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投稿者:清盛 (からchikoさんへ)
こんにちは ▼いつの時代も食のブームはあるもので、江戸時代の後期には「薬喰(くすりぐ)い」と称して獣肉料理がひそかなブームを呼んだ。主に食されたイノシシの肉は牡丹 (ぼたん)、シカの肉は紅葉(もみじ)と言い換えられ、牡丹鍋や紅葉鍋で楽しまれた。 ▼病人の体力回復を図るための薬喰いだが、獣店(けものだな)と呼ばれる肉の販売店は急激に増え、天保年間の江戸には1町に1軒という繁盛ぶりをみせた。 「暮らしの日本史99の謎」(桑原茂夫著)の中にあるエピソードだ。隠語を使い、薬効と称して鍋に舌鼓を打っていたのだろうか。 画像のタイトル 百名山ー12
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