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投稿者:リック・デッカード
[YouTube:WYhEZn3S1IA:R] ブレードランナー (米国) 1982 全米興行収入ランキング 22位 監督 リドリー・スコット 脚本 ハンプトン・ファンチャー デヴィッド・ピープルズ 主演 ハリソン・フォード 音楽 ヴァンゲリス 原作 フィリップ・K・ディック 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』 1982年に公開された、リドリー・スコット監督作品『ブレードランナー』は、当初の興行成績こそふるわなかったものの、時間をかけて支持が広がっていき、やがて80年代を代表するカルトムービーとして高い評価を得るにいたった。それまでのSF映画には決してなかった斬新な未来像が、その後の映画やアニメなどに与えた影響は計り知れない。 登場人物 リック・デッカード 警察の専任捜査官(ブレードランナー) ハリー・ブライアント ロサンゼルス市警幹部。ブレードランナーの統括者で、デッカードを半強制的に復職させる。 ガフ ロサンゼルス市警の警官。杖に蝶ネクタイとシルクハットがトレードマーク。折り紙を折る手癖がある。 デイヴ・ホールデン 警察の専任捜査官(ブレードランナー) エルドン・タイレル博士 タイレル社社長 レイチェル  エルドン・タイレル博士の秘書(ネクサス6型最新モデル) J・F・セバスチャン タイレル社の遺伝子工学技師。早老症に侵されており、実年齢に反した外見をしている。 ハンニバル・チュウ 遺伝子工学者。タイレル社に雇われ、レプリカントの眼球を製作している。 ロイ・バティ ネクサス6型レプリカント 戦闘用モデル(モデル番号:N6MAA10816)レプリカントのリーダー リオン・コワルスキー ネクサス6型レプリカント 戦闘用モデル(モデル番号:N6MAC41717) ブレードランナーのデイヴ・ホールデンを射殺。 ゾーラ・サロメ ネクサス6型レプリカント(モデル番号:N6FAB61216) ダンサーとして潜伏。 プリシラ・"プリス"・ストラットン ネクサス6型レプリカント 標準型娯楽モデル(モデル番号:N6FAB21416) 【起】 2019年。環境汚染のため昼間でも厚い雲に覆われ、夜と変わらぬネオンが瞬き冷たい雨が降り続けるロサンゼルス。裕福な人々は新天地を求めて宇宙へ移住し、残されたのは下層階級の市民のみ。ロス全体がスラムと化していた。レプリカント専門の捜査官ブレードランナーのデッカードは、開拓中の惑星から脱走してスペース・シャトルを奪い乗組員を皆殺しにして地球へ帰還した4体のレプリカントを捜索・処分するよう命令を受ける。脱走したレプリカントはネクサス6型という最新の機種で、人間と見分けることは熟練した捜査官でも困難だという。ネクサス6型を開発・製造したタイレル社のタイレル博士を訪ねたデッカードは、秘書のレイチェルと出会い心惹かれるが、レイチェルもまたレプリカントだった。レプリカントは製造されて数年経つと感情が発生する。そのため予防策として4年の寿命しか与えられていなかった。 【承】 脱走したレプリカントは男2体、女2体。そのうちのリーダー格のロイ・バティは自分たちの寿命を知るためにタイレルの研究所に侵入するが、その情報はタイレル博士しかわからず、博士は厳重な警備に守られたタイレル社の最上階にいるため近づけない。そのため女レプリカントのプリスを同社の技師セバスチャンに接近させる。デッカードはもう1体の女レプリカントのゾーラがバーのダンサーに化けていることをつきとめ、逃走するゾーラを追いかけ処刑する。その直後、もう1体の男のレプリカントのリオンに襲われ殺されそうになるが、レイチェルに助けられる。レイチェルは人間の記憶を移植され自分がレプリカントであることを知らされていなかったが、デッカードと出会ったことにより疑いを持つようになり、タイレル社から逃げ出して追われる身となっていた。デッカードはレイチェルを自分のアパートにかくまい愛し合う。 【転】 バティはセバスチャンを脅してタイレル博士の部屋に案内させ自分たちの寿命を延ばすよう要求するが、不可能だと言われて博士を惨殺しセバスチャンも殺害する。知らせを受けてセバスチャンのアパートに到着したデッカードはプリスを発見し処刑するが、そこへバティが帰ってくる。激しい死闘をくり広げるデッカードとバティ。戦いのさなか、バティは自分の寿命が尽きようとしているのを悟った。デッカードは追い詰められ、足を滑らせて屋根の端から宙吊りになってしまう。降りしきる雨の中、指は骨折し目の前にはバティが迫っている。こらえきれずに手を放したその瞬間― バティはデッカードの手をつかみ、屋根の上に引っ張り上げた。そしてバティは坐りこみ、頭を垂れ、やがて目を閉じた。永遠に。 【結】 事件が解決して自分のアパートに戻ったデッカードは、タイレル社の捜査員がレイチェルを捜しに来たが寿命が短いために見逃して帰って行ったことを知る。デッカードはレイチェルを連れてアパートを出る。 (劇場公開版ではこの後明るい陽射しの風景の中、車を走らせるデッカードとレイチェルのシーンがあり、デッカードの「タイレル社の連中は知らない。レイチェルが他のレプリカントのように寿命が短くないということを」というモノローグが入る) The End ファイナル カット版 デジタル・リマスタリングにより全体の画質を向上。 所謂「幻の高画質の特撮シーン」が使用され、VFXシーンがより高精度で鮮明な映像になった。 画面を緑がかった色調に変更。 ブライアントの反逆レプリカントの数に関する台詞で、死亡した人数を2名に変更。 逃走するゾーラがショーウィンドウを突き破るシーンで、スタントを起用していた部分を、同役のジョアンナ・キャシディを再起用して部分新撮し、デジタル合成して極力違和感を修正した。 ワークプリント版のバーでホッケーマスクを着けて踊る女達のシーンや、インターナショナル版の暴力シーンが復活。 終盤の鳩が飛び去るシーンの風景が、青空から高層ビルに覆われた暗い空へと全面にわたってCGで修整され、違和感がなくなった。
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