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投稿者:雪谷旅人
7月20日(金) 快晴 今日はビシュケクから南部のオシュへ移動。朝7:30,ビシュケクのオシュバザールから乗合タクシーに乗る。値段交渉の結果,1,300Som。母親と子供2人の家族と同乗。途中,Jalay-Abadで別の乗合タクシーに乗せられ,追加料金150Somを払えという。訳分からん。オシュ着は20:30。炎天下,600km, 13時間の長旅だ。当然,冷房はない。 このルートはとても景色がよいと小山矩子の本に書いてあった。難ルートの天山山脈越えは高山の絶景。標高3200mの峠のトンネルを抜けると,広大な草原が一気に現れた。数えきれないくらいのユルト(遊牧民のテント)と馬。これぞキルギスの風景だ。さらにいくつかの厳しい山越えがあった。Tokutgul Lakeはコバルトブルーのきれいな湖。残念なことに,おんぼろベンツのドライバーはビューポイントで停まろうとしない。途中停車していたら,13時間で済まないだろう。 オシュはキルギス第二の都市。驚くべきことに,首都ビシュケクとの間に地上の公共交通機関は一切ない。タクシーのみだ。オシュはシルクロードの要所だが,多分天山山脈に阻まれて北部のビシュケクとの間の交易はなかったのだろう。むしろ中国のカシュガルやウズベキスタンのタシュケントとの間に交流があったと考えられる。 今日の午後から「馬とヤクのレースと民族音楽」というお祭りツアーに参加する。標高3,500mの,レーニン峰を望むベースキャンプだ。ユルトに2泊。当然,WiFiは使えないので,次回レポートは23日以降になる。 http://visitalay.com/tour/horse-yak-games-festival-lenin-peak-base-camp/
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