原発から150キロ圏にある関東地方の市の福祉事務所へ今月18日、生活保護を受給する中国籍の40代の母親から電話があった。<br><br> 「成田空港にいる。祖父が危篤なので帰国する」<br><br> 担当者が自宅を訪ね、高2の長男と中2の次男に事情を聴いたところ、母親は「原発が怖い」と中国へ帰ったことが分かった。2人は児童相談所が介入し、離婚した父方の祖母宅へ身を寄せたという。<br><br> この福祉事務所が全国の福祉事務所の仲間内で調べたところ、生活保護を受給する外国人の帰国は少なくとも東日本の84事務所で64件に上った。<br>中国<br>韓国<br>フィリピン<br>タイ人などで、中国人が最も多かった。<br><br>永住者資格などを取得後に日本人男性と離婚した母子家庭や単身女性がほとんどを占め、子供と帰国した人が多い一方、友人の中国人や日本人へ預けて単身で帰国したり、子供を置き去りにしたケースも少なくないという。<br><br>生活保護法上の受給対象は日本国籍者だが、厚生労働省の見解では「人道的見地から永住者や定住者、日本人の配偶者等の在留資格を持つなど一定要件を満たす者は受給できる」(保護課)といい、平成21年度に世帯主が外国籍で生活保護を受けた人は<br><br>6万952人<br><br>に上った。保護費は全額が税金でまかなわれている。<br><br> 担当者は<br>「永住権というのは永住を前提にしているはずなのに、帰国するのでは永住とは言えない。国は出入国管理などを適正化してほしい」<br>と訴えた。<br><br> 生活保護問題に詳しい森川清弁護士(50)は「法的に問題はないが、子供を置いて逃げるといった行動が反発を招いているのだと思う」と指摘する。<br><br> |
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生活保護受給中としては、ほんとうに残念なことです、そう云う外人さんばかりじゃないと思いますが、、、<br><br>でも生保受給者じゃなくとも今回帰国された比人奥さんは私の周辺にもいらっしゃいます、むしろ帰りたい方は帰れば良いと思っております、この様な時こそ「去る者追わず・残る者拒まず」って気が致しました。<br><br>かつてでしょうか、フィリピンでもテロパニックに陥った時でも、NPAによる暴動が国内のアチコチで激しかった頃でも帰国はしませんでした、しかしフィリピンの田舎や安全な場所への疎開はしましたけれど、こう謂う時こそ知らずして「残される側」はしっかり見ている様に感じます、やはりフィリピン人ですから考える部分はお互いに違ってもこの悲惨な状況から何か空気を感じると思います。<br><br>寄り添う日本人夫や妻がいて、助け合う相手がおられて、その果に離婚して日本人配偶者がいなくなる、それでも永住ビザ取得者で生活保護受給中、日本国はものすごい財政難なのに、これが日本の永住ビザ制度の姿でしょうか、どこか矛盾した制度に感じて仕舞います。<br> |
カラバサさん おはよう御座います。<br><br>なるほど、大陸の人々と島国の人の場合微妙に違うと謂うことでしょうか、そう謂えば日本も終戦前後に沢山の孤児を中国へ残しましたので今回だけを取り出して中国人がどうのこうのとは謂えないですよね。<br> |