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フィリピン人の遺体搬送について ( No.5630 )
日時: 2010年11月26日 11:11
名前: Cavite [ 返信 ]
参照: htttp://philippin.net/
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アイコンフィリピン人が日本でお亡くなりになられた場合二つの移送方法に別れます。<br><br>① 遺体を焼いて火葬にしてから搬送する<br>② 遺体を本国へ搬送する<br><br>①について、<br>(ア)遺体を火葬した場合<br>死亡診断書か死体検案書を取得いたし、管轄の市役所住民課へ向う、外国人登録証・国民健康保険証(所持者のみ)パスポートを持参<br>※ 外国人登録証は一旦穴があけられますが返還せず、フィリピン領事館で死亡証明書の申請時に使うのでその場で返納しない。<br>(イ)死亡診断書か死体検案書を提出と同時に「死亡記載事項証明書」を必ず取得する。死亡記載事項証明書はフィリピン領事館へ提出する為、日本語のままで翻訳の必要はない。<br>(ハ)死体火葬許可証の交付を受け、火葬当日死体火葬終了後、火葬場管理者の裏書によって、埋葬許可証に変更となる。<br>(ニ)フィリピン領事館へ持参する書類 死亡記載事項証明書 埋葬許可証(日本語のままで良い) 死亡者のパスポート 出生証明書 外国人登録証(穴のあいた物でよい)<br>※ 死亡証明書申請時、フィリピン人パスポートは一旦提出するが、穴もあけられない状態で返還される、予約航空会社で本国へ向かう時に骨壷とフィリピン領事館発行の死亡証明書(英文のもの)死亡者のパスポートを持参、領事部への骨壷持参は必要なし、従って封印もなされない<br>(ホ)本国へ戻ったら管轄の市役所へ赴き日本のフィリピン大使館領事部発行の死亡証明書を提出、その後NSOへ時間経て登録される。 従って日本のフィリピン大使館領事部からNSOへは反映されない。<br>(へ)死亡者と共同で土地名義の場合、亡くなった日から一定期間以内に速やかに名義変更が必要である。<br><br>筆問が出ましたので追加します。<br><br>(ト)火葬による東京六本木フィリピン大使館裏の領事部から発行される、DEAT(デートサテフィケート)死亡証明書の領事部申請時費用は発生しません、無料の範囲です。 基本的に領事部開館9:00に申請いたせば、午後の開始時間14:00に受け取りが可能です。また、一般のリニュアルパスポート申請窓口ではない為、混雑等はありません。 申請に当たって予め予約をするとか、電話で尋ねるとかはホボ不可能です。電話に出ることはホボありません。<br>ですから予約のしようがありませんのでぶっつけ本番しかありません。<br><br>※ NSOから発行を受けるDEAT(死亡証明書)は最寄のフィリピン市役所へ届け出て、その後関係部署を通じてNSO本局へ登録される様です、どのくらいの期間でNSOより取得できるかは解りません(不明です)、結婚証明書や出生証明書の様にかなり長い期間かかるのではないでしょうか、急ぐならば申請市役所へ事前に話しLBC経由で本局へあげて貰う様事前交渉が必要かと推測します。

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Re: フィリピン人の遺体搬送について ( No.5631 )
日時: 2010年11月26日 11:36
名前: Cavite [ 返信 ]
参照: htttp://philippin.net/
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アイコン② 遺体を本国へ搬送する<br>先ず二つの方法に別れます、冒頭説明の前にそこそこの大金が日本から出国するだけでも必要となりますので「口先だけ」(周辺フィリピン人の言いなり)で簡単にできる移送方法ではありません。<br><br>(1)生遺体の搬送と(2)エンバーミング(遺体防腐処理)処理済の移送方法に大別されます。<br>〔1〕66万円~350万円 〔2〕77万円~400万円<br>〔1〕と〔2〕の何れも日本からフィリピン国内の乗り継ぎも含む主要空港までの到着費用です。<br>通関検査、フィリピン大使館領事部への本国移送の為の死亡証明書取得費用等、あるいは日本国内から東京成田国際空港までの移送費用も含む料金です。<br><br>最安で生遺体搬送ドライアイス状態での搬送は上記条件下で66万円 腐敗しないエンバーミング処理済みの条件下で77万円でフィリピン主要空港までの搬送費が含みます。<br><br>〔ア〕病院で死亡した場合、連絡を受ける、日本国内の空港から一旦東京へ搬送、遺体を冷蔵庫へ保管、関係種類を受け東京六本木のフィリピン大使館領事部へ死亡証明書申請を行う、手続き費用は7800円、取得後通関会社へ連絡、通関手続きを行い輸出許可を得る<br>〔イ〕輸出許可が降りたら成田空港内の施設へ搬送、出発時間から起算して24時間遺体確認安置が強制的になされる。<br>※ この場合の生遺体搬送者のドライアイスの交換は施設内で行われる。<br>〔ハ〕ドライアイス遺体搬送者の最大ドライアイス挿入量は20kg迄の限定 棺の最大重量も180kg以内(任意)に収めている。範囲を超えた場合超過料金がでる。<br>〔ニ〕ドライアイス死体搬送とエンバーミング遺体搬送とでは約10万円の費用格差がでる、仮にフィリピンでエンバーミングを行えば500ペソ~数千ペソで行える、持たせる日にちの希望を告げれば薬剤投入量を替えるだけなので、然程費用差はない。<br>しかし、発地点(日本物価)での処理が必要不可欠であるのでやむ得ない事情。<br><br>追加<br>〔ホ〕生遺体搬送用棺は通常の木製棺では空輸搭載許可はおりない、鉛と亜鉛でコーテングした棺を用い外装梱包を施した物を使用する、体液や腐敗臭を機内へ出さない為と謂われる。<br>〔ヘ〕エンバーミング処理を施した場合の棺は腐敗する恐れがない為、多少軟弱な棺でも良いが外装梱包は必要不可欠である。<br>〔ト〕遺体搬送と決めた場合、仮に病院で亡くなった場合ならば、搬送業者が引き取りに来るまでにお別れをする事が暗黙の了承となる、一旦引き取られた後は、日本全国の地方空港から東京へ搬送されるか、或いは東海北陸・関東甲信越・東北南部付近であれば東京まで陸送をする、仮にどうしても亡き人にお会いしたいのならば東京の死体安置所までは出向いて貰うしかない、その場合の上京費用や宿泊費用一切は喪主側で負担する他ない。<br>

Re: フィリピン人の遺体搬送について ( No.5632 )
日時: 2010年11月26日 11:54
名前: Cavite [ 返信 ]
参照: htttp://philippin.net/
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アイコン補足:遺体搬送で本国へ送る場合<br><br>例えば、福島~東京へ死体を移送 冷蔵庫でフライト24時間前まで安置、東京~成田国際空港へ移動24時間の強制安置義務(フィリピンへ向う便のみ)、フライト当日、PAL午前便でマニラ国際空港到着、当日フライトは出来ません!!<br><br>翌朝4時40分マニラからダヴァオ国際空港へ向けて再出発、6時過ぎダヴァオ国際空港着、待ち構えた親族への引渡しとなります。<br><br>ドライアイス最大量の20kgで何処まで可能か?<br>業者の談話によれば基本的に当日到着が望ましいそうです。 やはり翌日ともなりますと時折遺体が腐敗いたし匂いが出て一部苦情が寄せられた事例もあるそうです。<br>しかし、費用面に基準を合わせれば文句も言えないのが実情です。<br><br>一般の地方葬儀屋さんですと安く見積もっても100万円は軽く越えるでしょう!! 直接出来ないので盥回しの連発、その都度取次ぎ料金が増す事は避けられません。<br>ましてある程度の知識も知らず行き成り訪れます事情柄、丸投げ等致せば300万円~400万円越えの粋が待ち受けていると想定されます。<br><br>ここで勘違いしてはいけないのは、この工程は日本からフィリピンへ送り届けるだけに過ぎない費用である事は関係者すべて(フィリピン側も日本側も)が理解しないといけません。<br><br>ほんとうに莫大な費用がかかる事を相手フィリピン人家族へ理解を求めるしかありません、仮に保険で賄えるならば保険の範囲内で盛大に執り行いも可能ですが、死亡保険に入る余裕があるのならば、、、って考えますと、先ず持って本国へ送金しても保険なんて入るフィリピン人がどれだけいるでしょうか?<br><br>日本人配偶者自身が自腹で出すが落ちかも知れませんね。<br><br>個人的ですが私は亡くなったフィリピン人の妻の火葬をお手伝いいたし沢山の難しい壁にあたりました、目的はたった一つでした。<br><br>それは我がフィリピン人妻に現状を見せつけ、日本でフィリピン人が亡くなれば現状この様になることを身を持って示しどう当人が感じどう思い、どう親族に伝えるか、言葉じゃなく現状を突きつけたかったのです。<br>これが嫌とか好きの選択レベルではありません、事が起これば財布に聞く以外選択は一切無しと謂う事を伝えた積もりです。<br><br>フィリピン人多くが、フィリピン人の遺体を火葬するなんて許される事じゃない、共和国の誰に聞いても同じでしょう、じゃ~それが通せますか、<br>そのまま遺体の処理を決めず放置したまま可能でしょうか?<br><br>フィリピンは私も暮し見て体験しましたが、でもここはフィリピンじゃない、日本、日本には日本のルールで生きる、もちろんフィリピンではフィリピンのルールで生きるでしょうか 宗派の壁を越えなければ行けない時、現実に体験しました。<br><br>火葬した遺体を遺骨収納室にて割り箸で掴ませ骨壷へ治める時、生前の姿からシャレコーベ化した遺骨をいきなり見せ付けられる、しかし、この姿フィリピンには100%ない もちろん習慣にもない、<br><br>私がフィリピンを歩き無理をして謂えば、ルソン島中部山岳地帯ベンゲット州北部にある洞窟内(サガダ町中心)には死亡した人間を洞窟内へ安置する習慣がある為散乱したシャレコーベがあるくらいです、<br>そこで、大事を取って私はフィリピン人女性は全て遺骨収納室から一旦排除させて頂きました。<br><br>万一、火葬場内でフィリピン人の裏姿して出る、一過性脳虚血発作で次々と倒れ始まったら、火葬場は救急車のオンパレードで大パニックになりかねないと想定したからです、フィリピンで見た私の体験はここで大いに生かしました。<br>おかげさまで誰一人倒れる者もいなく執り行う事が出来ました。<br><br>宗派を乗り越えねばできない事、私達、異教徒と住む過程では必ずあると謂う現実、避けては通れない道でした。

無題 ( No.6976 )
日時: 2012年02月09日 14:39
名前: はいはい [ 返信 ]
輸出許可が降りたら成田空港内の施設へ搬送、出発時間から起算して24時間遺体確認安置が強制的になされる。<br>↓                   ↓<br>今は24時間・・・撤廃されているので午前中預けの当日フライトも可能!!

無題 ( No.6981 )
日時: 2012年02月10日 11:41
名前: Cavite [ 返信 ]
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はいはいさん、情報お寄せ戴きましてありがとう御座います。<br><br>昨年の何月からかまでは不明ですが、2011年の後半くらいから24時間前の成田フィリピン航空施設安置は解消されたのを確認致しました。<br>現在は、防腐処理遺体を問わず生のドライアイス状態でもフライト時間の2時間前までの搬入が可能となったのですね。<br><br>貴重な情報をお寄せ戴きまして大変ありがとう御座いました。

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