallacar Transit, Inc.のグループ会社でセリスライナー社が首都圏マニラ~バタンガス港間<br><br>首都圏マニラ~東ミンドロ島経由~パナイ島イロイロのタグバグバスTM間<br><br>パナイ島全域、ネグロス島全域、セブ島全域を支配、<br><br>傘下のバッチロール社はミンダナオ本島内のダヴァオ市~東ダヴァオ州、南北アグサン州、東ミサミス州、南北スリガオ州~海を渡ってレイテ島のタクロバン市・オルモック市間を支配<br><br>更に今回狙われた、ルーラル社はダヴァオ市~ブキドノン州~東西ミサミス州~南北サンボンガ州~サンボアンガシブガイ州間<br><br>そして事件のあった路線、東ミサミス州CD(カガヤンデオロ)~タクロン市(マギンダナオ州)間で、未確認だが北コタバト州のカバカン付近のコタバト街道沿いにある同社TMへ到着する直前走行中に、バス床貨物室搭載の荷物から携帯電話型の爆破装置で吹き飛んだ模様。<br><br>同路線は掲載した地図を参考にして頂けると解りますが、CDから発車したバスはほぼ真南にブキドノン州の高地をほぼ縦断する様なコースでブキドノン州最南部のマラパングでダヴァオからバスと待ち合わせ後、再びタクロンへ向けてキバゥエ町まで走り、キバゥエを過ぎてプロビンシャルバウンドリー(州境界)を過ぎて下る様に道路が幾分左右に曲がりながら、北コタバト州のカルメン付近に到達すると広々とした平原米作地帯へとはいって行きます。<br><br>どうやらこの付近で爆弾装置の入った荷物を積まされた模様?<br>カルメンからコタバト街道までは約20分前後の距離で街道にぶつかり左折、時期(5分もかからない)に同社カバカンバスTMが馬路かの付近と考えられます。

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無題 ( No.7363 )
日時: 2012年04月12日 10:23
名前: Cavite [ 返信 ]
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ここからが読者に取って肝心な話題です。<br><br>狙いは何か? もちろん「革命税」の督促を無視した腹いせは言うまでもありません。<br><br>フィリピンミンダナオ本島でもダヴァオ以西で商売を起こし目立ち始めると、「必ずこの革命税」の強要を余儀なくされます。<br><br>もちろん政府が取り立てる税ではないので無視することは簡単です、しかし、脅かしは人命を奪う程の熾烈なかたちで襲ってくる事で知られております。<br><br>ですから一族の誘拐も起こり得ます、素人から見る目線ですと高が遠方で起きたただのバス爆破に見えるかも知れません、<br><br>私の目線で見ると、そう謂った地区に日本から苦労して送金されて大変立派な家を建てたは良いですが、そんな場所で目だってどうするんでしょう。<br><br>これらのグループから目を反らせる事ができるんでしょうか?<br><br>フィリピン人付き合いの浅い日本人彼氏は感じるでしょう! 嫁は食うや食わずで自分の家族の為に家を建てたい一心でフィリピンから一人出て来て頑張っています、その姿がとても痛々しく感動するするあまりやがて恋に変化いたしました。 <br><br>じゃないでしょう! もっともっとフィリピン共和国の現実の姿を時下に知らないと、 フィリピンの壊れた社会が本とうに必要としているのは単純に日本から資金を入れれば済む話でしょうか?<br>その様な目線ですと革命税に全て持っていかれてしまいますよと私はこの場を借りて謂いたいのです、そう云う社会構造であることが、奥さん自身が解っていないことに問題があるのです、ほんとうに愛する奥さんならばこそ奥さんの国の内情を正しく指導することが最も大事なのかも知れません。<br><br>先ずはこの島の歴史を知らないと、何故革命税なるものが裏で通っているのか疑問や矛盾だらけです、特にミンダナオの奥さんについていけないと思います。 <br><br>

無題 ( No.7364 )
日時: 2012年04月13日 09:58
名前: Cavite [ 返信 ]
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アイコンミンダナオ本島内を中心に作成した勢力図と路線バスを示す地図です。<br><br>各社の路線バスです。 黄緑色がルーラル社 オレンジ色がグランド社 黄色がイエローバス社とホリディーイン社 紫色がハスキー社 水色がウイナーエクスプレス社 濃い赤紫色がスーパー5社<br>以上がミンダナオ本島内の西部地区で特に薄黒く反転したモスリム教徒が多く住むエリア内や出入り致すバス会社を表した地図です。<br>地図見て頂けるとお解りの様に黄緑色のルーラル社が走行いたす路線長は著しく狙われる確立も高いのですが、過去に爆破された地点を×標しで表した路線と比較しますと、特に狙われた路線バス会社はウイナーエクスプレス社が断トツと解ります。<br><br>ウイナーエクスプレス社はダヴァオ市のエコランドバスTM~マギンダナオ州コタバト市(人口16万人)同市内同社バスTM間おおよそ270km区間を最速4ストップの特急バス運行、始発4時発ノンエアコン、5時エアコン 最終15時、同区間を最速約5時間半で結んでおります。<br><br>私がこのミンダナオ本島内で一番爆破の多い路線に搭乗する時、特に重点において気をつけたのが、<br>1 始発のAC車(エアコン)を選択して乗車すること<br>2 できるだけ途中ストップの少ないバスに乗ること<br><br>理由として、爆破されるバスは殆どノンエアコン車でストップ回数の多いバスが爆弾を用意に積みやすいと謂う情報を得ていたからです。それと私自身がもし爆破すると仮定したらどのバスがターゲットにしやすいか?<br>この様な考えから身の安全度を測っておりました。<br>地図上で薄黒く塗りましたエリア内を走る全てが革命税なる脅し税に応えているはずです。もちろんダヴァオ市内であれ目立つ様な商売、そして品の高い家など建築すれば、何れ革命税の脅しが伸びて来ました。<br><br>しかし、その組織が必ずしもモロイスラム解放戦線とは限りません、現状相等数の分派が進み分散化が著しく、どの派閥が起しているのかすら用意に掴めてはおりません。<br><br>元々はスルー王国時代に統治していた領土(薄黒いエリアが中心です)に対して、スペイン統治下(現メキシコにスペイン総督府のあった時代)メキシカンを多く兵隊としてフィリピンに連れて来てはミンダナオ征伐に向かったが制圧しきれず、アメリカ統治時代が終了と同時に、フィリピン国家が誕生、しかしスルー王国の中心だった今のホロ島の隣タウイタウイとボルネオ島のサバ州の間の海に国境線が引かれ、事実上寸断されました。<br><br>多くの親族と離れ離れになっただけではなく国境がかってに引かれた事に今のモロ族(主にホロ島に住む)が強固に反発し、嘗てのマルコス政権下の頃にホロ市の大空爆実施、ホロ市を壊滅的に破壊、以後安定基盤の失ったスルー王国は骨抜きになりました。<br><br>それらの一派がゲリラ化いたし、アメリカよりの政府軍とモロ開放戦線との間で長年交戦を交え、一旦激下したが、納得のいかない分派が更に次から次へと卑劣な手段へと転換し始め今日に至っております。その最終分派で目立つのがアブサヤフ一派と見られ、数千島あるといわれるホロ島周辺の島をアジトに潜伏しながらスルー海を挟んで略奪行為を繰り返していると見られている様です。<br><br>要するに日本に置き換えるならば、琉球王国がスルー王国と見れば解りやすいかも知れません。 ボルネオ島(マレシア領)のサバ州は特にフィリピン人が多く暮らしますし、ノーパスポートで勝手に裏出入国をしていますが、マレーシア政府は今でもサバ州の領地はスルー王国から借り受けている形になっており、スルー王国のヒラム二世(現スルー財団理事長)に対し土地代を支払っているそうです。<br><br>今ではすっかり泥の被せあいに見えますが、フィリピン人のクリスチャン(フィリピン人の奥さんや彼女)はこの事実を知らないフィリピン人がともかく多く、モスリムを見れば直ぐに批判いたし、陰口を指す行為はあまり関心はできません。<br>互いの欠点を言い出している状態から転換しなければ何時になってもこの騒動に終止符は打てません。

無題 ( No.7366 )
日時: 2012年04月13日 19:25
名前: Cavite [ 返信 ]
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アイコン当時ミンダナオ島を日本語ページで詳しく紹介したホームページは見当たらなく、長年かけて内地奥深くへと入り込み私はモスリム居住区を調べて歩きました。<br><br>共和国の公的サイトには非常に多くのクリスチャンが住み、モスリムはミンダナオの西部に僅かと紹介しておりますが、この地図を見て如何なものでしょうか? <br><br>当然ミンダナオ島モスリムとクリスチャンですが、宗派を越えて男女ですから恋に落ち当然結婚もされます。 しかし、クリスチャンとモスリムが結婚するには、クリスチャン側が改宗をせねば婚姻は出来ません。 言い換えればフィリピン共和国に限らず、宗派を越えた婚姻がある場合、クリスチャン(仏教徒)は減ってもモスリムは増え続けて行く構図になっております、フィリピン政府が公式見解致す数で収まったままでは、到底あり得ない事となります。<br>従って、共和国内の現状として確実にモスリムは増えつづけていることです。 間違ってもモスリム信者はミンダナオ本島の僅かな地区に住む特定宗派と謂う解釈は成り立ちません。<br>実際に向かった日本人であれば解ったと思いますが、サンボアンガ市内やパガデアン市内、コタバト市内でもモスリムが目だ立たない理由は市中心部に住居を構えず、より郊外へ大勢が住んでいる制です。<br><br>この地図を見て一番疑問に思うのは、コタバト市~パガデアン市間には唯一島内でバスが走っておりません。<br>許可を出さないと謂うよりも、運行会社が名乗り上げられないのではないかと推測します。<br>もちろんその理由は革命税の徴収で悩まされるからではないかと推測します。<br><br>この間は2007年位までは海上輸送が主で200人~300人前後コタバト河川港~パガデアン港間を大型木造船が運行、2008年に調査した時は廃船状態でした。<br><br>その代わり同区間の陸路を1BOXタイフのバンが多いときで2往復約4時間10分~4時間半 約200km区間を運行しておりました。 途中峠が2箇所あり、首都圏を除くフィリピンで本格的な国道トンネルがあるのもこの区間に一箇所だけ確認しております。<br>どうやらミンダナオ開発援助日本のODA予算で建設したと見ております。

無題 ( No.7395 )
日時: 2012年04月20日 08:11
名前: からばさ [ 返信 ]
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地図にタキュロンシティってなってるけど、タコロンシティね。<br>せいぜいタクロンシティ。<br>そこ危ないエリアだから現地に行ったこと無い編集者がローマ字をそのまま訳して間違えただけっすね。<br><br>このタコロンから、ずずーーーっと南下して山の方に入ったところにピンかのが居た。<br>その頃からバスは危ないから乗るなって彼女に言われてたんだけど、1回だけ乗ったことある。<br>だって公共バス好きなんだもんwww。<br><br>こっから北上してカガヤンの隣町のプエルトに最終的な彼女が居ました。<br><br>エスペランサとか地図見ると懐かしい地名がたくさんあって、なんでこんなとこうろちょろしてたのかなぁって思いますwww。

無題 ( No.7396 )
日時: 2012年04月20日 09:31
名前: Cavite [ 返信 ]
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マギンダナオ州CITY OF TACURONG タクロン タガログ読みですとタコロン <br>パラワン州CUYO島 クヨ島 タガログ読みではコヨ島 <br>この様な箇所が数多くありますね、TACURONGの南側に位置いたすKORONADAL=コロナダルと表記しながらも地元ではマルベルとして認識いたし、コロナダルと謂っても解らない人も多いくらいです。 南コタバト州KORONADAL がどう呼んでもマルベルとは読めないのですが、たぶんそれなりに理由があると思うのですが歴史を調べてみないとその謂われを理解する事はできないかも知れません。<br><br>ミンダナオには他に南スリガオ州ビスリグと書いて=地元名マガゴイと謂う場所も存在しています。

無題 ( No.7397 )
日時: 2012年04月20日 15:17
名前: からばさ [ 返信 ]
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私もマルベルは知っていますがコロナダルとは初めて聞く地名ですね。<br>マルベルはタコロンよりちょこっと良さげなINNがあったので良く行きましたよ。<br><br>なぁーーーぜか此処もビサヤ語じゃなくイロカノ語圏だったりして摩訶不思議だったですねwww。

無題 ( No.7402 )
日時: 2012年04月21日 18:56
名前: からばさ [ 返信 ]
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このマライバライとカガヤンデオロの間に広大なパイナップル農園があるんだよね。<br><br>日本でも有名なデルモンテがそう。<br><br>農民の暮らしも楽そうじゃなかったけど、都会のスラム住人達よりは普通な生活してるんだよね。<br><br>あ、もっとも多数のスラム住人達は薬漬け生活だから農民よりハッピーな人生楽しんでるのかねwww。

無題 ( No.7403 )
日時: 2012年04月21日 21:59
名前: Cavite [ 返信 ]
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そうですね、ブキドノン州にデルモンテの農園があり州都マライバライ以北で見かけております。一方南部のバレンシアからキバウエ付近まではサトウキビ畑が広がっておりますが、大規模な精製工場が何処にあるのかは確認しておりません。<br><br>人参・ジャガイモ・キャベツ・大根など、ミンダナオきっての高原野菜産地でしょうか。

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