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「てっぱん」の町へ(前半)
岡山のTOM 投稿日:2011年01月10日 17:53 No.1580
昨9日(日)、宣言していた通り、『青春18きっぷ』を利用して、あかりの古里である尾道へ行ってきました。<br><br>往復の車中で読んだのは、今月号の『シナリオ』誌。 昨夏の湯布院映画祭の特別試写で観て深く惹き込まれた「パートナーズ」(昨年11月に公開済み)のシナリオが載っているので、久しぶりに購入したのです。 師匠の荒井晴彦氏と本シナリオを共作された井上淳一さんは、同映画祭のシンポジウムで「編集で1時間近くもカットされたため、映画では分りづらくなったり言葉足らずになっている箇所が幾つかあるんです」と説明されました。以来ずっとシナリオを読みたいと願っていたものの、11月発売の本誌にも12月発売の号にも掲載されず・・・・。 ほぼあきらめていたら、何と♪ しかも、もう1本の掲載シナリオは、年末に感想を書き込んだ「最後の忠臣蔵」なのですから、これはもう買うしかありません。 で、ページをめくっていったら、【作家通信】に今井さんが寄稿されているではないですか。 内容はもちろん、「てっぱん」について。 尾道行きの車内で目を通していくのに最適の雑誌でした。<br><br>さて━━。<br>岡山駅から尾道駅までは、普通電車で80分ほど。 9時40分に着いて、まず、駅舎内の観光案内所で、『NHKステラ』の<てっぱん>特別編集版と尾道の『てっぱんマップ』(お好み焼き店の地図と一覧が載ったもの)をゲット。 残念ながら、期待していたロケ地マップはありませんでした。 駅舎内に、「てっぱん」の2種類のポスターが貼られてあります。 また、後で、「てっぱん」のステッカーが後部ボディに貼られてある車を見かけたりもしたのでした。<br><br>駅前にある当地唯一の映画館『シネマ尾道』の前まで行き、チラシを何枚か貰った後、ネットで検索してきたお好み焼きの店や、尾道ラーメンの大人気店『朱華園』のある方へ、海沿いの道を辿ったり、商店街をブラついたりして向かいます。 途中には、『ベッチャーらーめん』という店も! 何でも、モンドセレクションで金賞に輝いたのだとか。 美織ちゃんやお兄ちゃんたちが来店した時の写真が、ドアに飾られています。 今度来た時には、絶対この店へ入るぞ!(笑)<br><br>商店街をしばらく行くと、道が横切っている角の所のガラス張りのスペースで「てっぱん」のパネル展が行なわれているのを発見。 メッセージを書いて貼れるボードも用意されています。 ここの主なのでしょうか、ミケ猫がガラスケースの上で鳴き声をあげていました。<br><br>どちらかに入るつもりの2軒のお好み焼きの店の場所を確認した後、あかりが通っていた高校の吹奏楽部の演奏会のロケが行なわれたという公会堂や、『おのみち映画資料館』の辺りを散策。 が、まだ時間が早すぎるので土産物店を覗いたりしてから、11時開店の、行列で有名な『朱華園』へ足を向けたのでした。 10時25分ぐらいにそばを通った時には、誰も並んでおらず。 40分頃に着くと、入口の前に4~5人の客がいます。 “適当、適当” と心の中で頷いて後ろにつくと、店員が店内へと誘導。 “おっ、中で座って待たせてくれるのか” とにっこりして入ると、三十数人分ある席が既に半分ぐらい埋まっているではないですか! 日曜や祝日などの混む日は、時間を繰り上げて開店しているようです。<br><br>ここへ初めて来たのは、尾道でロケされた大林宣彦監督の「あの、夏の日」の特別先行上映会が当地で行なわれたのを観に訪れた時。 12年ぐらい前になります。 その時は、確か40~50分並びましたし、一昨年の夏に『シネマ尾道』で初めて映画を観た際に来た2度目の時も、同じぐらい待ったものです。 “今回は、開店前に並んで、すっと入るぞ!” と誓っていたものの、危うく返り討ちにあうところでした。 何しろ、それからものの5分ほどで満席になったのですから。 中華そばを注文。 550円也。 一昨年はやきそばを食しましたから、12年ぶりということになります。 当時は、460円だったかな。 15分ちょっとかかり、待望の中華そばが運ばれてきました♪<br><br>             (つづく)

「てっぱん」の町へ(後半) 岡山のTOM 投稿日:2011年01月11日 16:06 No.1581
で、『朱華園』の中華そばですが。<br>昔ながらの醤油ラーメンで、背脂が適量浮かんでいます。 チャーシューは、これまた昔ながらの薄くて脂身のない、ハムのような感じのものが1枚だけ。 肉好き、脂身好きの私には正直物足りませんが、浮かべられた背脂がなかなか美味しく、不満をある程度解消してくれます。 この後すぐ、お好み焼きの店へ寄るため、スープは二口ほど飲んだだけで後は残したのでした。 ぺろりです(笑)。 ただ、12年前最初に食べた時には “また来たい!” と思ったものですが、待ちに待った2度目を食した感想は、“もうこれで十分かな”━━というものでした。 もう1軒、行ってみたい尾道ラーメンの店があるので、次回は『ベッチャーらーめん』とそのお店をハシゴするつもりです。<br><br>食べ終わって、11時10分ぐらいに外へ出ると、行列は40~50人の長さにまで! 過去2回来た時も、これぐらいでした。 私は、今回をもってここは卒業しましたが、1度は食べてみる価値があると思います。 皆さん、機会があれば、どうぞ。 行列が嫌なら、開店前から詰めておいて下さいね。<br><br>お好み焼きは、お目当ての2軒の内、開店時間が30分早く11時半となっている『いわべえ』に決定。 『朱華園』(商店街を外れた場所にあり)から徒歩1分ほどの、商店街の中の店です。 が、まだ暖簾(のれん)が出ていないため、商店街をブラついていたら、また「てっぱん」のパネル展が開催されているスペースがあるではないですか。 休憩もしていけるようになっています。 ここには、NHKの「てっぱん」リーフレットも置かれていたので、嬉しく入手。<br><br>早めに行って並んでおこうと、20分頃に『いわべえ』に戻ると、もう営業中。 先客が、奥の席から5人座っていました。 尾道焼きの特徴は、豚肉の代わりに砂ズリを用い、またイカ天を入れているところにあるようです。 私は、迷ったものの普通のブタ入りを注文(意気地なし! 笑)。 630円也。 ここでも客は次々に入ってきて、鉄板を囲む13席ほどは、間もなく一杯になったのでした。<br><br>どのお好み焼きのメニューにも標準的にセットされているのでしょう、玉子とそばが入れられて焼かれていきます。 鉄板の上にのせたままコテ(正しくはテコでしたっけ?)で食べるのかと思っていたのですが、小さく8つに切られ皿に盛られて、箸と一緒に出されたのでした。 どちらかと言えば、小さめです。 女性客ならちょうど良いぐらいでしょうか。 さっき軽くラーメンを食べてきた私にも。<br> 味は、まあ普通程度の美味しさ。 ベルトを緩めずとも、ぺろりと食べられました。 やはり砂ズリ&イカ天入りにすべきだったかとちらりと思ったものの、どちらもそう好きではないので、後悔するほどではありませんでした。 とにかく、尾道でお好み焼きを食べたのです、それで十分!(笑)<br><br>商店街を戻っていくと、駅が近くなった辺り、来る時には海沿いの道を選んだため通らなかった所に、またまた「てっぱん」の展示が行なわれている所があります。 ギャラリーのようなスペース。 ここには、キャストの皆さんによる【メッセージぼんぼり】も展示されています。 メッセージの書かれた紙を、ぼんぼりの形に丸めたもの。 もちろん自筆の筈。 美織ちゃん、字がきれいですね~。 伸びやかだし。 字は体を表わす(?)。<br><br>ロケ地巡りは出来なかったものの、展示が3箇所もで行なわれており、半分出来たような気分にしてもらえたのでした。 とにかく、「てっぱん」が放送されている間に・・・・、しかも今井さんが脚本を担当されている3週続きの間の日曜日に尾道を訪ねられて、満足、満足。<br><br>「てっぱん」の撮影は、2月下旬頃で終了するのでしょうね。 いまいさんが締め切りに追われるのも、今月一杯か2月の上旬頃までなのでは。 ご多忙状態がひと区切りついたなら、再び尾道を訪ねられてはいかがでしょうか。 そして、私より先に、ベッチャーらーめんを味わって下さい(笑)。<br><br>そういう楽しみを心置きなく味わうためにも、「てっぱん」を狙った通りに・・・・、いや狙い以上に上手くゴールさせなければ。 今が、胸突き八丁なのかもしれませんね。 あかりや初音たちと一緒に、最終回まで駆け抜けて下さい!<br> 

失敗の連続 殿一気!! 投稿日:2011年01月13日 03:52 No.1582
岡山のTOMさん<br>とてもワクワクする尾道レポート読ませていただきました。<br>寒~い奈良でぽかぽか陽気の瀬戸内をイメージし、あったかい尾道をそぞろ歩きした気分でおります。<br>尾道ラーメン、美味しいですよね。大阪に「十六番」という尾道ラーメンのお店があり、たまに立ち寄ります。背油が浮いてて魚介の出汁がこりゃたまらない!って感じですよね。<br>尾道焼も食べてみたい!<br>今日の「てっぱん」、小夜子さんの一言でぐっときました。<br>「人生は失敗したもん勝ちやでェ!」<br>失敗の連続の私にとってこのうえなくありがたいセリフでした。<br>“失敗は勝ちの因”やと思て負けやんと何事にも挑戦してまいります。<br><br>「てっぱん」はどんなドラマティックなゴールを迎えるのでしょうか。目が離せませんね。

失敗したもん勝ち! 岡山のTOM 投稿日:2011年01月13日 08:35 No.1583
「失敗した者勝ち」━━この台詞、今日の放送でも、ひと際ハートに響きました。 何年かして「てっぱん」を思い出す時、“失敗した者勝ちのドラマ”だと心の中でキャプションをつけるかもしれません。 もし誰かにどんなドラマかと訊かれたら、これからは“失敗した者勝ちのドラマ”だと答えるかもしれません。<br><br>失敗がどんな風に成功に転じていくのでしょう?!<br>12月までの前半もあっという間でしたが、これから終盤にかけてますます加速しそうですね。 しっかりと伴走していきますよ~!<br> 

Re: 「てっぱん」の町へ(前半) いまいまさこ 投稿日:2011年01月15日 05:23 No.1587 【Home】
岡山のTOMさん、力作の尾道レポートありがとうございます。<br>ただいまラストスパートで締め切りに追われ「朱華園」を<br>「失楽園」と読んでしまいました。<br><br>郵便も届きました。まだ中を確認できていませんが尾道土産かなと想像。<br><br>殿一気!!さん<br>失敗したもん勝ちは関西人らしい発想かもしれませんね。<br>転んでもタダでは起きんようにとイマセンに教えられました。<br>元を取るのは今井家の家訓(?)です。<br><br>鰹節週の後、次回は18、19週を担当しています。<br>引き続きお楽しみくださいね。



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