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投稿者:wajin128
魏志倭人伝の【裸國 黒齒國】について ?   【又有裸國 黒齒國 復在其東南 船行一年可至】   安本氏は、上の文章を下記のように訳しています。 --------------------- また、裸国 ( はだかの人の国 ) ・黒歯国 ( お歯黒の人の国 ) があり、またその東南に在る。 船行一年でいたることが可 ( 能 )であろう。 --------------------- それでは【投馬國】とは、馬を投げる人の国という事になるのでしょうか ? 安本氏の魏志倭人伝についての知識は、この程度の幼稚なもののようです。 【裸國】【黒齒國】は、万葉仮名 (借字) 風に記されたもので、使用されている漢字 (文字) に特に意味はありません。   【裸】は大韓民国では【ra ( ら )】そして【黒齒】は【 heuk chi (かわち)】と発音します。 おそらく 裸國 とは【奈良】そして 黒齒國 とは【河内】を指すと考えられます。 山口県には【倭種】の人々が、そして四国には【侏儒 (背の低い人)】が住むと記載されていますが【裸國 黒齒國】に住む人々の種族名は記載されていません。   したがって【裸國 黒齒國】の住人は【倭 (邪馬壹) 人 】が住んでいたと思われます。 おそらく【邪馬壹】の直轄領だったと思われます。 ---------------- 女王國東渡海千餘里 復有國 皆倭種 又有侏儒國在其南 人長三四尺 去女王四千餘里 又有裸國 黒齒國復在其東南 船行一年可至 ---------------- ご覧のように【皆倭種】【侏儒國】の文章には【至】の文字が有りませんが【裸國 黒齒國】の文章には【船行一年可至】と【 至 】の文字が見えます。 おそらく郡使は【裸國 黒齒國】には赴いたものと思われます。  
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