投稿者:フイズ
2016年10月に行われた、手賀沼エコマラソンに参加し、その際に公募されたメルボルンマラソン2017への派遣に応募し、今回派遣させていただきましたので、ここに報告します。
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今回の派遣は、メルボルンマラソンの権威あるスパルタンズクラブと手賀沼マラソンとの文化交流事業の一環で立ち上げられ、厳正なる応募/選考の結果派遣していただいた。
10月13日、私を含む3名の選手とコーディネイターの方と4名で現地へ。
10月14日、朝9:30現地入り。(時差+2時間)、受付を済ませ、スペシャルボトル2本を預ける。
現地では、スパルタンズ理事であるジェイさん宅にホームステイさせていただき、アテンドしていただく。
レース前日はオーストラリア、アボリジニの歴史、文化に始まり、話は今日のテロや地球、人としての生き方にまで及び、明日がフルマラソンの大会である事を忘れそうに。
レースの方は、、。
白井梨マラソンから悪い風邪が治らず、気管支炎気味のまま現地入り。
正直なところ、4月からずっと積み上げてきたのに、調整失敗と思う歯痒さもあり。
この時ジェイさんからは、走るのに1番大切なことはタイムではなくて、人生における生活の中でのバランスだとアドバイスをもらった。
その言葉により心の重さが取り払われ、気持ちを切り替えることが出来た。
<レース当日>
起床3:45、会場5:30着
レース前にトイレ➡︎6:20に並んだら、なんと30分待ちの6:50分にトイレを出て、スタート10分前。
スタート地点まで1kmくらい➡︎
トイレからスタート地点までぶっ飛ばす(この日のレースで1番速いのはここ笑)
着いたと思ったらもうスタート(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
ロス、18秒。
咳止めは飲んだけど、どのくらいで行けるか探るため、サブスリーペーサーを探して着く。
最初の5キロはロスを取り戻すため、
4'07"ペースで。
咳が出ない感じを落ち着いて探る一方、
海沿いの景色を楽しむ。
サブスリーペーサーに着いたまま20km前後まで来ると、身体も慣れ、このペースなら最後まで持ちそうだと判断。
この後どうする?➡︎冒険or安全?
判断のためにレース中に3'53"まで上げてみて調子を見る➡︎行けるかも?
後半は冒険カードを選び、サブスリー集団に別れを告げ、ペースを4'05"前後に切り替える。
30km地点、いつもキツくなってくるところ、が、キツくならない。
調整コケたとはいえ、半年積み重ねてきたものは、嘘をつかない。
沢山のボランティア、今回の派遣に携わった方々、練習仲間の顔が浮かんでくる。
35km地点、ハーフマラソンと合流する所で、ハーフのランナーをジグザグ縫って走るのに力を使ったり、地面に放置されているスペシャルボトルを探すのに止まってペースが4'12"まで落ちる。
でも心は無心、リズムを刻みながら走るのを楽しむ。
40km地点、残り2195mのレースなら4'00"で行く余力があると判断し、切替えスパートし、ゴール!!
ロス18"
20'34"
21'06"
20'51"
21'01"
前半ハーフ、
1時間27分50秒(4'09"7/km)
20'16"
20'33"
20'34"
20'59"
8'45"
後半ハーフ、
1時間26分54秒(4'07"1/km)
2時間54分44秒(4'08"/km)(ネット)
2時間55分02秒(グロス)
女子総合10位、年代1位
走りきり、まずホッとした。
そして、次に悔しさがこみ上げた。
(賞金もらえないからではなくて、)
まだ走りに納得できていない所も多く、今後への良い課題ができた。
コース自体は走りやすくフラット。
ペーサーもしっかりあるのでかなり良かった。
また来年も行きたい★
第40回という歴史ある大会を走る機会を与えていただいた関係者の方々に心からのお礼と、
選考に選ばれる走力にまで、押し上げて下さったウィングメンバーに、
心より感謝したい。